戦後70年 vol.10
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「戦後70年 vol.10」

「戦後70年へー証言をつなぐー vol.10 被爆者の声」の連載記事を掲載しています。

2015 8/11 9:50
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遺体焼いた手の感触 今も

福岡市城南区 熊谷龍生さん(87) 腕を握ると、腐敗が進んだ皮が抜けるようにはがれたんです。死体を焼くために持ち上げて工場の外に運び出すにはね、残った服やズボンの裾を仲間とつかむしかなかった。

2015 8/10 13:10
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定年後に芽生えた自覚

大分県中津市 平季久さん(76) 〈爆心地から8・5キロ、長崎市郊外で被爆した。小学1年の夏。

2015 8/10 13:07
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恋した少女に命救われ

 安保関連法案に反対する国会周辺のデモをニュースで見ると、労働組合員として安保闘争に参加した半世紀ほど前を思い出します。当時、学生に原爆について話しても、彼らは目の前のことで頭がいっぱいなのか聞いてもらえなかった。

2015 8/5 15:56
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「教科書と重み違う」 福岡県筑紫野市・二日市中が劇 

創作劇のリハーサルをする二日市中の生徒=1日、福岡県筑紫野市

 広島、長崎に原爆が投下された8月6、9日を夏休みの登校日とし、平和学習を行う小中学校が福岡県で減っている。そんな中、筑紫野市の二日市中は8月6日を登校日とし、生徒が脚本を書き、演じる平和劇の上演を続けている。

2015 8/5 15:54
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心の傷、寄り添う3世 臨床心理士・山下さん

被爆者の体験を若い世代につなげる活動を始めた山下弥恵さん=3日午後、福岡市博多区(撮影・佐藤桂一)

 被爆者団体が存続の危機に直面する一方で、被爆の体験を口にしないまま亡くなっていく被爆者も少なくない。なぜ語ろうとしないのか、胸の内に迫ろうと、被爆3世の山下弥恵さん(28)=福岡県宗像市=は臨床心理の面から研究を続けている。

2015 8/5 15:18
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忘れぬ平和、演じる 原爆の日の授業減る今こそ

 広島、長崎に原爆が投下された8月6、9日を夏休みの登校日とし、平和学習を行う小中学校が福岡県で減っている。そんな中、筑紫野市の二日市中は8月6日を登校日とし、生徒が脚本を書き、演じる平和劇の上演を続けている。

2015 8/5 15:15
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語れぬ被爆を癒す 理解へ対話の場

 被爆者団体が存続の危機に直面する一方で、被爆の体験を口にしないまま亡くなっていく被爆者も少なくない。なぜ語ろうとしないのか、胸の内に迫ろうと、被爆3世の山下弥恵さん(28)=福岡県宗像市=は臨床心理の面から研究を続けている。

2015 8/5 15:10
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「核廃絶」弱体化に拍車 高齢化進み 後継者なく

 アンケートは7月、被団協に所属する九州7県の団体を対象に実施。2005年には各県被団協と地域支部で132団体あったが、32の地域支部が解散し、100団体となっていた。

2015 8/5 15:10
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被爆者団体4分の1が解散 九州10年間、被団協傘下

 原爆被爆者の唯一の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」の傘下にある九州各地の被爆者団体のうち、この10年で4分の1が解散したことが、西日本新聞のアンケートで分かった。高齢化により、事務作業を担う人材不足が最大の要因。

2015 8/5 14:34
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被爆者、風化に抗い 長崎、広島県外にも5.2万人

 終戦から70年。戦争が遠い昔話になろうとしている今、どれほどの人が広島、長崎両市の原爆について知っているだろう。

2015 8/5 14:34
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原子野 次代への伝言 広島の記憶/長崎の記憶

長崎市の爆心地付近の一帯。中央は松山町交差点=1945年8月10日(山端庸介氏撮影)

 平和を求めて被爆体験を語り続ける人、放射線の家族への影響に不安を拭いきれない人…。戦後70年を経てもなお原爆被害は体験者の上に重くのしかかり、その心中には「再び被爆者を生まないでほしい」という願いが満ちている。

2015 8/5 14:34
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がん、孫の死・・・後遺症におびえ

熊本市東区 朝長民子さん(86) 〈広島市の看護婦養成所で学んでいた16歳の時、爆心地近くで被爆した。終戦後は古里の宮崎県都城市で保健師として勤務。

2015 8/5 14:34
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頭のケロイド、もう隠さない

福岡県大牟田市 藤田浩さん(70) このままじゃ、いかんばい。人として。

2015 8/5 14:34
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15分早ければ死んでいた

福岡県春日市 森元哲郎さん(87) 広島で原爆の閃光(せんこう)と爆風を浴びながらも、15分の差で命を取り留めました。投下があと15分早ければ広島駅構内で、30分早ければその前の路面電車の中で私は死んでいたでしょう。

2015 8/5 14:34
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継承 自信と不安

 被爆者の高齢化が進み、被爆体験の風化が懸念される中、原爆について私たちはどう向き合えばいいのか。被爆体験の継承に関する本社アンケートや、研究者、被爆者運動に携わってきた当事者の分析から、明日へのアプローチを探った。

2015 8/5 14:34
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「できている」66%、若者の無関心に危機感 被爆者団体アンケート

 被爆者の唯一の全国組織日本原水爆被害者団体協議会(被団協)を構成する九州各県内の団体に実施した西日本新聞社のアンケートからは、被爆者の体験が次世代に引き継がれていると思うという回答が全体の6割を超す一方で、若い世代の無関心に悩む被爆者の姿が浮かび上がった。また、核兵器廃絶の実現については悲観的な意見が目立ち、厳しい現実への認識が示された。

2015 8/5 14:34
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「体験」と「信念」ともに

なおの・あきこ1972年生まれ、兵庫県出身。米アメリカン大国際学部卒。卒業後、同大で米学生が広島で原爆を学ぶ特別講座を創設し、95年には原爆展を企画、開催した。2005年から九州大准教授。NPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」理事。著書に7月刊行の「原爆体験と戦後日本」(岩波書店)など。

九州大大学院比較社会文化研究院 直野章子准教授 人間の記憶は時間がたてば色あせるものだが、被爆の記憶は70年の歳月を経ても薄れない。順序立てたり、まとまったりはしていなくても、その場面はいつでも不意に、よみがえる。

2015 8/5 14:34
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世代交代へ組織正念場

たなか・てるみ1932年、旧満州(中国東北部)生まれ。東京理科大理学部卒。東北大工学部助教授などを歴任。13歳の時、爆心地から3.2キロの長崎市中川町の自宅で被爆。85年から3年間被団協の事務局長を務め、2000年から2度目の事務局長。今年の核拡散防止条約再検討会議で被爆者代表として演説した。埼玉県新座市在住。

被団協 田中煕巳事務局長 全国の被爆者組織で被爆者の高齢化、組織減が進んでいる。今年6月には和歌山県の組織が解散し、奈良県と滋賀県の組織も既になくなった。

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