後悔しない備え
コーナー

「後悔しない備え」 (2ページ目)

九州大准教授・杉本めぐみさんが現場で見てきた大切な教訓を紹介します。

2020 12/9 17:30
くらし

「正しく恐れる」には リスクコミュニケーションの重要性

関東大震災の可能性を巡り、論争となった大森房吉博士(右)と今村明恒博士(それぞれ東大地震研究所、国立科学博物館提供)

 新型コロナウイルスの第3波で連日、政府や自治体の長、専門家たちが記者会見に臨んでいます。話し手の個人的なリスクコミュニケーション能力が、所属組織のリスクマネジメントの成否すらも分けてしまうケースも見られます。

2020 11/25 18:00
くらし

普賢岳噴火から30年 災害記憶の風化防ぐ石碑

(左)スマトラ津波の被災地アチェに建立された記念碑。ポールで津波の高さを再現している(右)普賢岳噴火災害のモニュメント。今は火は消え、碑文も除去されている

 今月、連載が1年を迎えることができ、読者の皆さまにお礼申し上げます。初回に掲載した昨年の佐賀豪雨や台風17号、今年の7月豪雨と、九州は激甚災害が続いています。

2020 11/11 17:00
福岡くらし連載

11月5日は世界津波の日 「事前復興」を考える好機に

津波警報などを海上にも知らせる訓練で唐津城に掲げられた「津波フラッグ」=今月5日、佐賀県唐津市

 11月5日は世界津波の日というのはご存じですか。前にご紹介した説話「稲むらの火」の1854年安政南海地震にちなみ、日本政府の提案で2015年に国連総会で決議されました。

2020 10/28 15:14
福岡くらし連載

水害リスクのある土地、今後を考える 筑後川が育んだ「次郎物語」から

「次郎物語」の作者、下村湖人の生家で。次郎が教練を学んだ昔と違い、今は子どもが防災を学ぶ時代に

 読書の秋に、みなさんはどんな本をお読みですか。 私は小学生の時、読書感想文の推薦図書の一冊だった「次郎物語」を読みました。

2020 10/14 15:03
福岡くらし連載

首里城、熊本城…文化財保護にコロナの逆風 復興と防災に支援を

特別見学通路を歩きながら熊本城を楽しむ県内外の観光客

 紅色の美しい首里城が焼失して、今月末で1年がたとうとしています。 日本では1949年に法隆寺金堂が、50年には金閣寺が焼失した歴史から、防火対策は海外より進んでいると思われていました。

2020 9/30 19:30
福岡くらし連載

分散避難先でハラスメントの恐れも ホテルや母子施設も選択肢に

九州北部豪雨の際に開設された福岡県朝倉市の母子支援センターきずな。今も災害時には母子避難所の役目を果たす(大庭きみ子さん提供)

 10月から二つの短縮電話番号の運用が始まります。全国共通の性被害相談窓口への番号#8891。

2020 9/17 10:00
福岡宮崎くらし連載

売り切れ物資、避難先…台風10号の教訓を家庭、職場、地域で生かそう

台風10号接近で、窓ガラスの破損防止や玄関先への土のう積みなど個人の備えも目立った

 本格的な台風シーズン早々、伊勢湾台風級と言われた10号の九州直撃予報に、肝を冷やされたと思います。少なからず犠牲者や被害が出てしまいました。

2020 9/3 10:00
くらし福岡熊本

「自分の命は自分で守る」小学校の防災副読本、家庭や地域でも活用を

福岡県の防災教育副読本「命をまもる‼ガイドブック」

 9月1日が「防災の日」となったのは、1923年の関東大震災がきっかけでした。直下型地震で、木造住宅密集地の大火災がよく知られていますが、主に神奈川、千葉県沿岸で最高約9メートルの津波の被害があったのはご存じでしょうか。

2020 8/20 9:52
福岡佐賀くらし連載

佐賀豪雨1年 高齢者施設は警報で行動を、洪水時の工場リスク念頭に

豪雨で周囲が冠水した順天堂病院。近くの工場の油も流れ込み、懸命の除去作業が続いた

 佐賀、福岡両県で犠牲者4人を出した佐賀豪雨から間もなく1年となります。本連載の初回で、発災当時に「孤立」と報道された大町町の順天堂病院の用意周到な籠城作戦を紹介しました。

2020 8/7 10:00
熊本くらし連載

命を守る「地学」の知識の大切さ、公教育でしっかり位置づけを

土砂崩れは突発的に起こり、崩落スピードが速く逃げ遅れがちだ=7月4日、熊本県芦北町

 7月3日からの九州豪雨では、熊本県の芦北町や津奈木町などで土砂災害が発生し、犠牲者が出ました。それから何日も時間がたった7月25日、長崎県諫早市の「轟の滝」の遊歩道で崖崩れが起き、母子2人が犠牲になりました。

2020 7/23 11:03
九州ニュース熊本くらし連載

九州は温暖化最前線、もはや2階では命守れず 新たな避難「文化」を

球磨川が氾濫し、屋根の上で難を逃れた人もいた=4日、熊本県人吉市

 「九州は東シナ海に面しているので、残念ながら今後もっと豪雨が増える」。東大の気象学者、中村尚教授に、そう伺いました。

2020 7/8 11:12
福岡熊本くらし連載

国は土地利用に命守る規制を 熊本豪雨・老人ホームで14人犠牲 

千寿園

 熊本県の球磨川が氾濫するなど甚大な被害をもたらした豪雨は、土曜日の明け方、午前4時50分に大雨特別警報が出る最悪のタイミングで起きました。 朝寝坊ができる休日で深い眠りに就き雨音の察知は遅れがち。

2020 6/25 14:03
福岡くらし連載熊本

九州北部豪雨3年 孤立する被災者、「仮設」出た後の見守りこそ大事

(上)九大生は仮設住宅団地の「みんなの集会所」で被災住民と交流、教訓を直接学んだ(下)仮設では一人暮らしの高齢者が玄関先に無事を伝える黄色の旗を掲げる取り組みが行われた

 あの2017年九州北部豪雨から3年の節目、7月5日が近づいてきました。仮設住宅は2年で閉鎖されました。

2020 6/12 21:18
福岡くらし連載

「福岡は6月から危ない」 雨量記録の意外な事実、冠水被害に注意を 

福岡市の降水量ランキング上位20

 コロナ禍の中、洪水などとの複合災害に対する意識喚起のため、6月は毎週、KBCラジオ「みんなで防災」に出演しています。というのも福岡は、6月から豪雨本番なのですから。

2020 5/29 11:16
福岡長崎熊本くらし

「島原大変肥後迷惑」 歴史災害の教訓生かし地域で新たな防災教育を

「島原大変肥後迷惑」を描いた絵図(島原市立図書館松平文庫蔵)

 「てんでんこ」という東北の言い伝えを、前回ご紹介しました。では、「島原大変肥後迷惑」はご存じでしょうか。

2020 5/14 13:52
佐賀くらし

「てんでんこ」できないペット 預け先、非常用品…入念な準備を

昨年の豪雨で一帯が冠水した佐賀県大町町では、ペットとともにボートで救助された人も多かった

 「津波てんでんこ」という言葉をご存じでしょうか。「津波が来たら、てんでんばらばら1人で高台へ逃げろ」という、東北・三陸地方の言い伝えです。

2020 5/3 10:22
くらし

近づく出水期、「3密」必至の避難所 自治体は感染症予防対策を急いで

(上)「3密」状態だった熊本地震時の避難所(下)イタリアではラクイラ地震(2009年)後、政府の支援でホテル1室が3食付きで無償提供された

 出水期が近づき、心配される避難所の防疫対策。内閣府と厚生労働省の課長の連名で今月7日、2度目の「避難所における新型コロナウィルス感染症への更なる対応について」(http://www.bousai.go.jp/pdf/hinan_korona.pdf)をより具体的に発表しました。

2020 4/24 10:57
熊本くらし福岡

地域事情に応じ、女性の負担減らす努力を 避難所のジェンダー問題

九州北部豪雨の際、福岡県朝倉市では熊本地震を教訓に、避難所に女性専用のトイレや更衣室が設けられ、性被害防止啓発ポスターも掲示された

 4月から九州大学男女共同参画推進室へ異動になりました。よろしくお願い致します。

2020 4/14 13:46
熊本くらし

車中泊エコノミー症候群、水分補給と適度な運動で防ぐ 熊本地震4年

車中泊する避難者が続出した熊本地震=2016年4月(写真の一部を加工しています)

 新年度の始まりです! 引っ越した方は地震に備えて安全な住居選び、家具留め、ハザードマップで避難場所の確認などをされましたか。震度7が2度も襲った2016年熊本地震で、専門家として後悔したことの一つが、エコノミークラス症候群(肺塞栓〈そくせん〉症)で2人の犠牲者が出たことでした。

2020 3/19 10:00
福岡くらし連載

断層帯が通る九州一の繁華街、リスクに備えを 福岡西方沖地震15年 

2005年3月20日、福岡沖地震で窓ガラスが割れ、破片が周囲に降り注いだ福岡市・天神の福岡ビル

 2005年3月20日に起きたマグニチュード(M)7の福岡西方沖地震から、15年を迎えようとしています。福岡都市圏など九州北部の方々はご自宅や勤め先の備えは進んでいますか。

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緑のコンサート

  • 2021年12月3日(金)
  • 福岡市健康づくりサポートセンター あいれふホール

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