中村哲医師 その歩み
まとめ

「中村哲医師 その歩み」 (10ページ目)

戦乱や干ばつで荒廃したアフガニスタンやパキスタンで、多くの市民とともに人道・復興支援の歩みを進め、2019年12月4日にアフガンで凶弾に倒れた中村哲医師(「ペシャワール会」現地代表)。“一隅を照らす”行動を続けた意志の継承とペシャワール会支援の思いを込めて、足跡をたどります。

2013 9/13 6:00
社会

中村哲氏が福岡アジア文化賞受賞 福岡市、日本人10年ぶり「世界平和祈り感謝」

福岡アジア文化賞大賞を受賞し、高島宗一郎福岡市長(左)と握手を交わす中村哲氏=12日午後、福岡市中央区

 アジア文化の保存や創造、平和の構築に貢献した個人・団体をたたえる福岡アジア文化賞(福岡市など主催)の授賞式が12日、福岡市中央区であった。大賞は、アフガニスタンで人道支援を続ける非政府組織「ペシャワール会」の現地代表、中村哲医師(66)が日本人として10年ぶりに受賞。

2013 7/2 6:00
福岡国際

JICAの日本人職員らアフガニスタンから退去開始 ペシャワール会は活動継続

 国際協力機構(JICA)の日本人職員らがアフガニスタンから国外退去を始めたことを受け、JICAと共同で灌漑(かんがい)事業を展開する非政府組織「ペシャワール会」(福岡市)は1日、現地代表の中村哲医師ら日本人2人は避難せず、現地での活動を継続することを明らかにした。 同会によると、現地の活動拠点は同国東部のジャララバードで、首都カブールから東に約150キロの地点。

2013 5/27 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】広がる 生命の営み

高さ約10メートルに成長した紅柳が立ち並ぶガンベリの森

 ガンベリの森は静寂が支配している。樹間をくぐる心地よい風がそよぎ、小鳥がさえずる。

2013 2/18 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】10年越し緑の大地へ

カシコート=マルワリード連続堰の上流側。川の流量が少ない時期にもかかわらず一定の水位を保ち、一帯を潤していく

 2012年12月初旬、われわれはこれまでになく緊張していた。クナール川沿いで朝から濃霧が立ち込め、数メートル先も見えない。

2012 11/22 6:00
福岡

中村医師に魅せられて ペシャワール会の記録映画、菅原文太さんがナレーター 

菅原文太さんは農業生産法人をつくり、唐辛子などを育て、販売している=山梨県北杜市

 アフガニスタンで人道支援を続ける非政府組織ペシャワール会(福岡市)の現地代表で平和医療団日本(PMS)総院長の中村哲さん(66)が、戦と日照りによって荒れた大地で用水路建設に挑んだ7年間の記録映画「アフガニスタン 干ばつの大地に用水路を拓(ひら)く」が完成した。中村さんの著書から、その時々の思いを朗読したのは、やくざ映画「仁義なき戦い」シリーズ主演俳優の菅原文太さん(79)。

2012 10/22 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】命育む水路 次代へ

各村が協力して初めて行われた用水路の一斉浚渫=9月9日、アフガニスタン・ナンガルハル州のシェイワ地区

 再び河川工事の季節が巡ってきた。大量の重機やダンプカー、数百名の作業員が続々と集結する。

2012 5/27 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】筑後川の知恵結ぶ

記録的な洪水に耐えたベスード堰と取水口=2012年4月

 2012年4月21日、東部アフガンの一角、ベスード郡で、不安げに集まった住民たちの間に大きな歓声が上がった。小躍りして叫びだす者もいる。

2012 3/18 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】暗殺恐れた着工式

「カシコート緑化計画」の着工式でテープカットする中村哲医師(中央)ら。州副知事(前列左から2人目)が現れるとは誰も予想しなかった=2月7日

 「明日でわれわれの運命も決まりますな。生きてれば最後の大仕事。

2011 11/26 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】長老の悲痛な謝罪

河道回復工事。カシコート側に寄り付いた洪水進入路を川の中心に寄せ、護岸工事を行う=11月1日(ペシャワール会提供)

 騒然たる人の世をよそに、自然は静かに回る。秋が深まると、クナール川の夏の濁流は、美しい清流となる。

2011 8/13 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】急襲 おびえる実り

植樹され緑が増えた貯水池=2011年7月5日(ペシャワール会提供)

 人はあらぬ事態に遭遇して、大きな決断を迫られることがある。7月に始まった駐留外国軍撤退=治安権限移譲の過程で、アフガンは一つの転機を迎えつつある。

2011 5/15 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】戦火の中 大豊作

ガンベリ砂漠の荒れ地は人々の汗によって小麦畑に姿を変え、大豊作となった=4月25日(ペシャワール会提供)

 アフガニスタンはかつてなく揺れている。5月上旬の1週間、活動地周辺だけでさまざまなことが起きた。

2011 2/12 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】取水堰建設 8年の闘い

取水門の背面。高さ4・5メートル、取水量は現在毎秒約3~4トンで、真冬にしては十分な量だ(ペシャワール会提供)

 それはあっけない勝負だった。「おーい、どこまで流れたか」。

2010 9/21 11:00
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】恵みの雨… 一転濁流に

記録的な豪雨で濁流があふれる用水路のカマ取水口(ペシャワール会提供)

 7月27日から降り始めた雨は、断続的に集中豪雨となり、アフガニスタン東部を広範囲に襲った。渇水に悩んできた地域では、最初、恵みの雨のように思われたが、今年は異例であった。

2010 6/4 15:13
国際

ペシャワール会の中村哲医師 アフガンでの活動継続へ「あと7年は現地で」

中村哲医師

 アフガニスタンで難民支援をする非政府組織「ペシャワール会」(事務局・福岡市)は4日、唯一の日本人スタッフとして現地にとどまってきた現地代表の中村哲医師(63)について、今後もアフガンでの活動を継続する方針を明らかにした。一時は治安情勢の悪化により、現地人スタッフに活動を引き継いで、今春で撤退することも検討していた。

2010 3/14 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】水満ちて村芽吹く

2月に完工したマドラサの下校時間の様子

 2010年2月8日、ジャララバード近郊の農村で二つの「完工式」が行われた。一つはマルワリード用水路の開通、もう一つは地域を束ねる大モスク(イスラム教の礼拝堂)とマドラサ(大モスク付属学校)の完工である。

2009 12/21 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】湿害克服 よみがえる村 家へ田畑へ家族が帰還

湿地帯の復旧は想像以上の早さで進み、一部は農地としてよみがえった(ペシャワール会提供)

 アフガニスタン東部の山々は雪化粧を始めた。目を射る銀白の山々が私を歓迎する。

2009 10/25 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】ぬかるみゆく戦場 超然と生きる家畜の群れ

砂漠地帯の水路沿いには、遊牧のヒツジが群れをなして集まってくる(ペシャワール会提供)

 アフガニスタンは激しく動いている。今年の大統領選挙は不正まみれだし、外国軍が増派を繰り返しても治安は悪くなるばかりだ。

2009 7/31 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】熱砂の中 黙々と作業

酷暑の中、用水路完成を目指して地道な作業が続く(ペシャワール会提供)

 これは間違いなくひとつの戦闘だ。熱砂は簡単に人を寄せつけない。

2009 5/25 11:30
国際

【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】用水路建設6年 送水目前 熱砂の谷に命導く 生死背中合わせの日々

ガンベリ砂漠の地平線に向かって延びる用水路の建設現場(ペシャワール会提供)

 戦乱や干ばつなどで荒廃したパキスタンやアフガニスタンで、医療やさまざまな復興支援を続けるペシャワール会(事務局・福岡市、1983年結成)。6年をかけた灌漑(かんがい)用水路の一部完成も間近に迫る。

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