性暴力の実相
連載

「性暴力の実相」

性暴力は被害者の心身に深い傷を刻みつける一方、表面化しにくいとされています。社会はどう向き合えばいいのか、性暴力被害の実相をたどった連載。

2016 7/25 10:34
社会

性暴力の実相 本紙連載に反響 先生の裏切り傷深く

本紙に寄せられたメールや手紙。明るみになっていない多くの被害がつづられていた

 力関係や信頼関係を背景にした教職員による生徒への性暴力。その実態を取り上げた連載「性暴力の実相」第4部に、読者から多くの声が寄せられた。

2016 7/24 3:05
社会

性暴力の実相・第4部(6)子ども守る意識高めて

 「ままごと、お医者さんごっこの延長みたいに楽しいひとときを過ごしたかった。 妻が経営する福岡県内の保育所で、1~6歳の女児14人にわいせつ行為を繰り返した男(67)。

2016 7/23 3:05
社会

性暴力の実相・第4部(5)やまぬ不祥事 現場萎縮

 夕日が差し込む高校の校舎に、管楽器の音色が響いていた。姿を現した管理職の男性教諭は帰宅する女子生徒に「さようなら」と張りのある声を掛け、記者を応接室に招き入れた。

2016 7/22 1:38
社会

性暴力の実相・第4部(4)見過ごされた問題行動

 「前も教え子とできちゃったんですよねぇ。われわれも扱いづらくて…」 中学生の娘ミサ(仮名)が教師から性被害を受けたと知り、40代の母親トモコ(同)が学校に訴えると、校長はこんな言葉を漏らした。

2016 7/21 3:05
社会

性暴力の実相・第4部(3)居直りが生む二次被害

 「教師によって娘がセクハラを受けた」と聞かされた40代のタカマツ夫妻(仮名)は二重、三重の苦しみに襲われた。 数年前の夏、九州の公立中学校に通っていた娘が急に変わった。

2016 7/20 10:21
社会

性暴力の実相・第4部(2)カリスマ指導者が暴走

 ただ強くなりたくて選んだ高校の柔道部は、暴力に満ちていた。20代になったミク(仮名)の母校は、中日本のある強豪校。

2016 7/18 3:05
社会

性暴力の実相・第4部(1)信じた教師が… 立場弱く拒絶できず

 女子高校生のヨウコ(仮名)が性暴力の被害を受けたのは、九州の地方都市にある高校の寮。相手は、生徒を守るはずの男性教諭だった。

2016 3/20 3:00
社会

性暴力の実相・第3部(5)セクハラ「職」「心」失う

読者から届いたメールやファクス

 「私も被害を受けています」「これが今の実態です」-。連載「性暴力の実相」第3部では、読者からメールやファクスでさまざまな声が寄せられた。

2016 3/19 3:00
社会

性暴力の実相・第3部(4)無自覚な男性責任転嫁

 東京の日本料理店で研修に入って3日目。板前のリョウコさん=仮名=は、並んで客を見送った後、店主の男性から突然、胸を触られた。

2016 3/18 3:00
社会

性暴力の実相・第3部(3)「恋愛」と思い込もうと

 脳性まひで手足に障害がある40代のアケミさん=仮名=は10年ほど前、契約社員として働いていた関西の鉄道会社の上司と関係を持った。それからの約4カ月間、何通も親密なメールをやりとりし、一緒に旅行にも行った。

2016 3/17 3:00
社会

性暴力の実相・第3部(2)「組織」相手、募る疲弊

 北部九州にある病院の職員だった20代のシホさん=仮名=は昨年、勤務先に何度もセクハラ被害を訴えた。その声は、組織の中でかき消されたという。

2016 3/16 4:24
社会

性暴力の実相・第3部(1)セクハラ「当たり前」

 始まりは、ちょっとしたやりとりだった。大手スポーツ用品メーカーに入った20代のユウコさん=仮名=が、営業成績に関する個人面談を受けていたときのこと。

2015 11/16 18:17
社会

性暴力の実相・第2部(1) 「自分を抑えられない」

 勤務先は、だれもが知るような大手。周囲から“お堅い”と思われていた男には、裏の顔があった。

2015 11/16 18:16
社会

性暴力の実相・第2部 田中嘉寿子・大阪高検検事に聞く

大阪高検の田中嘉寿子検事

 「魂の殺人」とも言われる性犯罪の厳罰化に向けた刑法改正議論が、法務相の諮問機関である法制審議会で進められている。「懲役3年以上」となっている強姦(ごうかん)罪の法定刑引き上げなどが主なテーマで、法相への答申を経て、法案に盛り込まれる見込み。

2015 11/16 18:00
社会

性暴力の実相・第2部(2) 認知のゆがみが助長

 九州の地方都市に住んでいた40代のヤマグチ=仮名=は数年前、通り魔的に強制わいせつ事件を繰り返し、懲役10年以上の判決を受けた。 通りすがりの少女を脇道や田んぼに引きずり込んで、体を触る。

2015 11/16 18:00
社会

性暴力の実相・第2部(3) 過激なAV「お手本」に

 強制わいせつの常習犯だった10代後半のシミズ=仮名=が“お手本”としたのは、アダルトビデオ(AV)だった。 見始めたのは中学生のころ。

2015 11/16 18:00
社会

性暴力の実相・第2部(4) 「結びつき」が歯止めに

 執行猶予中の30代の男性は、自らが強制わいせつ事件を犯すまでを振り返り、経緯をノートに記した。 《金欠でストレス》→《我慢》→《夜道をうろつく》→《少女を付け狙う》  引き続き「→」の部分に対処法を書き込んだ。

2015 11/16 18:00
社会

性暴力の実相・第2部(5) 薬物療法と倫理の間で

 「性暴力は病気。治療で止められる」 5年前にNPO法人「性障害専門医療センター」(東京)を立ち上げた福井裕輝医師(46)は、抗男性ホルモン剤による治療に取り組む。

2015 11/16 18:00
社会

性暴力の実相・第2部 性犯罪「顔見知り」が3割

 2014年の強制わいせつの摘発件数は前年比8・4%増の4300件で、統計を取り始めた1966年以降最多となったことが、法務省が13日に公表した2015年版犯罪白書で明らかになった。摘発した性犯罪事件(強制わいせつ、強姦(ごうかん))のうち、容疑者と被害者が面識があるケースが約3割を占め、20年前に比べ約3倍に増えた。

2015 11/16 18:00
社会

性暴力の実相・第2部(6) 教育が悲劇防ぐ力に

 「心も体もぼろぼろで、生きている意味が分かりません。何であのとき殺してくれなかったのですか」 北部九州で起きた集団強姦(ごうかん)事件。

PR

PR

注目のテーマ