傾聴記
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「傾聴記」 (2ページ目)

福祉の現場の声に耳を傾ける編集委員コラム。

2018 11/15 11:10
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支援は枠を超えて 小児科なくても医ケア児を受け入れ 福岡・久山療育園でシンポ 訪看ステーションがガイド本

シンポジウムに登壇した(左から)今嶋達郎さん、山下郁代さん、中野智見さん=6日、久山療育園

 重い障害があっても自宅で暮らす人が増えるなか、病院や訪問看護ステーションが本来の役割の「枠」を超え、こうした家族の支援に乗り出すケースが増えている。福岡県久山町の重症心身障害児者施設(重心施設)「久山療育園重症児者医療療育センター」でシンポジウムがあり、具体例が披露された。

2018 11/8 13:13
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介護職員の満足度上げたい ICTで支え手不足解消を 最新事例 宮崎の山田さんが紹介

講演した山田一久さん=10月31日、福岡市

 超高齢社会で深刻化する介護や医療などの「支え手」不足を情報通信技術(ICT)によって解消を図る試みが九州でも広がる。運営する特別養護老人ホームや保育園などで先進的なシステムを導入している宮崎県都城市の社会福祉法人「スマイリング・パーク」理事長の山田一久さん(48)がこのほど、福岡市で講演。

2018 11/1 13:23
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暮らしの選択肢を増やしたい 重い障害者も グループホームで安心を 他職種連携など先進例を紹介 福岡市で研修会

研修会で講演した北村さん=10月25日、福岡市

 重い障害があり、医療的なケア(医ケア)が必要な子どもを自宅で介護している親たちにとって、わが子の将来の暮らしの場をどう確保するかが一番の悩みだろう。こうした障害者が家庭に近い環境で共同生活を送るグループホーム(GH)のあり方を考える研修会(福岡チャレンジドネットワーク、福岡市障がい者生活支援事業所連絡会主催)がこのほど、福岡市であった。

2018 10/25 11:19
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目の動きでパソコン操作 普及広がる 難病の小4、図工や音楽の学習も

両親に見守られ、視線入力で画面上の風船を割るゲームを体験する原琴葉留さん(手前)

 重い障害のある人が、意思疎通の手段として自らの目の動きでパソコンを操作する「視線入力装置」の普及が広がりつつある。関連機器が比較的安価で入手できるようになり、手足を動かすことが難しい子どもの学習やリハビリでも活用されている。

2018 10/11 14:07
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「手話カフェ」で働き変わった価値観 28歳の店長 ろう者と聴者の“懸け橋”目差す

笑顔がモットーという「手話カフェ nico-福岡」店長の本野有華さん(左)とスタッフの宮崎柚希さん(右)

 ご注文は指さしでお願いします-。耳が聞こえない人と聞こえる人がともに働くカフェレストランが、福岡市博多区千代2丁目にある。

2018 10/4 10:15
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「使い勝手悪い」障害者向けICカード 利用者悩ます“欠点”とは 福岡市

福岡市が重い障害者向けに交付する「交通用福祉ICカード」(上)と地下鉄無料パスの「福祉乗車証」

 福岡市が昨夏から重い障害者向けに交付を始めた「交通用福祉ICカード」。従来は無料で市営地下鉄を利用できた「福祉乗車証」の発行を取りやめ、切り替えを進めている移動支援策の一つだが、「気持ちがへこんでいます…」。

2018 9/27 11:34
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受け入れ8年 福岡・朝倉の老健施設の試み 外国人介護 共存するために

利用者の女性に声を掛けるダイゼルさん(中央)。介護福祉士を目指す=19日、福岡県朝倉市の介護老人保健施設「ラ・パス」

 外国人の受け入れなしには人手不足を解消できないとされる介護業界。政府もアジアからの担い手の確保拡大を目指すなか、福岡県朝倉市の介護老人保健施設「ラ・パス」では、経済連携協定(EPA)を通じ、フィリピンから介護人材を受け入れて8年になる。

2018 9/20 11:47
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在宅で看取る医師が問う 生と死、人の絆 命の「豊かな仕舞い方」とは

監督の溝渕雅幸さん

 まちの中心部を、四万十(しまんと)川が緩やかに流れる高知県四万十市。流域に暮らす人々は、死を迎えるその日まで食べ、話をし、痛みもなく、苦しまず、なじみの人たちの中での最期を「いい仕舞(しま)い」と呼ぶという。

2018 9/6 13:16
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就労体験、高1がサポート 特別支援学級の中学生と学ぶ 企業側の先入観変える狙いも

犬に餌やりをする氏福杏平さん(前列左)。高原大地さん(後列右から2人目)ら高校生が見守った=8月7日、福岡市の東部動物愛護管理センター

 福岡工業大付属城東高(福岡市東区)の1年生たちが、特別支援学級に在籍する中学生の就労体験のサポート役として“奮闘”している。授業に招いて将来の夢を聞いたり、夏休み中に仕事を体験する場に付き添ったり…。

2018 8/22 11:42
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「お父さん、お父さん」重傷の息子を前に号泣 相模原殺傷事件 実名取材に応じる被害者の父の思い

講演する尾野剛志さん=7月28日、福岡市東区のなみきホール

 声がかすれるたびマイクに向き直り、力を込めた。2016年7月、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人らが殺傷された事件で息子が重傷を負い、2年間、実名で思いを訴え続けている尾野剛志(たかし)さん(74)。

2018 8/16 11:40
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障害のあるわが子のため…就労施設を開設 一人の父親の挑戦

「すいーつ工房ManaMana」のスタッフや利用者。溝口裕之さん(左端)は「おもてなしの心がモットーです」

 障害のあるわが子の将来を見越し、就労施設や作業所運営を自らが手掛ける親たちもいる。福岡県那珂川町の「すいーつ工房ManaMana」もその一つ。

2018 5/10 11:31
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社会へ巣立つ前に「大学校」へ 発達障害などの若者に向け試み 高卒後の4年制 基礎・自立訓練+専門・就労支援

五灯館大学校の第1回入学式には、新入生3人が出席し、歓迎を受けた=4月23日、福岡市・天神

 高校を卒業し、発達障害などがある人に対し、日常生活を営むために必要な訓練をする自立訓練事業(2年間)と、就職するための就労移行支援事業(同)の障害者総合支援法に基づくサービスを、計4年間の「修学年限」がある“大学”と見立て、切れ目なく提供する試みが広がりつつある。4月、福岡市・天神にも新たに「五灯館大学校」がオープンした。

2018 4/5 14:38
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介護の苦痛、ITで変えた男性 物理学者から転身 生活リズムを即データ化 おむつ着ける人25%減の結果も

「ただ電子化するだけではない」新しい介護記録システムを開発した吉岡由宇さん。名札の横にある2次元コードに端末をかざすと、その人専用のページに入り、記録できる。その情報はすべてパソコンに蓄積、表示もできる

 「苦痛」をわくわくに-。結婚を機に3年前、特別養護老人ホームの仕事に転身した物理学者が、情報技術(IT)の力で介護を変えようとしている。

2018 3/22 11:14
2018 3/15 11:05
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「誰もが乗りやすいバス」とは 心の段差なくせ 大分でフォーラム

低床バスは増えつつあるものの、スロープの種類や形状もさまざま。バス停によってはスペースがなく使えない場合もある (自立支援センターおおいた提供)

 バスや電車の採算が伴わないとして事業者が路線や便数を減らす傾向が強まり、地域の「足」が細りゆくなか、「障害者・高齢者誰もが利用できるバスを考えるフォーラム」が2月末、大分県別府市で開かれた。車いす利用者や支援団体、バス事業者、行政関係者らが登壇し、弱者にも優しいバスのあり方について意見を交わした。

2018 3/8 11:11
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一人一人の「伸びる力」支えよう 熊本で多職種セミナー 障害や難病の子どもに「暮らしの選択肢」を

障害や難病のある子どもたちの「伸びる力を信じる」と題し、開催された「小児在宅多職種連携セミナー」=2月25日、熊本市の熊本保健科学大

 重い障害や難病のためたとえ寝たきりであっても、子どもたち一人一人には「伸びる力」がある。毎日の食事や学び、遊びの場などで一工夫すれば、より笑顔になれる-。

2018 2/22 14:15
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訪問支援員 保育所や学校で「なじむこつ」指導 障害児に集団生活を 体制づくり 福岡市は道半ば

笑顔を見せる財津環ちゃん。保育所で訪問支援を受けて集団生活になじむなど、成長を続けている

 療育施設のスタッフが保育所や幼稚園、学校に出向き、知的に遅れがある子どもなどに直接、集団生活を送るための訓練や、職員に対する支援指導を行う「保育所等訪問支援」。児童福祉法に基づき、障害児も地域の子どもと一緒に遊び、学ぶ機会を促す一助となる制度の一つだが、福岡市では利用が進んでいない。

2018 2/8 11:23
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「適正外」の偏見なくし 全員を正規雇用 警備員、4割以上が障害者 福岡市の警備会社

片側通行の道路で、通行中の路線バスなどを誘導する男性(手前)。精神障害があり、昨年8月から働く。奥は警備会社代表取締役の岩崎龍太郎さん=1日、福岡市東区

 長らく障害がある人には難しいとされてきた警備業で、その雇用が4割を超える株式会社がある。警備会社「ATUホールディングス」(福岡市博多区)は37人の正社員中、16人が障害者だ。

2018 2/1 11:26
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「毒は僕の武器」 自虐ネタで快走 熊本の寝たきり芸人 あそどっぐさん

自虐ネタを「とにかく笑ってほしい」とあそどっぐさん。昨年発売した写真集「あそどっぐの寝た集」を抱えて=1月25日、熊本県合志市の自宅

 ●笑ってくれた先に社会が良くなれば僕は丸もうけ 難病のため、顔と左手の親指しか動かせない自称“世界初”の寝たきり芸人、あそどっぐ=本名は阿曽太一さん(39)、熊本県合志市。重い障害を逆手に、自虐的なネタをライブやインターネットの番組で披露、話題を集める。

2018 1/25 13:33
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男親だからこそ できることを 知的障害ある子へ理解を 仕事上の人脈や経験を生かし

「福岡おやじたい」発足4年 啓発イベントであいさつに立った「福岡おやじたい」のメンバーたち。マイクを握る理事長の吉田正弘さんと、息子の陸人さん(左から2人目)

 ●「福岡おやじたい」発足4年 一見して障害とは分かりにくい自閉症や知的障害のある子どもたち。彼らへの理解を深めてもらおうと、父親ら男性だけで活動するグループがある。

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