子どもに明日を
コーナー

「子どもに明日を」

九州に暮らす子どもの2割が貧困状態にあると推測される。親から続く貧困の連鎖、虐待、教育格差。子どもたちが直面する問題を掘り下げ、「明日」に向けた解決策を探る。

2020 10/10 6:00
福岡社会教育

児童養護施設出身者に入試枠 福岡・筑紫女学園大が来年度創設

イメージ(本文とは直接関係ありません)

 筑紫女学園大(福岡県太宰府市)は、2021年度入試から、児童養護施設や里親家庭で暮らす子どもを対象とする学校推薦型選抜(推薦入試から改称)を創設する。同大によると、養護施設などの子どもに限った入試枠は、九州の大学では初めてで全国的にも珍しい。

2020 6/14 6:04
福岡

「苦しい時こそ」北九州の居酒屋 子ども食堂に無償で弁当

子ども食堂に弁当を届けた村田さん(左から2人目)

 北九州市小倉北区魚町の居酒屋「元気也」が、子ども食堂への弁当の無料提供を始めた。新型コロナウイルスの影響で売り上げは激減したが、給食がなくなるなどして困っている子育て世帯に食料を提供する子ども食堂の活動を知り、「みんな大変な今だからこそ支え合いたい」と支援に踏み切った。

2020 5/23 6:04
福岡社会

子ども食堂再開、満腹の笑顔「ほっとした」 北九州市 新規相談も

マスク、手袋を着用した子ども食堂のスタッフから弁当を受け取る親子連れ=22日、北九州市若松区

 新型コロナウイルスの影響で休止していた北九州市の子ども食堂が再開し始めた。市はコロナ禍で食事に事欠く親子が少なくないとみて、市内の30施設に再開を要請しており、順次再始動する見通しだ。

2020 3/3 15:27
くらし

子ども食堂、本来の姿は「多世代交流の場」 高齢者の孤立解消にも

子ども食堂を広げることの意義を語る湯浅誠・東京大特任教授

 「子ども食堂」が増えている。民間団体の調査では全国で3718カ所(2019年)に上り、前年の1・6倍に。

2020 2/9 6:04
福岡社会

PTAで直面した貧困が原点…“毎日”開く子ども食堂、開設した主婦の思い

笑顔で子どもたちと話す清田尚美さん(中央)=福岡県岡垣町

 平日は毎日、朝と夕方に開店する子ども食堂「こころ食堂」が福岡県岡垣町桜台にオープンし、地域の小学生やお年寄りたちの居場所になっている。近くの主婦清田尚美さん(60)が「おなかをすかせた人を一人でも減らしたい」と、居酒屋だった空き店舗を改装し、食事と勉強のスペースを設けた。

2020 1/18 6:00
社会

16歳でホームレスに…正社員になり持てた夢「絶対に諦めない」

資格取得のため、日々勉強に励む優。試験対策問題を書き写したノートは3冊目になった=昨年11月、福岡県内

 「頑張って正社員になりたい」。4年前、こう語っていた福岡県内に住む優(23)=仮名=は、当時勤めていた県内の空調設備会社を辞めていた。

2020 1/17 6:00
社会

「ちゃんと育てられているだろうか」震災で転落、踏ん張る母

食費を切り詰めて節約する真実。冷蔵庫は見切り品の食材であふれる=昨年11月、熊本市内(写真の一部を加工しています)

 「おなかすいたよ」。昨年11月下旬の深夜、熊本市のアパート。

2020 1/16 6:00
社会

母と子3人、所持金200円…一家のその後 消えた命の食堂

昨年11月18日時点で、給料口座の残高はわずか82円。梓一家は今もぎりぎりの生活を送る=昨年12月、長崎県内(写真の一部を加工しています)

 4年前、所持金がわずか200円だったシングルマザーの梓=当時(42)=と出会った子ども食堂は、空き家になっていた。 「もっと続けたかったんだけどね」。

2020 1/8 6:00
佐賀社会

アプリで寄付、子ども食堂無料に 佐賀・みやき町で全国初運用

イメージ(写真と本文は直接関係ありません)

 佐賀県みやき町は7日、スマートフォンのアプリを使って寄付を募り、町内の高校生以下の子どもたちに地元飲食店の料理を無償で提供するサービスを始めた。名付けて「みやき町子ども食堂」プロジェクト。

2019 11/7 6:00
福岡社会

フードバンク支援足踏み 県協議会発足半年 リスク危惧、協力14社

食品を車に詰め込むフードバンク団体のメンバー=9月13日、福岡県太宰府市

 困窮家庭や子ども食堂に食品を届けるフードバンク団体を支援する一般社団法人「福岡県フードバンク協議会」が4月に発足して半年が過ぎた。県内を中心に協力企業の開拓に取り組むが、食品提供の協定を結んだのは6日現在、14社にとどまる。

2019 10/23 6:00
福岡経済

子ども食堂、私募債で支援 西シ銀、発行額の0.2%寄付

 西日本シティ銀行(福岡市)は、発行額の0.2%を子ども食堂の支援のために寄付する「子ども食堂応援私募債『希望の環』」の取り扱いを始めた。鹿児島銀行や滋賀銀行なども同様の私募債で子ども食堂を支援しており、全国に広がりつつある。

2019 10/20 6:00
福岡社会

子ども食堂、北九州一丸 食材、場所、ボランティア派遣仲介へ 市、支援側と全国初協定

 北九州市は、市内で運営されている「子ども食堂」の支援を目的に、食材や開催場所の提供、ボランティアの派遣などに意欲を示す企業、団体と連携協定を結び、食堂運営者側につなげる取り組みを始める。市によると、こうした協定を行政が主体となって結ぶのは全国初。

2019 10/7 14:00
福岡社会

13歳で体重26キロ…自立阻む虐待の“記憶” 保護から9年、女性の今

 母親と養父から虐待され、13歳で保護されたとき、身長128センチ、体重26キロの飢餓状態だった愛さん(22)=仮名。2016年3月30日付の本紙朝刊「子どもに明日を」で取り上げた彼女を覚えているだろうか。

2019 6/27 6:00
社会

子ども食堂1年で1.6倍 NPO集計全国で3718カ所

九州の子ども食堂の現状

 NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」(理事長・湯浅誠東京大特任教授)は26日、全国の子ども食堂が昨年の約1・6倍の3718カ所になったと発表した。同センターは増加の背景を「関心が広がり、やりたい人がやれる雰囲気ができてきた」と分析。

2019 5/22 6:00
社会

無料塾、貧困の連鎖断つ 進学助け、食事も提供

「マナビバ」で講師から指導を受ける中学生たち=福岡市西区

 学習支援から高校進学につなげ、貧困の連鎖を断ちたい‐。福岡県内のNPO法人が、生活困窮家庭の子どもの学習支援に力を入れている。

2019 3/20 6:00
社会

「しつけで暴力」変わる 虐待陰湿化につながる 親の体罰禁止改正法案提出

 体罰禁止を明記した児童虐待防止法などの改正案が19日、閣議決定された。「しつけ」と称し、わが子に手を上げた経験のある親や被害を受けた子どもからは、「体罰はだめ」という意識の広がりを望む声が聞かれた。

2019 3/5 6:00
社会

「心折れそう」虐待親の圧力に学校苦慮 2年近く暴言浴びせられるケースも

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡した事件で、心愛さんが暴力被害を打ち明けたアンケートのコピーを父勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に渡すなどした学校側の対応が虐待をエスカレートさせたと批判されている。父親の威圧的な要求に屈した結果だが、九州の教師からは激しい親の要求や抗議に「心が折れそうになった」との声も聞かれる。

2019 2/28 6:00
社会

「フードバンク」協議会4月設立 廃棄食品提供 福岡全域で支援

 まだ食べられるのに廃棄される食品を企業などに提供してもらい、困窮家庭や子ども食堂に届ける「フードバンク」を支援するため、福岡県内の2団体とエフコープ生活協同組合が「福岡県フードバンク協議会」を設立し、4月1日から県内全域で事業を展開する。県単位のフードバンク支援は全国でも珍しいといい、関係者は「福岡モデルとして広く発信していきたい」としている。

2018 11/29 6:00
社会

全国2例目「こども宅食」佐賀で開始へ ふるさと納税財源に

佐賀県での「こども宅食」を発表した支援団体メンバーら。届ける食品を示して寄付を呼び掛けた=28日午後、東京都内

 佐賀県などは28日、ふるさと納税の寄付金を財源に、生活が厳しい子育て世帯に食品を届ける「こども宅食」を始めると発表した。東京都文京区に次いで全国2例目。

2018 11/9 6:00
社会

全国初、公営ギャンブル場に「子ども食堂」 北九州市・若松ボート プロ選手も一緒に食事、交流

子ども食堂を開く、ボートレース場内の特別観覧施設「クレカ若松」

 北九州市が運営するボートレース若松(同市若松区)が、12月27日から地域の小学生を対象に、格安で食事を振る舞う「子ども食堂」事業を始めることが、市関係者への取材で分かった。公営ギャンブルの所管官庁などによると、公営ギャンブル場の子ども食堂は全国初。

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