俵万智の一首一会
連載

「俵万智の一首一会」

宮崎市在住の歌人・俵万智さんが、心に残る一首と、出会った作者との思い出をつづる連載(隔月掲載)をお届けします。

2021 8/12 17:30
文化

【俵万智の一首一会】戻れない時への柔らかな慈愛

俵万智の一首一会

 清水あかねさんとの出会いは、三十数年前。お茶の水女子大学の教授が、学生たちに短歌の話をしてほしいと声をかけてくれた。

2021 6/4 17:32
文化

【俵万智の一首一会】薄れゆく視界 凛と受け止め

俵万智の一首一会

 短歌を作りはじめたころ『処女歌集の風景』というアンソロジーを手にしたのが、歌人苅谷君代との出会いだった。彼女の第一歌集『雲は未来の形して』が紹介されていた。

2021 4/5 17:30
文化

【俵万智の一首一会】がんサバイバー26人 命を見つめ

俵万智の一首一会

 掲出歌が、そのまま歌集のタイトルになっている。収録されている短歌の作者は、二十六人のがんサバイバーだ。

2021 2/5 17:30
文化

【俵万智の一首一会】ベルばら作家「最後の恋」 圧倒的な瑞々しさよ

俵万智の一首一会

 『ベルサイユのばら』などで知られる漫画家、池田理代子。四十七歳のとき音楽大学に入学し、その後はソプラノ歌手として舞台にも立つ。

2021 1/12 12:04
文化

自己責任、生産性…寅さんなら何て言うかな 俵万智さん7年ぶり歌集「未来のサイズ」

「未来のサイズ」という新歌集のタイトルには俵万智さんの人生観も反映されている。「ゆったりと豊かな生き方、考え方でいたいんです」

 誰しもが日常を失ったコロナ禍も、この人が歌えば鮮やかに彩られる。 春。

2020 12/7 6:00
連載

【俵万智の一首一会】世界を俯瞰する伸びやかな歌

俵万智の一首一会

 パピコはチューブ型の容器に入ったアイス。二本が繋(つな)がってセットになっていて、誰かと分け合って食べるのが前提だ。

2020 10/6 6:00
連載

【俵万智の一首一会】読者ファースト 根っからのエンターテイナー

俵万智の一首一会

 笹公人は、第一歌集『念力家族』から一貫して、読者ファーストの歌人だ。もちろん大抵の歌人は、歌集を出す時には読者を意識するし、推敲(すいこう)には読者の目で見ることが大事だと言われたりもする。

2020 8/6 6:00
連載

【俵万智の一首一会】くくられる「夜の街」 抜け落ちる何か

俵万智の一首一会

 二年ほど前から、一風変わった歌会に参加している。会場は、開店準備中のホストクラブ。

2020 6/8 6:00
連載

【俵万智の一首一会】あいまいな境界 自在な心

俵万智の一首一会

 初夏の風のように届いた一冊の歌集『飛び散れ、水たち』。その巻頭歌に、心を奪われた。

2020 4/9 6:00
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【俵万智の一首一会】クールでタフ 潔い「私性」との距離

俵万智の一首一会

 一昨年出版された『水中翼船炎上中』は、実に十七年ぶりの歌集だった。歌集というのは、あいだが開けば開くほど、出しにくくなる。

2020 2/6 6:00
連載

【俵万智の一首一会】沖縄への理不尽 有無言わさぬ比喩

俵万智の一首一会

 若山牧水賞が決まった第五歌集『光のアラベスク』の一首。松村由利子は沖縄の石垣島に移住して十年になる。

2019 12/13 6:00
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【俵万智の一首一会】かわいたユーモア 作為なき破壊力

俵万智の一首一会

 妙なザラつきが残る読後感だ。これが佐佐木定綱の持ち味の一つである。

2019 10/10 6:00
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【俵万智の一首一会】非正規の翼 弱者に寄り添いエール

俵万智の一首一会

 優しい男だな、と思う。牛丼屋といえば、時間の余裕も、お金の余裕もあまりない時に行くところ。

2019 8/5 6:00
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【俵万智の一首一会】相手の覚悟問う 全体重かけた恋

俵万智の一首一会

 小佐野彈さんと、雑談をしていた。彼は第一歌集『メタリック』で現代歌人協会賞を受賞したばかり。

2019 6/3 9:29
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【俵万智の一首一会】耳を傾けるべきは心を流れる音楽

俵万智の一首一会

 歌集『群黎』を読み返していて、この一首のところで手が止まった。ただ懐かしいだけではない。

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