「東京報道部」
東京報道部の守備範囲は、永田町の首相官邸、与党、野党から、霞が関の各省庁、日銀、民間経済、文化まで。日本の中枢で取材に走り回っています。
石炭存続へ新たな一手 全廃は困難 調整電源の役割も
世界的に「脱炭素」の機運が高まる中、批判が集中する石炭火力発電。経済産業省の削減方針を受け、国内最多の石炭火力を保有する電源開発(Jパワー)が発電効率を高めて設備を存続させる方針を打ち出した。
長崎の石炭火力を高効率発電に転換 Jパワー、脱炭素の流れ受け
電源開発(Jパワー)は16日、石炭を燃料とする松島火力発電所(長崎県西海市)の2号機(出力50万キロワット)について、高効率の石炭ガス化複合発電(IGCC)に転換すると発表した。2024年に工事を開始し、26年度の運転開始を目指す。
非接触レジ、イオン導入 夏には福岡で
イオンリテールは16日、新型コロナウイルスの感染防止策として、千葉市に新規出店した「イオンスタイル千葉みなと」で非接触型のセルフレジを導入した。来店客がレジの画面に触らなくても支払いの操作が終えられ、店内で店員や機械と接触する機会を減らす。
「感染拡大の予兆」福岡も重点措置視野 西村氏「機敏に対応」
西村康稔経済再生担当相は16日夜の記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にある福岡県について「専門家の意見も踏まえ、機敏に対応したい」と述べ、「まん延防止等重点措置」の適用も視野に状況を注視していく考えを強調した。飲食店に対する営業時間短縮要請などの対策を取るよう福岡県に求めた上で、なお日々の感染状況や病床使用率など医療提供体制に改善が見られなければ、来週にも追加適用の検討に入る方針。
福岡の重点措置適用、西村氏「必要あれば」 分科会で拡大懸念相次ぐ
西村康稔経済再生担当相は16日午前、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増している福岡県について「必要があれば、機動的に対応していきたい」と述べ、「まん延防止等重点措置」の適用も視野に感染状況を注視する考えを示した。 埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県を重点措置に追加適用することを了承した政府の基本的対処方針分科会後、記者団に明らかにした。
18歳未満で変異株感染拡大 従来株の1・5倍、学校クラスター懸念
全国で感染が広がりつつある新型コロナウイルスの変異株について、18歳未満の感染割合が、従来株と比べて1・5倍以上となっていることが国立感染症研究所(東京)の分析で分かった。若年層の感染が少ないとされてきた従来株と異なる様相を見せており、専門家は他の世代と同様に警戒が必要だと指摘する。
「東京ウオッチ」、ぜひ!
ニュースサイト「西日本新聞me」のトップページ、青い帯にある「東京報道部」に入り、上部に現れるバナー「東京ウオッチ」をクリックしてみてください。ずらりと並んでいるのが、われわれ東京支社報道部が今年2月から始めたウェブ専用・先行の記事たち-。
「五輪中止も選択肢」二階氏発言の思惑は 火消しに追われる首相
自民党の二階俊博幹事長は15日午前、TBSのCS番組収録で、新型コロナウイルス感染がさらに拡大した場合の東京五輪・パラリンピック開催について「とても無理と言うならやめないといけない」と述べた。同日昼のニュースで大きく取り上げられ、二階氏は「ぜひ成功させたいという思いだ」と慌てて釈明したが、党内からは「中止になった場合に首相の政治責任が追及される事態を避けるための予防線では」などと臆測も広がる。
日米首脳会談へ首相が出発 「バイデン大統領と信頼関係築く」
菅義偉首相は15日夜、ワシントンに向け政府専用機で羽田空港を出発した。17日未明(米東部時間16日)にホワイトハウスでバイデン米大統領との首脳会談に臨む。
宮崎にバイオマス発電所建設 伊藤忠や大阪ガス、2024年稼働へ
伊藤忠商事(東京)や大阪ガス(大阪市)など4社は15日、宮崎県日向市にバイオマス発電所を建設すると発表した。燃料とする木材のうち、1割程度は九州で調達した木質チップを使う。
カメラで寄り添う阿蘇 地震を機に移住、写真家五十嵐さん
熊本地震を機に熊本県南阿蘇村に移住した写真家の五十嵐恵美さん(41)が、村内で写真スタジオを開設したのは昨年11月のこと。5年近く村の仕事で復旧の歩みを撮影し続けてきたが、今後は住民や観光客の記念写真にフォーカスしていく。
重点措置「3府県のみ」効果疑問視 専門家会合議事録
大阪、兵庫、宮城の3府県に対し、初めて新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を適用することを了承した政府の基本的対処方針分科会の議事録がこのほど、公開された。それによると、変異株の急速な広がりに危機感を強める専門家は、3府県のみを対象とする政府判断に疑問を投げ掛け、「従来の対策では不十分」との厳しい注文も突き付けていた。
首相きょう訪米 対中国・北朝鮮、気候変動対策を協議
菅義偉首相は15日午後、米国に向け出発する。バイデン大統領との16日(日本時間17日未明)の首脳会談では覇権主義的な動きを強める中国への対応をはじめ、気候変動対策、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮情勢などについて意見を交わす。
リンガーハット、過去最大の赤字 87億4600万円、コロナ直撃
リンガーハット(長崎市)が14日発表した2021年2月期連結決算は、純損益が87億4600万円の赤字(前期は2億1千万円の赤字)だった。赤字幅は1962年の創業以来最大に膨らんだ。
麻生派、コロナでも資金パーティー セミナー形式、飲食物なし
自民党麻生派(53人)は13日夜、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。今年秋までに行われる衆院解散・総選挙をにらみ、他派閥に先駆けて開催。
熊本地震の復旧工事「着実に進んでいる」 防災相が認識
熊本地震の前震の発生から14日で5年となるのを前に、小此木八郎防災担当相は13日の閣議後の記者会見で、3月に開通した新阿蘇大橋など被災した多くのインフラの復旧工事が完工したことに触れ、「復旧、復興が着実に進んでいる」との認識を示した。
日米首脳会談の焦点は 台湾、ウイグル…対中政策にずれ
政府は13日、菅義偉首相が15~18日の日程で米国を訪問すると正式に発表した。バイデン大統領との首脳会談は現地時間16日(日本時間17日未明)にワシントンで行われる。