自称革命家 外山恒一の闘い
連載

「自称革命家 外山恒一の闘い」

革命家を自称し、時に不穏な言動で体制のみならず社会通念とも火花を散らしてきた外山恒一さん。出生から約半世紀、対峙してきた日本社会を遠景に、実像へ迫る。

2021 3/5 17:32
文化

コロナ禍と自由 「想像力」欠く社会 諦めず喚起 

2014年に外山恒一の自宅で開かれた新左翼運動史などを学ぶ合宿=撮影・YUKAKO NOMOTO(日本の志)

 2015年夏。国会議事堂前で、学生運動の記憶も遥(はる)か遠い世代がシュプレヒコールを上げた。

2021 3/4 17:30
文化

反原発叫び選挙を攪拌 「アート」で評価も…

2017年に東京都で街宣する外山恒一(右)(撮影・織田曜一郎)

 間もなく発生10年の節目を迎える東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は日本社会を大きく変え、脱原発といううねりを生んだ。外山恒一(50)はこれにも独自の闘いを仕掛ける。

2021 3/3 17:30
文化

無関心の時代 「おもしろ路線」で交流圏拡大

1999年の福岡県知事選は約半数が棄権。外山恒一は「棄権を呼びかけ圧勝」と新聞風のポスターを作り、福岡市の街角にはった

 2月22日、福岡県の小川洋知事が肺腺がん治療のため辞表を提出した。間もなく新たなトップを選ぶ舌戦の火蓋(ひぶた)が切られるだろう。

2021 3/2 17:30
文化

刑務所で転向 「更生」してファシストへ

傷害事件の判決文。職業は「自称革命家」となっている(画像の一部を加工しています)

 1999年3月8日。外山恒一(50)が別れ話のもつれから交際女性の側頭部などを殴打し、鼓膜が破れる重傷を負わせた事件の概要は、福岡地裁の判決文によるとこうだ。

2021 3/1 17:30
文化

「反教育」先鋭化し孤立 オウム事件に自問

福岡市の県立高校でビラをまいていたところを学校関係者にとがめられ、反論する外山恒一(左端)=1990年ごろ(写真の一部を加工しています)

 1988年に高校を中退した外山恒一(50)は、以後十数年、ジェットコースターのように浮き沈みの激しい活動家生活を送る。 89年に高校や親との軋轢(あつれき)を描いた「ぼくの高校退学宣言」で著述家デビュー。

2021 2/22 17:30
文化

起点は反管理教育 「大人に任せられん」に学校激怒

「ほんとの自民党」を結成し九州遊説へ出発する外山恒一を報じた1987年12月25日付西日本新聞の複写

 「革命家」の母は心から悔いていた。 ラジカルな政治活動で知られる外山恒一(50)の母恵子(79)の脳裏には、優秀で素直な少年像がある。

2021 2/20 17:02
文化

政見放送でネットの寵児に 「革命家」の真意は

「自粛を求める同調圧力への抵抗」。緊急事態宣言下でも飲み歩くとSNSで公言していた外山恒一さん=2020年4月、福岡市中央区

 2020年4月。私は緊急事態宣言下に沈む福岡市のバーで、自粛を求める同調圧力に抵抗し、SNSで飲み歩きを公言する男と向き合っていた。

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