風向計
コーナー

「風向計」 (30ページ目)

西日本新聞の論説委員や編集委員をはじめベテラン記者が担当するコラム。

2018 6/5 10:20
社説・コラム

勝間さん 公表の意味 編集委員 井手季彦

 経済評論家の勝間和代さんが同性のパートナーと交際していることを公表し、話題となっている。「好きになった人がたまたま女性だったと解釈してほしい」という言葉は素直な気持ちの表れだろう。

2018 6/2 10:40
社説・コラム

運動部100年のレガシー 編集委員 安部 裕視

 「規則があればこれを守り、しかして自己全力を尽くして勝敗を決し、力強くして勝つも、力及ばずして負けるも、競走が終われば光風霽月(こうふうせいげつ)、何の隔てもなく敵味方相共に談笑するくらいの男らしき心根を有してもらいたい」 大正初期の1916年4月5日、本紙前身の福岡日日新聞に載った評論の一節だ。日本マラソン界の草分けで、当時24歳だった金栗四三(かなくりしそう)が寄せた。

2018 6/1 10:46
社説・コラム

「好いとる」っていいな こどもタイムズ編集長 江田 一久

 わが社の先輩、HさんはNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の主人公、西郷隆盛と同じ鹿児島出身だった。風貌は似ていなかったが、同じように情に厚かった。

2018 5/31 10:57
社説・コラム

疑心の拡散、虎の子の核 編集委員 上別府 保慶

 日本に降伏を迫るポツダム会談が終わりに近づいていた1945年7月24日、トルーマン米大統領はソ連のスターリン書記長に向かって「米国は並外れた破壊力を持つ新兵器を持つに至った」と語った。わが方は原爆を完成したという、けん制だった。

2018 5/30 10:42
社説・コラム

成田空港と革命の幻 論説委員 小出 浩樹

 成田空港(千葉県)の「旧管制塔」と聞き、半身を乗り出した。再来年、老朽化のため取り壊されるのだという。

2018 5/29 10:37
社説・コラム

はしか 正しく恐れよう 編集委員 井上 真由美

 色あせた母子手帳を、引っ張り出してみた。 1977年4月の日付と共に、手書きで「麻疹(はしか)生ワクチン0・5ミリリットル」とあった。

2018 5/25 10:46
社説・コラム

フットボーラーの矜持 運動部次長 西口 憲一

 大学卒業から25年が過ぎ、大抵の物は処分したが、ヘルメットだけは大切にしている。アメリカンフットボールに汗した4年間、命を守ってくれた“体と心の一部”だからだ。

2018 5/24 10:37
社説・コラム

「猿の惑星」に怒る 編集委員 上別府 保慶

 日本列島が地殻変動で海にのまれ、日本人が放浪の民となるSF小説「日本沈没」が大ベストセラーとなったのは、関東大震災から半世紀の1973年のことだった。上下巻で計385万部も売れた。

2018 5/23 10:32
社説・コラム

「ニコニコ」の立役者 編集委員 藤崎 真二

 「誰でもフルマラソンを走れるようになりますよ」。福岡大スポーツ科学部の研究室で、田中宏暁(ひろあき)さんがニコニコしながら、こう説明してくれた。

2018 5/22 10:18
社説・コラム

もし「ヌヌ」がいたら 編集委員 井手 季彦

 兄弟であろう2人の子を連れた気のよさそうな女性や、ベビーカーを押しながら他の子どもたちと遊ぶ子を見守る女性…。小学校の放課後となる午後4時ごろ、パリの公園で普通に見かける風景だ。

2018 5/19 10:33
社説・コラム

野多目コレクション 編集委員 弦本 主税

 日本で唯一の国立映画機関「国立映画アーカイブ」が4月、東京・京橋にオープンした。映画の保存や研究、公開を通して映画文化の振興を担ってきた東京国立近代美術館フィルムセンターが、日本で6館目の国立美術館として生まれ変わったのだ。

2018 5/18 10:34
社説・コラム

私たちを忘れないで 佐賀総局長 三村 龍一

 トランプ外交が中東紛争の火に油を注いでいる。在イスラエル大使館のエルサレム移転で中東和平は遠のき、イラン核合意からの離脱表明はイスラエルとイランの対立を激化させた。

2018 5/17 10:39
社説・コラム

勲一等、「親授」せず 編集委員 上別府 保慶

 冷戦時代、一つ対応を誤れば核戦争に突入しかねない場面に立たされたケネディ米大統領は、閣議で軍首脳たちから弱腰だとたびたび批判された。さすがに閉口し、留守中も会議室の机の下でこっそり録音テープを回させ、後で自分への悪口をチェックした。

2018 5/16 10:35
社説・コラム

秋田竿燈と武雄の合縁 デジタル編集チーム 田代 芳樹

 大きな竹ざおに多数のちょうちんが連なる様子は、稲穂の実りを表しているという。その巨大なさお竹を、肩や額、腰などに乗せて練り歩く名人芸「秋田竿燈(かんとう)まつり」。

2018 5/15 10:46
社説・コラム

「どん詰まり精神」の力 論説委員 岩田 直仁

 長州藩を舞台に多くの歴史小説を残した作家の古川薫さんが亡くなった。享年92、著作は150冊を超えるが、まだまだ書きたい作品があったのではないだろうか。

2018 5/12 10:35
社説・コラム

「撲滅」を拒んだ良心 編集局総務 田川 大介

 福岡市・那珂川のほとり、西中洲の福岡県公会堂で「キリスト教撲滅演説会」が催されたのは大政翼賛会が発足する前月、1940年9月24日のことだった。鬼畜米英が叫ばれるなか、3日後には日独伊三国同盟が締結されようとしていた。

2018 5/11 10:38
社説・コラム

どこか、ゆがんでいる 編集委員 佐藤 倫之

 社会現象とも思える、この背反する動きをどう受け止めるべきか、考え込む。 前文部科学省事務次官の前川喜平さんと、ゆとり教育で知られる同じ文科省の元官僚、寺脇研さんのペア講演会が各地で盛況だ。

2018 5/10 10:50
社説・コラム

勝算なき特攻、現場の声 編集委員 上別府 保慶

 日本の敗戦まであとわずかだった1945年の8月2日。まだ11歳の皇太子だった天皇陛下は、疎開先の栃木県日光へ講話をしに訪れた大本営の有末精三陸軍中将に一言、ある質問をされた。

2018 5/9 10:35
社説・コラム

「福岡野球殿堂」の夢 編集委員 安部 裕視

 福岡ソフトバンクホークスが4月、「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」を表明した。既にさまざまな演出で華やかなエンターテインメント空間をつくり出しているヤフオクドームとその周辺施設を、球団の福岡移転30周年を機に大改修し、よりエンタメ性を高めるという。

2018 5/8 10:35
社説・コラム

「普通」という名の暴力 論説委員 岩田 直仁

 〈闘うすべを学ばないかぎり、自分の顔をもつことはできないのよ〉。フィンランドの作家、トーベ・ヤンソンさんの小説「ムーミン」シリーズには、心に響く言葉が無数にある。

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