「西日本豪雨1年」
「西日本豪雨1年」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。
「表層崩壊」前兆の音に注意 北九州市の崖崩れ 石と石こすれ合う 木の根がちぎれる
昨年7月の西日本豪雨で、北九州市では407件の崖崩れが発生した。土砂災害のメカニズムに詳しい西日本工業大の玉田文吾名誉教授によると、調査した約40カ所のうち6~7割は雨水を含んで重たくなった表土が崩れる「表層崩壊」とみられる。
【動画あり】犠牲の夫婦を追悼 北九州市、西日本豪雨1年
60代の夫婦が亡くなった北九州市門司区でも6日朝、被災現場で追悼集会があり、北橋健治市長ら約100人が参列。2人を悼み、地域の防災力を強化していくことを誓った。
自宅周辺のリスク把握を 西日本豪雨1年
近年相次ぐ豪雨災害で思い知らされたのは、河川の氾濫や土砂災害が同時多発すれば、逃げ道を断たれてしまう最悪のケースもあり得るという現実だ。救助の手も届かない中、自分や家族の命を守るため、どうすればいいのか。
迫る土砂、瞬時に逆方向へ 直後、家は埋もれる 西日本豪雨1年
昨年7月の西日本豪雨から間もなく1年。被害が出た北九州市門司区大里(だいり)東で、近くの傾斜地から大量の土砂が自宅に流れ込む直前、道なき雑木林に分け入って逃げ切った女性(83)がいる。
【備えは】北九州市営住宅の高齢被災者苦難 入居継続、自宅が重荷
2018年7月の西日本豪雨発生から1年が近づき、市営住宅に一時入居している被災者に正式な入居期限が迫っている。北九州市内では17世帯31人が非常時に入居できる制度を活用。
【備えは】災害時の妊産婦・乳児専用の避難所 北九州市が2カ所指定
北九州市は31日、大雨などの災害時に妊産婦と乳児のみが利用できる避難所として、市内2カ所の施設を指定した。九州豪雨で甚大な被害が出た朝倉市の避難所などで、子どもの夜泣きや授乳の際に他の避難者の目が気になるとの声が複数出たことなどから、専用の避難所が市内に必要と判断した。
【備えは】北九州市に初の雨水貯留管 梅雨の出水期に備え 25メートルプール37杯分
梅雨の出水期に備える市街地の浸水被害対策として、雨水を一時的に地下にためる施設「桜町北湊雨水貯留管」が、北九州市若松区に完成した。貯留管の設置は市では初めて。
【備えは】気象、避難情報 多様に発信 スマホで容易に入手可能 北九州市が梅雨入り前に準備促す
九州北部の梅雨入り時期を控え、昨年7月の西日本豪雨で大きな被害が出た北九州市や気象庁は、気象や避難関連の情報を早めに入手できる事前準備を促している。災害に関するインターネットサイト、メール配信や会員制交流サイト(SNS)を使った情報発信の機能が充実してきており、自分が使いやすい身近な方法を組み合わせながら「豪雨期に備えてほしい」と市は呼び掛けている。
【備えは】アンダーパス進入に注意 大雨時に冠水、車立ち往生 北九州市「通行止め表示の確認を」
鉄道や都市高速の下をくぐり抜ける北九州市内のアンダーパスのうち、小倉南区の2カ所が、7日早朝の大雨で冠水した。通行止めとなり、車両が「立ち往生」する事態が今季初めて発生。
【備えは】一斉休校 判断は午前6時まで 北九州市教委、豪雨時の対応見直し
豪雨に襲われた際の小中学校の休校判断について、北九州市教育委員会は「大雨が広範囲に及ぶ可能性があれば、当日午前6時までに全市一斉の休校判断をする」などとする対応策をまとめた。昨年の西日本豪雨で市教委は、学校各自で休校判断するよう通知した後、一斉休校に方針を変更。
【備えは】6林道なお通行止め 北九州市、災害復旧に時間
昨年7月の西日本豪雨で被災した、北九州市管理の林道の復旧に時間を要している。市内43路線(総延長約108キロ)のうち、15路線122カ所でのり面や路肩の崩壊、倒木が発生し、過去最大規模の豪雨による林道被害となったため。
【備えは】葬祭2施設を避難所に 北九州市がサンレーと災害協定
本格的な梅雨入りを前に、北九州市は4日、大雨などの災害時に冠婚葬祭会社「サンレー」(小倉北区)の2施設を避難所として使用する協定を、同社と結んだ。昨年7月の西日本豪雨で、市内で大きな被害が出たことを受けた。
【備えは】河川防災情報を強化 北九州市、6月から 貯水池放流を事前発信
北九州市は29日、昨年7月の西日本豪雨で貯水池下流域の河川が氾濫したことなどを踏まえ、放流などの「河川防災情報」の発信を、県とともに6月から充実させると発表した。加えて、災害を監視する“目”となる水位計を増設したり、会員制交流サイト(SNS)を使った情報提供を拡充したりと、あの手この手で豪雨期に備える。