26歳が聴いた仕事唄
コーナー

「26歳が聴いた仕事唄」

炭鉱で生まれた仕事唄を26歳の記者が聴いて感じたままに書き連ねます。

2020 12/5 11:00
福岡

きれい事では食べられん 26歳が聴いた仕事唄(10)

巨大なボタ山と、その麓にある炭鉱住宅(アマチュア写真家の帆足昌平さん提供)

 炭鉱には、たまに採炭現場の見回りをする「小頭(こがしら)」がいた。小頭は部下に注意ばかりするのでうっとうしい存在だった。

2020 12/4 11:00
福岡

生きるために働いている 26歳が聴いた仕事唄(9)

三井田川鉱業所伊田坑跡にそびえ立つ二本煙突(アマチュア写真家の永吉博義さん提供)

 今では「モニュメント」となっている三井田川鉱業所伊田坑跡(田川市)の二本煙突を見に行った。最初はこれが当時の労働者にとって何を意味していたのかぴんとこなかった。

2020 12/3 11:00
福岡

ピンチは歌で笑い飛ばす 26歳が聴いた仕事唄(8)

休日の炭鉱住宅の様子(アマチュア写真家の永吉博義さん提供)

 友人と集まった時は必ずと言っていいほど結婚の話になる。「なかなかプロポーズしてくれん」という男性への不満もあれば「結婚の話、なくなるかも」と深刻そうな話も。

2020 12/2 11:00
福岡

松葉夫婦は離れられない 26歳が聴いた仕事唄(7)

休憩中の炭鉱労働者(アマチュア写真家の永吉博義さん提供)

 炭鉱では、採炭の担当を先山、採れた石炭の運搬担当を後山と呼び、組み合わせは作業効率に大きく影響した。夫婦では主に夫が先山、妻が後山を務め、そのペアを一先(ひとさき)と言った。

2020 12/1 11:00
福岡

今も昔も変わらない親心 26歳が聴いた仕事唄(6)

大切な一家だんらんの時間(アマチュア写真家の永吉博義さん提供)

 驚いた歌がある。 カンテラは真っ暗な坑内を照らす明かり。

2020 11/29 11:00
福岡

少しすかぶらの方がいい 26歳が聴いた仕事唄(5)

非常時の救命器は必携だった(アマチュア写真家の永吉博義さん提供)

 私が愛してやまないロックバンド、スピッツの歌と仕事唄は共鳴する瞬間がある。 いずれも「好きな人のことで頭がいっぱい。

2020 11/28 11:00
福岡

恋してれば気分は上向き 26歳が聴いた仕事唄(4)

竪坑櫓のケージに乗り、地下527メートルまで下りる炭鉱労働者(アマチュア写真家の永吉博義さん提供)

 炭鉱は一番方、二番方、三番方と交代制で、出勤が朝、昼、夜に分かれている。福岡県田川市の石炭記念公園にある三井田川鉱業所伊田坑跡の竪坑櫓(たてこうやぐら)は、見上げたら首が痛くなるくらい高さがある。

2020 11/27 11:00
福岡

自虐的な歌で気持ち安定 26歳が聴いた仕事唄(3)

坑内に柱を立てる採炭夫(アマチュア写真家の帆足昌平さん提供)

 今月上旬、感染性胃腸炎になり、高熱と下痢で長く会社を休んだ。ただでさえ記者が少なく人繰りが大変なのに、職場にとんだ迷惑を掛けてしまった。

2020 11/26 11:00
福岡

「歌わんとやっとられん」 26歳が聴いた仕事唄(2)

機械化後、削岩機で炭層に穴をあける採炭夫(アマチュア写真家の帆足昌平さん提供)

 炭層に火薬を詰めて爆破し、崩すことで採炭する「発破採炭」で、火薬を詰める穴をタガネで掘る時に歌われた「石刀(せっとう)唄」という歌がある。気持ちがいいくらいストレートな感情が表れたこの一曲が特に好きだ。

2020 11/25 11:00
福岡

炭鉱で生まれた無数の歌 26歳が聴いた仕事唄(1)

石炭とボタをえり分ける選炭婦(アマチュア写真家の永吉博義さん提供)

 人から「粘着質だな」と言われると「違うし」とムキになって否定する。思い当たる節があるからムキになるのだ。

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