ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

チッソと水俣病

 1906年に実業家野口遵が鹿児島県に設立した水力発電所「曽木電気」を母体に、熊本県水俣市で化学メーカー「日本窒素肥料」として発展。65年に「チッソ」と改称。昭和初期には朝鮮に進出するなどコンツェルンを形成。敗戦で内外資産の8割を失ったが、いちはやく復活、戦後復興の一翼を担った。一方で32年に始めたアセトアルデヒド生産に伴う廃水を無処理放流し、公害病「水俣病」を引き起こした。患者補償の負担などで75年以降、経営が悪化。国と熊本県の手厚い金融支援で存続しながら補償を続けた半面、近年は液晶事業などで業績が向上。2010年9月中間連結決算では、経常利益が前年同期比約2・5倍の161億円と半期ベースで過去最高を記録した。

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