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「西日本文学展望」

「西日本文学展望」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。

2021 12/28 17:32
文化

同人2誌終刊 「あしへい」検証は続く、「草茫々通信」人間を問い続け

「あしへい」玉井史太郎追悼号。表紙には史太郎さんの写真をあしらった

 今年も終刊となった雑誌がある。そのうち2誌を紹介し、本年の締めくくりとしたい。

2021 11/30 17:30
文化

逆縁 城戸祐介「自殖録」 水木怜「窓を開ければ」 

水木怜さん

 中原中也には、2歳で亡くなった長男・文也をよんだ詩「また来(こ)ん春…」がある。「また来ん春と人は云ふ/しかし私は辛いのだ/春が来たつて何になろ/あの子が返つて来るぢやない」-。

2021 10/29 17:30
文化

井本元義『評伝・人間織坂幸治 ココロハ コトバデアル。ことばは こころである。』 野田明子「無空道」

野田明子さん

 井本元義さん『評伝・人間織坂幸治 ココロハ コトバデアル。ことばは こころである。

2021 9/30 17:32
文化

地域を描く2作品 都満州美「訪問診療」 伊福満代「二歩の父」

(左)伊福満代さん(右)都満州美さん

 先日、遅ればせながら米本浩二さん『魂の邂逅(かいこう) 石牟礼道子と渡辺京二』(新潮社、2020年)を読んだ。石牟礼さんの伴走者として、そばに居続けた評論家・渡辺京二さんとの関係を描いている。

2021 8/31 17:30
文化

仁志幸、青春の終わり爽やかに 田川喜美子「同じ人間」魂を重ねて

(左)田川喜美子さん(右)仁志幸さん

 7歳になった長男は、最近「ゲゲゲの鬼太郎」にはまっている。話を聞くと「鬼滅の刃」みたいで面白いらしい。

2021 7/30 17:30
文化

深水由美子『優しいお墓』楽観的に孫に寄り添う祖父 階堂徹『瓦の落ちた先』世間と隔絶、求める救いは

深水由美子さん

 この10年程、「生きづらさ」が描かれた文学が注目されてきた。『コンビニ人間』(村田沙耶香)や『推し、燃ゆ』(宇佐見りん)に顕著だが、最新の芥川賞候補作の『水たまりで息をする』(高瀬隼子)にも、生きづらさを感じる人物が登場する。

2021 6/30 17:30
文化

安楽死から、恋愛から…命の尊さ考える「法殺考」「相生橋」

(左)友尻麓さん(右)波佐間義之さん

 命に付く名前を「心」と呼ぶ-。中島みゆき「命の別名」の一節だ。

2021 5/31 17:30
文化

苦境の先へ… 片山みさと「ひるこ様の海」 宮脇永子「馬吉」

宮脇永子さん

 新型コロナウイルスの「第4波」が猛威をふるっている。コロナ以前は、5月の連休といえば夫の実家がある島原半島へ帰省し、空に泳ぐ鯉(こい)のぼりを子らと眺めていた。

2021 4/28 17:32
文化

別の自分に出会う 「山菜採り」「今年の夏」 

黒木日暮らしさん

 炭鉱の聞き書きに、思いがけないところで再会した。福岡出身の櫻木みわさんの小説「コークスが燃えている」(「すばる」4月号)のなかである。

2021 3/31 17:30
文化

女性の生き方をテーマに作品紹介 「白狐」 「若葉萌え」 

西田宣子さん

 2017年頃からの「Me Too」以降、日本でも新たなフェミニズム運動が巻き起こっている。女性の権利を考える機会が増えてきている。

2021 2/25 17:30
文化

感染症に向き合う意欲作を紹介「こころの色」「コロナ禍と病院通い」

立石富生さん

 コロナ禍を描いた小説といえば、文芸誌に発表された金原ひとみさん「アンソーシャルディスタンス」、鴻池留衣さん「最後の自粛」がある。芥川賞候補作となった乗代雄介さん「旅する練習」も、緊急事態宣言下を背景とする。

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開催中

大九州展

  • 2022年1月12日(水) 〜 2022年1月18日(火)
  • 井筒屋小倉店本館8階催場

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