先生、大丈夫ですか? 教員クライシス
連載

「先生、大丈夫ですか? 教員クライシス」

朝から夕方まで「休憩時間ゼロ秒」。授業準備や学級運営に忙殺され、1日16時間も学校にいることもある。先生たちは「教育の専門家」として力を発揮できているだろうか。

2021 10/3 14:00
教育

【記者ノート】脱ブラック職場へ 現場裁量と「成長」の姿にやりがい

添田小5年の算数の授業で互いに教え合う児童たち=福岡県添田町

 教員は「専門家」として働けているだろうか-。学校現場で話を聞くうちに疑問が湧き、シリーズ「教員の専門性」を始めることにした。

2021 9/19 17:30
教育

読書と交流で教育のプロに 孤立を生みだす環境変える 教員の先達からメッセージ

「教員自身が主体的に学ぶ必要がある」と話す中西実さん

 「意欲を引き出すのか、やる気をつぶすのかは教員次第。 37年間、公立小の教員として勤めた京都府亀岡市の中西実さん(71)は職責の重さをそう語る。

2021 9/12 11:00
教育福岡

「できていないんです」泣き始めた新人教員 大量採用時代、育成苦悩

福岡県教育委員会が作成した資料には、若年教員向け研修の意義について「実践的指導力と使命感を養う」と記されている

 福岡県内の公立小で新人教員の指導を担当したケイコさん(50代)は、締め切りを過ぎても授業計画を出さない1人に声を掛けた。 その新人は突然、声を荒らげて泣き始めた。

2021 8/22 17:30
教育

簡単? 難しい? 悩む授業 準備時間に制約 理解力に差も 

福岡県の公立小教員、桑岡貴志さん。「子どもが熱中し、互いに支え合い、社会とつながる」という授業を目指している

 福岡県の公立小で6年を担任するサチエさん(20代)=仮名=は授業の準備に時間も労力も惜しまない。 社会の歴史で使う写真を撮影するため、佐賀県の吉野ケ里遺跡や沖縄県の戦跡にも足を運ぶ。

2021 8/15 17:30
教育

連日のけんか悩む学級運営 叱責多く笑わないクラスに 褒める、任せる重視に転換 

写真はイメージ(写真と本文は関係ありません)

 今日もけんかが始まった。ささいな口論をきっかけに手まで出した。

2021 8/1 17:30
教育

社会の常識と校則にずれ 納得できず反発する生徒 自主性との両立探る学校

福岡県内の公立中の生徒相談室で机に座るリサさん(母親提供)

 女性教員の眉間を触る指が皮膚をこすりながら動いた。「毛、そってるよね?」。

2021 7/18 17:32
教育

いじめの「深刻さ」教員と子どもに落差 定義に追いつかない現場意識

アキラさんは中学時代、教員の対応に怒って公民の教科書を破り捨てた。買い直した教科書は今も自宅にある

 中学3年だったアキラさんの告白に、母サトミさん(50代)は衝撃を受けた。 通うのは福岡県内の公立中。

2021 7/11 6:00
教育

教員不足、頼みは臨時免許 大学生にも…「乱発は制度形骸化招く」

写真はイメージです。本文とは関係ありません

 大学や短大を卒業して取得する教員の普通免許ではなく、欠員を補うための臨時免許で教壇に立つ「先生」が増えている。九州7県での臨時免許交付件数は2020年度、小中高と特別支援学校で計2197件に上り、14年度の約1・3倍。

2021 7/11 6:00
教育

「指導に自信ない」基礎も蓄積もないまま教壇に立つ臨免教員

福岡県教育委員会が発行した教員免許状(写真の一部を加工しています)

 突然怒って声を荒らげる子どもに、テルさん(20代)は思わずひるんだ。その姿を見たベテラン教員が素早く駆け寄り、騒ぎがクラスに飛び火しないよう静かに声を掛け、教室から連れ出した。

2021 7/4 17:32
教育

これでいい?先生の現場 穴埋めで突然担任に 授業ノウハウ共有なし

福岡県のある公立中に導入されている出退勤の打刻システム。在校時間の記録で、働き方改革は進むのか…。

 なぜ自分が学級担任なのか-。福岡県内にある公立小の常勤講師、カオリさんは今も納得できない。

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