「歴史」
「歴史」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。
【歴史のかけらを探して 陶磁考古学入門(4)】世界の市場へ
16世紀末の豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、日本に連れ帰られた朝鮮人陶工によって日本で初めて磁器の生産が始まった。17世紀初めに九州北西部の佐賀県の多久や有田で誕生した肥前磁器である。
【歴史のかけらを探して 陶磁考古学入門(3)】貿易の道
遺跡から出土した陶磁片の存在だけでわかることもある。例えば、アジアからみて地球の裏側にあたる南米アルゼンチンのサンタ・フェ・ラ・ビエハという遺跡がある。
今村天主堂で28、29日“見納め”イベント 約10年かけ耐震工事を前に
6月から耐震補強などの工事に入る福岡県大刀洗町今の今村天主堂(国指定重要文化財)で28、29日の午前10時~午後9時、イベント「未来の今へ-今村天主堂次の100年に繋(つな)ぐ耐震工事直前お別れ企画」が開かれる。工期は約10年の見込み。
古い民家は晴れ着が映える…築100年超「多田家住宅」の維持費確保策
国の登録有形文化財である築100年以上の福岡県筑前町の民家「多田家住宅」を結婚式の前撮り会場として貸し出す取り組みを地元関係者有志が進めている。多田家住宅は老朽化が進んでおり、維持には多額の費用が必要。
中津の耶馬渓橋、重要文化財へ 文化審議会が答申 国内最初期の観光道路施設
文化審議会は20日、現存する国内最長の石造アーチ橋である耶馬渓橋(大分県中津市)など、建造物8件を新たに重要文化財に指定するよう、末松信介文部科学相に答申した。 耶馬渓橋は1923(大正12)年、山国川に架けられた。
国境を越えた北斎(中) 昆虫モチーフで衝撃
世界的な宝飾品ブランドとして有名なティファニー。その創業者の息子にあたるルイス・カムフォートは、ニューヨークに生まれ、フランスで学び、アール・ヌーヴォー様式にもとづくガラス工芸を得意とした。
世界文化遺産の三池港PR 高さ5㍍の案内看板設置 地元NPO法人
福岡県大牟田市新港町の三池港1番岸壁の交差点付近に、高さ約5メートルの案内看板が登場した。地元のNPO法人三池港未来のまちづくり会、三池港有明地区振興会、信号電材が「世界文化遺産の三池港のPRになれば」と設置し市に寄贈した。
【歴史のかけらを探して 陶磁考古学入門(1)】海と時を超えて
響灘に面した美しい砂浜が続く岡垣浜(福岡県岡垣町)には陶磁器が漂着する。船が難破し、沈んだ陶磁器が割れて破片となって打ち寄せられ、波に洗われている。
麻生観八の遺徳しのぶ 九重町で翁銅像祭 大分県知事ら300人出席
玖珠郡の振興に尽力した麻生観八(かんぱち)(1865~1928)をたたえる第94回麻生観八翁銅像祭が10日、大分県九重町右田の立像前で開かれた。広瀬勝貞知事や子孫の麻生益直・八鹿酒造社長ら約300人が出席し、地元の産業の礎を築いた先人をしのんだ。
久留米藩お抱え絵師、三谷有信の旅路たどる企画展 小郡市
江戸時代末期の久留米藩のお抱え絵師だった三谷有信が1873(明治6)年にまとめた地誌の企画展「『大原道の記』と150年前の小郡」が、福岡県小郡市三沢の市埋蔵文化財調査センターで開かれている。7月18日まで。
「古写真から見た平戸」発行 昭和30~40年代の風景137点を収める
長崎県平戸市は主に昭和30~40年代に市内で撮影された風景137点を収めた写真集「古写真から見た平戸」を発行した。 A5判104ページで200部発行。
雁ノ巣で墜落した旅客機「球磨号」…乗員家族と住民、40年ぶりの集い
日中戦争時の1939(昭和14)年、福岡市東区にあった雁ノ巣飛行場付近に墜落した旅客機「球磨(くま)号」の犠牲者を悼む集いが17日、現場周辺であった。乗客乗員6人が亡くなり5人が重傷を負う大惨事で、地元の住民たちは長年、慰霊碑の清掃を続ける。
【日本詩人の冠 広瀬旭荘】淡窓と同じ24歳で塾主に 咸宜園を継承
広瀬旭荘(きょくそう)は、豊前海岸の浮殿(うきでん)塾から帰った後、体調を崩して病気がちとなり、ひどいときは呻吟呼号(しんぎんこごう)の声が昼夜続くほどであったという。1830(文政13)年の春ころ、旭荘は肉体的にも精神的にもかなり疲労していたと思われる。
市民から読み札募った「大牟田市庁舎かるた」完成
旧炭鉱の施設などを地域おこしにつなげているNPO法人「大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ」が、市民から読み札の句を募った「大牟田市庁舎かるた」を今月、完成させた。小中学校や高校に配るほか、1組千円で販売する予定だ。
日本遺産を紹介、大野城で特別展
全国各地の特色ある日本遺産を紹介する特別展「日本遺産 古代日本の『西の都』 -活かす地域の宝-」が、福岡県大野城市曙町3丁目の大野城心のふるさと館で開かれている。