ミサキア記のタンボウ記
コーナー

「ミサキア記のタンボウ記」

福岡市在住の小説家・三崎亜記さんの連載です。

2022 1/15 13:00
文化芸能

福岡・相島 猫にとっての「楽園」に

魚を狙っているのだろうか、釣り人から離れない猫たち

 猫の楽園が、福岡に存在するという。 福岡市のお隣、新宮町の港から渡船で20分の相島。

2021 12/4 17:30
福岡文化芸能

かしいかえん 夢の場所は未来へと

園の象徴的な遊具である観覧車。レトロ感を醸し出す

 鉄道ファンの間では、廃止路線への最後の乗車は「葬式鉄」と称されるが、遊園地の「みとり」はひたすら明るく、それ故に切なくほろ苦い。 「かしいかえん シルバニアガーデン」は、西鉄の前身である博多湾鉄道汽船が、「香椎チューリップ園」として1938年に開園したのが始まりだ。

2021 11/6 17:32
福岡文化芸能

ふくやの「ハクハク」 めんたいこワールドで味わう工場見学の魅力

めんたいこの製造工程も見学できる

 工場…。それは、セキュリティーと高い壁に囲まれた、秘密のベールに包まれた場所であると同時に、なくてはならない日用品や食品を生み出す、最も身近な場所でもある。

2021 10/2 17:30
文化芸能

イグ・ノーベル賞 本家に勝るとも劣らない注目度

受賞作品の一つ、非常時にガスマスクに早変わりするブラジャー「エマージェンシー・ブラ」

 「研究」とは「物事の本質を極め、突き詰める」ことである。その「極め、突き詰めた」第一人者に授与されるのが「ノーベル賞」であるが、突き詰め方があらぬ方向に突き抜けていたり、「本質を極める」対象が極めてとっぴな研究をたたえたりして与えられるのが、「イグ・ノーベル賞」である。

2021 9/4 14:30
文化芸能

カメの遊具なぜ多い 福岡市内の公園に点在

春吉公園にあるカメの遊具。パステルカラーに塗り替えた

 コンクリート製の、無骨で巨大なカメの遊具のある公園。福岡市で幼少期を過ごした、もしくは子育てをした方なら、一度は遊んだ事があるだろう。

2021 8/7 17:30
文化芸能

おしまイムズ 吹き抜けに詰まった「イズム」

開業からのイムズの歩みを振り返る「大アーカイブ展」(撮影・佐々木直樹)

 天神地区の高機能化を目指した大規模再開発プロジェクト、「天神ビッグバン」。天神の風景が様変わりする中、「イムズ」も取り壊されると聞いた私の第一声は、「えっ、どうしてイムズが?」だった。

2021 7/3 17:30
文化芸能

『文喫』 想定外の本との「出会い」演出

幅広いジャンルから選ばれた本が納まった書棚が並ぶ文喫の有料スペースは、図書館のようなたたずまいだ(撮影・佐々木直樹)

 YouTubeを視聴していると、思ってもみない動画が、「おすすめ」にあがってくることがある。試しに見てみると、興味深い内容で、期せずして新たな世界が広がる…。

2021 6/5 17:32
文化芸能

「高畑勲展」 描かない巨匠の創造の軌跡

展示会場を埋め尽くす資料が高畑勲の創作への熱量を感じさせる(撮影・佐々木直樹)

 たとえば、『火垂るの墓』と『かぐや姫の物語』。二つの作品を予備知識なしに見せられて、同じ監督の作品だと看破できる人が、いったいどれだけいるだろう。

2021 5/1 17:30
文化芸能

ミイラ展 時を超えて問い掛ける死生観

即身仏「弘智法印 宥貞」の前では、じっと見つめたまま動かない来場者の姿が目立った(撮影・佐々木直樹)

 ミイラ…。その存在に、人はわけもなく惹(ひ)かれてしまう。

2021 4/3 17:30
文化芸能

『廃墟』 「無用」で「無益」な癒やし 

ツタに侵食されつつある8階建ての炭鉱住宅(撮影・小川祥平)

 いつからだろう。廃墟(はいきょ)を「見る」ことが奇異な目で見られなくなったのは。

2021 3/6 17:30
文化芸能

『ミニチュア』現実社会の縮図?

U型磁石をカウンターに見立てた「客を引きつけてやまない店」(撮影・小川祥平)

 ミニチュア作品を前にして、心躍らぬ者はいないだろう。そこに「住む」小さな人間たちに我(わ)が身を仮託し、「世界」に入り込む。

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