ラーメン のれんのヒストリー
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「ラーメン のれんのヒストリー」

日ごろ何げなく食べている一杯に、込められたドラマがある。豚骨、屋台、替え玉と独自の文化を育みながら九州に広がり、愛されるラーメン。店ののれんをくぐり、その味の歴史をひもとく。

2017 7/7 9:09
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<60・最終回>頑固店主が作る多彩な味 ラーメン屋 游(福岡市城南区)

「うちに来ればいろいろなラーメンが食べられる。ゆっくり選んでほしい」と平山雄一さん

 切り盛りするのは頑固親父(おやじ)。個人経営のラーメン店にそんなイメージを持つ人がいるかもしれない。

2017 6/15 13:00
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<59>中学の仲間との夢 実現 ろくでなし(福岡県福津市)

「友だちといえども、仕事ではしょっちゅうケンカするし、べたべたはしません」と語る中村誠さん

 「将来、一緒に楽しいことをやろうぜ」。青春時代、友人たちとそのように空想した人は多いかもしれない。

2017 6/1 13:12
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<58>東京に根付く徳之島の味と絆 麺友 一誠(東京都新宿区)

おそろいのTシャツを着る松田秀康さんと姉のかつみさん。「九州のお客さんも多いですよ」と語る

 若者の街にはラーメン店が集まる。東京を代表する学生街、高田馬場も都内有数の激戦区である。

2017 4/20 11:48
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<57>覆面レスラー 得意技は「バリカタ」 笑喜屋(福岡県糸島市)

カメラを向けるとガッツポーズで応えてくれた河野友正さんと美沙さん。「ルチャをやって家族みんなで語れるものができました」。ルチャは「マスクと素顔を同時にさらすのもNG」。マスク姿は西日本新聞HPで

 公務員ランナー、芥川賞作家の芸人、野球の世界では二刀流…。ジャンルや垣根を越えて活躍する人たちが増えてきたように思う。

2017 4/6 11:17
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<56>焼き肉テーブルで食す一杯 幸陽閣(佐賀市)

組み込み型の無煙ロースターが備え付けられているテーブルで川上悟さんは「かなりお金がかかりましたが、使うことはありませんよ」と笑う

 佐賀市中心部から少し離れた国道沿いにある「幸陽閣(こうようかく)」は一風変わっている。店内にカウンターはなく、ボックス席と小上がり席があるだけ。

2017 3/16 10:55
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<55>地域で継ぐ「ばあちゃん」の味 天広軒(福岡県春日市)

「1度食べて首をかしげても、3度食べてほしい。とりこになります」と新開博幸さん

 泡立つほど濃厚なもの、にんにく、マー油を混ぜたもの、背脂系に魚介系…。一口に豚骨ラーメンと言ってもさまざまなタイプがある。

2017 2/16 13:14
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<54>黒崎発祥 渋谷の真っすぐな味 唐そば(東京都渋谷区)

「ラーメン屋っていい仕事だなと思います」と長村泰作さん。2代目として始めたつけ麺も人気メニューとなっている

 多くの若者でごった返す東京・渋谷。その駅近くに「唐そば」が店を構えて20年近くがたった。

2017 2/2 11:14
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<53>白河の味で豚骨の街に挑戦 とら食堂 福岡分店(福岡市中央区)

竹井和之さんは「小学生の時におやじのラーメンを食べて『この世の中で一番うまい』と感動しました」と振り返る

 淡麗スープに手打ち麺で知られる福島の白河ラーメン。その元祖的存在である「とら食堂」の福岡分店が昨年末、福岡市中央区にオープンした。

2017 1/19 11:04
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<52>亡き兄の「レシピ帳」手に再出発 行徳家(福岡市南区)

「できればメニューも増やしていきたい」と語る行徳稔さん

 福岡市南区にある「行徳家」。連載37回目(昨年4月21日付)では、しょうゆ、塩味を軸にさまざまな創作麺を作り続ける行徳貴さんのラーメン人生を紹介した。

2016 12/15 13:20
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<51>母とともに守る亡き父の味 一九ラーメン 老司店(福岡市南区)

3人の子どもの父でもある岩井満則さんは「子どもが『継ぐ』と言ったら教えるつもり。父もそうでしたから」と語る

 福岡市近郊を車で走っていると「一九ラーメン」と書かれた看板を各所で見かける。市内を中心に7店舗が点在し、全て親戚関係で経営しているという。

2016 12/1 13:31
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<50>元関取“不屈の男”の一杯 いっちゃん 琴別府店(大分県別府市)

化粧まわしや番付が飾られている店内に立つ三浦要平さん

 かつて命が危ぶまれるほどの大病を患いながら復活を遂げた関取がいた。しこ名は琴別府。

2016 11/17 11:15
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<49>流転の末の看板メニュー 中華そば おさみ(福岡県うきは市)

「遊楽」の看板も掲げる店内で鹿田修さんは「レシピを完成させるまでに苦労もしているので、いずれは豚骨も復活させたい」と語る

 白壁の町並みが残る福岡県うきは市吉井町に「梅小路横丁」という小さな路地がある。その奥でひっそりと営業している「中華そば おさみ」。

2016 10/20 11:27
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<48>「記憶に残る」をモットーに 一蘭(福岡市博多区)

「味集中カウンター」を前にする吉冨学社長。19日にはニューヨーク店がオープン。今後、台湾への進出も計画している

 私が高校生の頃だから20年以上前の話。福岡市南区那の川に1軒のラーメン店が開店した。

2016 10/6 11:19
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<47>BS工場支える豚骨 東京に 九州ラーメン いし(東京都小平市)

石橋和明さんは「昔は硬麺にすると『煮えてない』って言われましたよ」と振り返る

 東京都小平市に、福岡県久留米市発祥のタイヤメーカー、ブリヂストン(BS)の東京工場がある。1960年、久留米工場に次ぐ同社2番目のタイヤ工場として操業を開始し、日本のモータリゼーションを支えてきた。

2016 9/15 10:11
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<46>“朝ラー”福島の味を福岡で やっちゃんち(福岡市中央区)

「朝に来てくれるのは、出勤前のサラリーマン、中洲で働く仕事帰りの人たちなどさまざまです」と語る森康典さん

 ある日の午前7時。喜多方ラーメンを提供する「やっちゃんち」(福岡市中央区)には開店と同時に客が入ってきた。

2016 9/1 15:43
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<45>「日本一うまい店」は実在か 丸幸ラーメンセンター(佐賀県基山町)

「父と一緒にいるのが好きで、子どもの頃からラーメンづくりをそばで見ていました」と振り返る原口春美さん

 日本一のラーメン店は佐賀県にある? 長崎県佐世保市ゆかりの作家、井上光晴さん(1926~92)はラーメン好きを自任し、かつて小説の中で「日本で1番おいしい店」について語っていた。店名は「山田」。

2016 8/18 11:55
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<44>澄んだ豚骨スープ 3代守る 来々軒(福岡県宮若市)

昔ながらの店内に立つ石田たつ子さん(左)、山路重紀さんと一美さん夫婦。地元以外の客も多いという

 豚骨ラーメンと言えば白濁したスープを思い浮かべる。しかし「来々軒」(福岡県宮若市)のスープは澄んでいる。

2016 8/5 10:41
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<43>ペンをざるに持ち替え41年 一平ラーメン(福岡市早良区)

鍋の前に立つ坂本一誠さん。店名の「一平」は開業当時の大家が占いで決めてくれたという

 「どこの省庁回りですか?」。名刺を渡し、東京勤務と伝えると意外な問いを返された。

2016 7/21 13:35
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<42>看板不要、煮干しの神スープ JON PAN(ジョン パン)(福岡市中央区)

藤井元さんは「より良くするため変えることは必要。たまにいじりすぎて失敗しますけど」と言う

 福岡市中央区薬院の高宮通り沿いは個性的な飲食店が並ぶエリア。その一角に、夜だけ開く隠れ家のような店がある。

2016 7/7 11:11
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<41>「呼び戻し」土台 一杯の物語 大砲ラーメン(福岡県久留米市)

香月均史さんは「来年は豚骨発祥80年。何かやりたいですね」と意気込む=福岡市博多区のKITTE博多店

 スープからは豚骨らしいにおいが漂う。とろりとした舌触り。

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