
「熊本地震4年」
「熊本地震4年」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。
山あり谷あり… 復興の歩み、日記と共に 熟年夫婦の阿蘇暮らし
2016年の熊本地震で寸断され、今年10月の復旧を待つ国道57号。工事が進む熊本県南阿蘇村立野地区の東端、不通区間の手前から山手に入ると別荘地が広がる。
地震でねじれた宇土櫓、解体復旧へ 熊本城「科学の目で調査を」
熊本県内での新型コロナウイルス感染収束に伴い、熊本城(熊本市中央区)の一般観覧が1日始まった。新設された「空中回廊」からは従来と違う角度からの眺望を楽しめる一方、陰に隠れてしまう「お宝」も。
ジャッキで建物丸ごと持ち上げ 京大火山研の復旧大詰め
4年前の熊本地震で被災し、本年度中の再建を目指す京都大火山研究センター(熊本県南阿蘇村)は15日、報道陣に復旧工事の現場を公開した。地震に伴い、建物(6階建て)全体が約10センチ沈下したため、同日は建物を丸ごとジャッキで持ち上げる作業があった。
スマホで防災情報一元管理 地震教訓に新システム、熊本市が運用
熊本市は、熊本地震の被災経験と教訓を生かした新防災情報システムを導入した。地図上に気象や河川の情報などを組み合わせて表示し、現場から届く被災状況のデータや写真、市民からの情報提供も一元的に管理できるようになった。
支援に感謝“こめます” 益城町の米焼酎人気
熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町で、地元産米ヒノヒカリを使った米焼酎「こめます」が新しい特産品として期待を集めている。被災後に受けた全国からの支援に「感謝を“こめます”」との思いで、町が原料の「米」と町名の「益」から名付け、ふるさと納税返礼品にも採用した。
復旧の重文「通潤橋」、緊急事態で記念放水延期 熊本地震で被災
熊本県山都町は17日、熊本地震などで被災した国指定重要文化財「通潤橋」の復旧を記念する19日の式典と放水を当面の間延期すると発表した。緊急事態宣言の対象地域拡大を受けた措置。
阿蘇の谷、祈る鎮魂 熊本・本震4年
最大震度7を2度記録した熊本地震は16日、被害を拡大させた本震から4年を迎え、遺族や住民らが現場を訪れて鎮魂の祈りをささげた。 熊本県南阿蘇村では本震発生時刻の午前1時25分、車ごと谷に落ちて亡くなった同県阿蘇市の大学生大和晃(ひかる)さん=当時(22)=の両親や兄らが、阿蘇大橋の崩落現場近くを訪れ、真っ暗な峡谷に向かって10分近く黙とう。
阿蘇神社再建を我が手で 楼門修復、地元大工も参加 熊本地震4年
4年前の熊本地震本震で倒壊した阿蘇神社(熊本県阿蘇市)のシンボル・楼門の再建作業が16日、報道機関に公開された。現場から回収された部材約1万点の修復や組み立ては大手建設会社や宮大工らの専門チームが担当。
古里復興を各地で誓う 被災者ら追悼式、黙とう 熊本地震4年
熊本地震の本震発生から4年を迎えた16日、熊本県内各地では住民らが犠牲者を悼み、古里の復興を誓った。 土砂崩れで大きな被害を受けた南阿蘇村立野の新所地区では同日午前9時、当時の区長だった山内博史さん(66)が、亡くなった片島信夫さん=当時(69)=と梨栄子さん=同(61)=夫婦の自宅跡近くの慰霊碑に花を手向けた。
涙すら出ない日々…背中押した亡父と仲間の言葉 熊本地震4年
当たり前の日常がいかにもろく、貴重であるか。新型コロナウイルスの感染拡大に直面する中、熊本地震の前震発生から14日、4年を迎えた。
復興事業で立ち退き「生活が犠牲に」 熊本地震4年 益城町の県道拡幅
2016年4月の熊本地震で2度の震度7に見舞われ甚大な被害を受けた熊本県益城町の中心部では、土地区画整理事業と県道4車線化事業が進められている。いずれも災害に強い町を目指し、蒲島郁夫知事が掲げる「創造的復興」の象徴的プロジェクトだ。
地震リスクの低さPR、長崎県は妥当? 専門家ら「安全とは言えぬ」
2016年4月14、16日の熊本地震から4年を迎えたが、教訓は生きているだろうか。県外郭団体の「産業振興財団」は政府の地震調査委員会が示す地震発生の確率の低さを根拠に、長崎は「安心・安全・快適」とアピールするパンフレットを作成している。
275人を静かに追悼 熊本地震4年、県庁で式典 感染対策で参列者限定
熊本、大分両県で275人が犠牲になった熊本地震は14日、前震から4年を迎え、熊本県庁で犠牲者追悼式が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、県内各地で毎年開かれてきた追悼行事は中止や規模縮小が相次ぎ、追悼式も参列者を限定した。
【動画あり】復旧進む熊本城天守閣 地震発生から4年
2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城。再建の過程を記録するため、熊本市熊本城総合事務所は定期的に復旧工事の様子を写真撮影してきた。
新阿蘇大橋、来春開通へ着々
熊本地震で寸断された熊本県阿蘇地域の交通インフラは、着々と復旧が進んでいる。同県南阿蘇村の立野峡谷では、来年3月開通を目指す新阿蘇大橋(525メートル)の架橋工事が大詰め。
【動画あり】仮住まいは1割未満に 熊本地震、前震から4年
熊本、大分両県で275人が犠牲になった熊本地震は14日、最大震度7を最初に観測した前震から4年を迎える。応急仮設住宅などで仮住まいを続ける被災者は3122人(3月末現在)とピーク時の1割未満に減少。
【動画あり】埋もれた棚田が大規模農地に 熊本・南阿蘇村乙ケ瀬地区
熊本地震の本震があった夜、阿蘇大橋の崩落現場にほど近い南阿蘇村乙ケ瀬(おとがせ)地区は一時孤立し、代々の棚田も大量の土砂に埋まった。地震から4年、棚田は大規模農地に姿を変え、本年度から一部では5年ぶりに田植えが再開される。
住民間の交流支援停滞 態勢縮小、コロナが拍車 熊本地震4年
熊本地震から4年。災害公営住宅の整備が3月末で完了するなど住まいの再建が進む中、仮設住宅を退去した被災者への支援が課題になっている。
災害公営住宅で細る見守り 整備完了、半数は高齢者 熊本地震4年
熊本県は10日、熊本地震の被災者向けに整備された12市町村の災害公営住宅1715戸に、3月末現在で1542世帯が入居し、入居率は90%になったと発表した。半数が高齢者世帯で、1人暮らしの高齢者世帯は33%を占めた。
「地震低リスク」PRは慎重に 九州の自治体、企業誘致で多用
企業誘致を進めるため、九州では多くの自治体がホームページ(HP)やパンフレットで、政府や研究機関が示した地震発生確率の低さをPRしている。ただ、近年は各地で地震による被害が相次ぐ。