
「一面」 (42ページ目)
西日本新聞の朝刊1面に掲載されたニュースを提供します。
日本語教育、国に責務 外国人支援へ推進法成立
国内で暮らす外国人への日本語教育の推進を国や自治体などの責務とした「日本語教育推進法」が21日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。4月に外国人労働者の新在留資格が創設され、在留外国人の増加が見込まれることもあり、共生社会に向けて日本語教育の支援拡充を目指す。
習氏、非核化へ対話促す 北朝鮮で首脳会談 正恩氏、米に不満
【北京・川原田健雄、ソウル池田郷】中国の習近平国家主席は20日、北朝鮮・平壌を初めて公式訪問し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した。中国の国家主席の訪朝は14年ぶり。
DV加害者の戸籍閲覧“制限” 福岡市が運用変更 住所特定リスク回避
ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待被害者の住所の特定に戸籍謄本が利用されることを防ぐため、福岡市は今春から、加害者側に安易に交付しないようシステム上「ロック」をかける運用を始めた。現住所が記載されない戸籍謄本の規制は全国的に珍しいという。
認知症高齢者が配達代行 顔知られ、徘徊時に利点も DM便、大牟田など
宅配業者が介護事業所と連携し、配送の一部を認知症の人に担ってもらう取り組みが九州で始まっている。福岡県大牟田市と鹿児島県姶良市で、ヤマト運輸(東京)と介護事業所が実施。
トランプ氏、再選出馬表明 新スローガン「米国を偉大なままに」
【オーランド田中伸幸】トランプ米大統領(73)は18日夜(日本時間19日午前)、南部フロリダ州オーランドで集会を開き、来年11月の大統領選での再選を目指して立候補すると正式に表明した。失業率低下などを根拠に「米国経済はおそらく史上最高の状態だ」と1期目の成果を強調。
死別に寄り添う「カフェ」 筑前町いじめ自殺遺族の森さん 東京に開設
家族やパートナーなど大切な人を亡くした人に寄り添い、支援する「グリーフ(悲しみ)サポート」に、長男をいじめによる自殺で亡くした森美加さん(49)=福岡県田川市出身=が取り組んでいる。約40年過ごした福岡を離れ、現在は東京で暮らす森さん。
習主席20日に初訪朝 核問題や経済協力 正恩氏と協議へ
【香港・川原田健雄、ソウル池田郷】中国共産党は17日、習近平総書記(国家主席)が20~21日に北朝鮮を訪問し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談すると発表した。中国国営通信新華社が伝えた。
JR九州が事業承継ファンド設立へ 利益増、地域支援も
JR九州が、後継者不足に悩む地場中小企業の受け皿となる事業承継ファンドを設立する方針を固めたことが分かった。鉄道関連や飲食など、自社の事業と関連性が高い地場企業に資本や人材を投入。
十四代沈寿官さん死去、92歳 薩摩焼窯元、日韓交流に尽力
薩摩焼窯元の十四代沈寿官(ちん・じゅかん、本名大迫恵吉=おおさこ・けいきち)さんが16日午後3時20分、肺炎のため鹿児島県いちき串木野市内の病院で死去した。92歳。
【福岡】黒土氏が初当選 福智町長選
病気療養中の前町長の辞職に伴う福岡県福智町長選は16日投開票され、無所属新人で元副町長の黒土孝司氏(65)が、無所属新人で元町議の渡辺文敏氏(66)を破り、初当選した。 投票率は59・56%。
香港政府、逃亡犯条例改正を延期 「年内不可能」撤回は否定
【香港・川原田健雄】香港政府トップの林鄭月娥行政長官は15日、記者会見を開き、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の審議を延期すると発表した。「年内に審議入りするのは不可能」との見通しを示す一方、「改正の撤回ではない」と強調した。
「まるで介護」留置17日間 76歳、車椅子の万引容疑者 手探りの現場
車椅子に乗った76歳のおじいちゃんを、体格のいい男が3人がかりで階段の上げ下げをする。脳梗塞を患い、足はほとんど動かすことができない。
「ラー麦」10年人気沸騰 福岡県開発のラーメン用小麦 作付面積12倍に
福岡県が開発したラーメン用小麦「ラー麦」が、11月で販売開始から10周年を迎える。作付面積は12倍の約1800ヘクタールに拡大。
訪日客に柔道ツーリズム 「王国」福岡県が新事業 競技体験、観戦PR
福岡県は、柔道体験と試合観戦、宿泊を組み合わせた海外の愛好家向け「柔道ツーリズム」事業に取り組む方針を固めた。谷亮子氏をはじめ多くの五輪メダリストを輩出してきた「柔道王国」をアピールし、インバウンド(訪日外国人客)の増加と新たな柔道国際大会の誘致、競技力の底上げにつなげたい考えだ。
「散歩諦め」「仕事にならず」 厳戒福岡、市民戸惑いも
8日開幕したG20財務相・中央銀行総裁会議の主舞台となった福岡市。警察官約4700人による厳戒態勢が敷かれ、会場付近では大規模な交通規制や検問もあり、終日、緊張感に包まれた。
米中摩擦に懸念 財務相会議開幕 9日声明 G20福岡に要人集結
日米欧と新興国の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が8日、福岡市中央区のヒルトン福岡シーホークで開幕した。世界経済の下振れリスクを巡り米中貿易摩擦の激化を懸念する声が相次ぎ、議長の麻生太郎財務相は政策協調の必要性を強調した。
元闘士、愚直に50年 フリースクール運営・進藤輝幸さん ワタシペディア「私」辞典~全共闘ダイアリー (1)
社会の矛盾と向き合い、あらがった60年代末の学生運動から半世紀が過ぎた。運動の渦中に身を置いた全共闘世代の若者はどんな人生を経て、今という時代をどう見詰めているのか。
きょうからG20福岡会議 博多文化でおもてなし
福岡市で8日に開幕する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に、同市博多区の古刹(こさつ)・承天寺(じょうてんじ)で7日夜、おもてなしイベントがあった。海外メディアの記者らが参加、筑前琵琶や茶道のお点前など「和の魅力」あふれる博多の伝統文化を満喫した。