傾聴記
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「傾聴記」 (3ページ目)

福祉の現場の声に耳を傾ける編集委員コラム。

2018 1/18 10:57
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在宅支援へ、連携の道探る 6拠点病院が 医ケア必要な子と家族のため 福岡でシンポ

病気や障害のある子どものための連携策などを話し合った「小児在宅医療シンポジウム」=14日、九大医学部百年講堂大ホール

 ●福祉や教育と 利用者目線で 新生児集中治療室(NICU)などを退院し、人工呼吸器を着けるなど重度の医療的なケア(医ケア)が必要な在宅の子どもや家族を支えるため、医療機関が担うべき役割とは-。福岡県は、九州大学病院など六つの拠点病院を中心に、子どもの在宅医療の担い手拡充や福祉、教育との連携体制づくりに取り組む。

2017 11/23 11:39
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自宅での生活 どう支える 医療的ケア必要な子と家族 九州・沖縄の保育士らが研修会

 ●社会資源や制度 道半ばだが たんの吸引や管を使った栄養注入(経管栄養)など医療的なケア(医ケア)が必要な乳幼児が病院から自宅に帰る際、家族も含めてどう支えるか-。日本医療保育学会九州・沖縄ブロックの研修会が19日、福岡市内であり、小児医療に携わる保育士や看護師、理学療法士ら約50人が意見交換した。

2017 11/16 11:56
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私もショコラティエになれた 不登校など 若者の就労を後押し 熊本のNPO法人がチョコ店 「自信をつけて」

仮オープンを乾杯で祝うスタッフたち。右は森野瞬店長、左は島津智之理事長=3日午前、熊本市中央区の久遠チョコレート熊本店

 不登校を経験するなどした若者を雇い、社会参加を後押しするチョコレート専門店が今月、熊本市中央区にオープンした。主に重い障害児を支援している認定NPO法人「NEXTEP」(ネクステップ、熊本県合志市)が、全国の福祉事業所と連携して障害者を雇用しチョコレートを製造・販売している「久遠(くおん)チョコレート」(本店・愛知県豊橋市、国内27拠点)とフランチャイズ契約を結び、運営している。

2017 11/9 11:46
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友よ、オーロラを見に行こう 難病男性の夢 支える仲間たち 来年2月に計画 寄付金募る

オーロラ旅行の「予行」として6月、飛行機で大阪に行った平畑貴志さん(前列中央)と仲間たち。後列左は母の美枝子さん。後列右が森山淳子さん (「ニコちゃんの会」提供)

 ●「自分らしく生きたい」に共鳴 進行性難病の友の夢は、オーロラを見に行くこと。日に日に体が衰えていく彼の願いを今こそかなえよう-。

2017 11/2 11:55
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「聞こえない世界」 知ってほしい 久留米市の瀧本さん漫画本出版

自らの半生を漫画で描いている瀧本大介さん

 ほのぼのとした絵柄で、「聞こえない世界」を生きる素直な気持ちを明るく描いた。聴覚障害のある福岡県久留米市の会社員、瀧本大介さん(37)=ペンネーム・平本龍之介=が、自らの半生を漫画にした著書「ひらもとの人生道」を出版した。

2017 10/19 13:11
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超短時間雇用で職場の「戦力」に 障害ある人の新しい働き方 東大・近藤准教授が提唱

東大の先端研で新しい働き方のモデル「超短時間雇用」を提唱している近藤准教授。9月に福岡市内で講演した

 ●「切り出し」「15分間」形態さまざま 精神障害や一部の発達障害のある人は、働く能力があっても長時間の勤務が難しい特性がある。彼らを同じ職場で働く「戦力」として企業が迎える新しい働き方を、東京大先端科学技術研究センター(先端研)の近藤武夫准教授(41)が提唱している。

2017 10/12 16:59
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難病患者が考える災害の備え 非常時「自分の身は自分で守る」心構えも 弱者への配慮は不十分

 難病患者や障害者ら災害弱者への支援を考える上で、当事者の意見は貴重だ。本紙生活面で「わたし、ときどき患者」を連載中の池崎悠さん(25)=熊本市=が今月、熊本地震の被災体験を福岡市内で講演した。

2017 9/21 11:17
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誤嚥性肺炎などを予防 のみ込む力つける 重症児にも口腔ケアを 毎日5分のマッサージから

シミュレーターを使って重症児の口腔ケアを演習するセミナーの参加者たち。講演した落合院長(中央)らが見守った

 口の中や周りを清潔に保つ口腔(こうくう)ケアは、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、口の機能の発達や体の健康維持にもつながる。ただ障害がある人は口の中を触られるのを嫌がることも多く、十分なケアができにくい側面もある。

2017 9/7 11:17
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見えにくい障害、どう寄り添う?「わがまま」誤解も 避難所での支援課題 自閉症スペクトラム

約700人が参加した「自閉スペクトラム症の人々と自然災害-支援のあり方を考える-」シンポジウム=2日、福岡市

 熊本地震や九州豪雨など大きな災害が後を絶たない中、より困難さを強いられる災害弱者がいる。外見からは分かりにくい発達障害のある人々だ。

2017 8/31 11:22
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ばぁちゃん「はじめまして」 認知症の祖母に送るラブソング 福岡のバンド「ミサンガ」

池園ヤスヱさん(右から3人目)の手を握る「ミサンガ」リーダーで孫の高尾和行さん(右から2人目)。左から佐藤裕亮さん、池園徹さん、妻智子さん、右端は高島直也さん

 僕の顔も分からなくなったばあちゃん。つらい気持ちをのみ込み、手紙代わりに曲にしたら、前向きな応援歌が生まれた-。

2017 8/24 11:48
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親亡き後を託せる地域に 障害ある子の将来は 大分県、別府市 官民そろって模索

障害者や家族、支援者らが「親亡き後」について、切実な声を訴えたフォーラム=昨年11月、大分県別府市、主催団体提供

 ●2年かけて解決策/相談窓口も わが子を残して死ねるのか-。障害がある子どもと暮らす保護者の一番の不安は、自分たちが亡くなった後に誰が見守るのかという「親亡き後」の問題だ。

2017 8/17 14:23
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障害ある子の潜在力伸ばす iPadなどを活用、自立の道へ 福岡の支援学校教諭 福島勇さん 講習続けて20年、広がる可能性

ジョークを交えながらiPadの使い方を話す福島さん。ICTの活用方法や講習会の動画を、インターネットの「YouTube」のサイト=「174iamsam」で検索=で公開中

 ICT(情報通信技術)を生かし、肢体の不自由な子どもの自立や社会参加を促すヒントを20年以上、教職員や保護者らに伝え続ける先生がいる。福岡市立今津特別支援学校の福島勇教諭(56)だ。

2017 7/6 14:23
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障害者施設で社員研修 できることを伸ばす - 人材育成の原点 「ふくしごと」の提唱

「工房まる」で障害者と接して研修するJR九州の社員たち

 ●人間は多様だから、接し方もそれぞれ 面白い社員研修を見た。障害者施設を視察して障害者と接することで、多様性を学び、新しい価値観を持った人材を育てる。

2017 6/15 12:12
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全国ろうあ者大会 差別的対応は日常の中に 情報が伝わらない疎外感 「不自由ない環境を」…願いは重く

「条例」という手話を示す福岡県聴覚障害者協会理事長の大沢五恵さん

 自分が「少数派」になる不安と疎外感が身に染みた。周りの人たちが話していることがまったく理解できないし、話し掛けても質問を理解してもらえない。

2017 2/23 13:20
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高齢者「75歳以上」は妥当? 社会保障の見直し懸念 多様な働き方実現を

定年がない職場で介護士として働く74歳の久富マサ子さん(左)

 慣例的に65歳以上とされている高齢者の定義を、75歳以上に引き上げてはどうか-。日本老年学会などが先月行った提言は、元気な高齢者に社会の支え手になってもらわなければ、超高齢社会を乗り切れないという考えが根底にある。

2016 11/17 20:05
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RUN伴(ランとも) 認知症の人と行く 列島縦断リレー 地域で支える土壌が耕された

認知症の人や介護職、地域の人たちが歩いたRUN伴=福岡市城南区

 認知症であっても、なくても安心して暮らせるまちづくりを-。そんな願いが詰まったたすきが今、九州を駆け抜けている。

2016 11/10 20:04
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認知症への理解が後押し 認知症徘徊事故訴訟の遺族 高井隆一さん(66)

最高裁判決や介護生活を振り返る高井隆一さん

 91歳だった認知症の父親がJR東海の電車にはねられ、JR側から損害賠償を請求された長男の高井隆一さん(66)=愛知県大府市。「家族に賠償責任はない」とした最高裁判決(3月)を「認知症の介護者に温かい判決を出しやすい素地ができた」と受け止め、判決を役立ててほしいと自らの体験を語り、介護家族にエールを送る。

2016 10/20 20:04
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男性介護者 本音のつどい 全国ネット交流会 悩み深いから共感 苦労を分かち気持ちリセット

交流会で介護に関わる近況を報告する男性介護者たち=15日、福岡市

 「夜寝るとき、おむつの横漏れがひどくて毎朝の世話が苦痛でした。それが専用パッドで解消された。

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