戦禍残照 モノは語る
連載

「戦禍残照 モノは語る」

「戦禍残照 モノは語る」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。

2020 8/14 16:13
社会

「平和は弱く、壊れやすい」モノを通じて戦争語り継ぐ

戦争柄のうちわ。家庭内での戦意高揚に一役買っていたという

 西日本新聞朝刊福岡県版で、戦時中の品々を通して戦争を考える写真連載「戦禍残照」(9回)を担当した。記者(27)は中学時代、修学旅行で訪れた沖縄で、米軍との激しい地上戦を目の当たりにした語り部の女性の話に耳を傾けたことがある。

2020 8/14 6:00
福岡

大陸でレンズ通し見たものは… 蛇腹式カメラ

県吉塚合同庁舎に保管されているドイツ製の蛇腹式カメラ

 大陸へ渡ったカメラは、何に出会い、何を写したのだろう。福岡市博多区の県吉塚合同庁舎には、県民が寄贈した約6千点の戦時資料が保管されている。

2020 8/10 6:00
福岡

「シベリア三重苦」生き抜くため 木彫りのマージャンパイ

旧ソ連軍に抑留された日本兵が落ちている木々などから作ったマージャンパイ

 いまだその全貌が明らかにされていないシベリア抑留問題。5万を超える死者を出し、酷寒、飢餓、重労働の「シベリア三重苦」を真っ先に連想はしても、そこに「マージャンパイ」が存在する余地のあったことを知る人は少ないに違いない。

2020 8/3 6:00
福岡

「“地獄への門”が開いたよう」ビール瓶、熱でゆがみ…空襲の惨状

八幡大空襲の熱風で変形したビール瓶

 ぐにゃりと大きく曲がった注ぎ口。変わり果てたその姿が、熱風の威力を物語る。

2020 7/25 6:00
福岡

戦局や時代、楽曲に映して レコード

北原白秋が作詞した「萬歳ヒットラー・ユウゲント」のレコードラベル(手前)には日本とナチス・ドイツの国旗が交差していた

 ラジオの普及によって、娯楽として日常生活に浸透していった歌の世界にも、戦況の激しさに呼応するように軍事色の強い曲調が顔をのぞかせていく。 福岡市博物館(同市早良区)には当時のレコードがある。

2020 7/19 9:51
福岡

「無事に帰ってきて」赤い玉留めびっしり…出兵者を思う“千人針”

玉留めや返し縫いなどで一針一針、丁寧に縫われた千人針のチョッキ

 赤い糸の玉留めが規則正しくびっしりと並んでいる。福岡市博物館(同市早良区)が所蔵する、戦時中のチョッキに施された「千人針」だ。

2020 7/12 6:00
福岡

開戦直後“スパイに用心” 戦後は… かるたで分かる「価値観の変遷」

「強クテ優シイマッカーサア」など、戦勝国・米国を礼賛する言葉が躍る戦後のかるた

 戦時中、子どもたちの遊びの中にも、戦意高揚を狙った言葉や絵が浸透し、さまざまな影を落とした。 三池カルタ・歴史資料館(大牟田市)には、戦争ゆかりのかるたがある。

2020 7/5 13:13
福岡

「胸が締め付けられる」召集令状のたびに増え…愛情込めた5センチの器

大刀洗平和記念館にある深江正喜さんの赤い陰膳

 「陰膳(かげぜん)」。辞書をひもとくと、旅行などで離れて暮らす人の安全を願って留守宅で用意される食膳-、などと記されていた。

2020 6/29 6:00
福岡

「せめてもの慰め」面識なくとも…兵士に送られた無事祈る人形

大刀洗平和記念館のお守り人形

 戦時中、兵士を励ます目的で、女性たちが布の切れ端から人形を作り、慰問袋などに入れて戦地に送る習慣があった。夫や息子、兄弟、そして見ず知らずの人へ-。

2020 6/21 6:00
福岡

武器か平和か「考え一つで」 陶磁器の手りゅう弾

のどかな光景を演出する一輪挿しだが、実は戦時中に作られた陶製の手りゅう弾だった

 バラを生けた丸い焼き物が柔らかな日差しを浴びている。のどかな光景を演出するこの陶磁器が、実は手りゅう弾であったことを想像するのは難しい。

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