われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡
連載

「われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡」

「われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡」に関するこれまで扱われたニュース一覧を最新順に掲載しています。

2019 12/6 14:00
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(10)開拓者 果てぬ理不尽 女性たちは闘った

福岡県久留米市の石橋文化センターを訪れた新世紀群メンバー。左から2人目が飯田幸子さん、同3人目が木村成敏さん=1956年5月

 1944年4月29日未明。大分駅は憲兵が睨(にら)みを利かせ近寄れない。

2019 12/5 13:15
文化大分

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(9)ハプニング ネオ・ダダ 風のように駆け抜け

「パフォーマンス(ネオ・ダダ)吉村益信と荒川修作」(1960年、撮影・東松照明)(C)ShomeiTomatsu―INTERFACE

 浅黒い肌の小柄なその男は、エキゾチックな顔立ちも相まって、唯一無二のオーラを纏(まと)っていた。 風倉匠(しょう)(1936~2007)。

2019 12/4 13:16
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(8)2人の中学生 少年時代の観察眼 異能の原点

若き日の赤瀬川原平さん(右)、雪野恭弘さん(中央)、三浦勉さん(1950年代、ZINC WHITE 草創期の新世紀群より)

 絵を愛した2人の中学生は意を決し、眩(まばゆ)い光を放つ荘厳な空間の扉を開いた。その先には、キャンバスや石膏(せっこう)像、絵の具のチューブや筆が並んでいた。

2019 12/3 15:49
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(7)まっさん オルガナイザー 「反抗」を力に

「磯崎新と吉村益信 ホワイトハウスにて」(1960年、撮影・石松健男)

 蒸気機関車は黒煙を吐き久大線を東に急ぐ。車窓から夕日に輝く由布岳が見えた。

2019 11/26 13:44
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(6)「五月」 野外展 混沌の時代に礫

第8回展で若草公園に集まった新世紀群メンバー。後列右から4人目が吉村益信=1956年4月

 大分が誇る日本画の大家は、まだ拙さもある若者たちの絵画を食い入るように見つめていた。同行した大分市長に促され、独特の字で丁寧に署名する。

2019 11/19 13:00
2019 11/13 13:11
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(4) 焼け跡に希望の灯 若者集う 自由のアトリエ

木村譲さん

 大分の中心部にある上野の丘から燃えさかる街を見下ろし、不覚にも美しいと感じた。画材店「キムラヤ」の創業夫婦次男の木村譲(91)はその光景が忘れられない。

2019 11/12 11:30
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(3) 文化の守り人 努力と胆力の女性 特高を一喝

昭和初期のキムラヤの喫茶店。ストーブの左が木村ハズ。右から純一郎、次男の譲、ロサンゼルス五輪金メダリストの南部忠平。後ろに立つ少年は長男の成敏

 木村ハズは強かった。大分に植えられた文化の種を芽吹かせ守り育んだのは、彼女だった。

2019 11/8 11:20
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(2) モダンボーイ 文化とスポーツ 道楽者の夢

大分に立った若き日の木村純一郎 ※キムラヤ創業50周年記念誌「燃える半世紀」より

 大正末期の大分に、颯爽(さっそう)とモダンボーイが現れ、神戸仕込みのハイカラな新風を吹き込んだ。私財をなげうち「道楽者」と呼ばれるほど、文化、スポーツ振興に力を注いだ木村純一郎。

2019 11/7 6:00
大分文化

われら前衛の徒 大分新世紀群の軌跡(1) 磯崎新の原点 芸術と政治 二つのアバンギャルド

キムラヤのアトリエで開かれていたデッサン会の最後には、参加者がそれぞれの作品を熱心に批評し合った(1950年代撮影)

 誰もが知る建築界の巨匠は、誰にもその実体を捉えさせない。 「理解してもらってもしょうがない。

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