ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

介護予防事業

 改正介護保険法で新たに盛り込まれた介護予防事業のうち、要介護認定の「要支援1、2」の人を対象にした保険サービスは「新予防給付」という。主に、デイサービスやデイケアなど通所施設が提供する。  このサービスには、今回、取り上げた「運動器の機能向上」(筋力トレーニング、ストレッチなど)のほか、かむ力を高める「口腔の機能向上」▽食生活の指導をする「栄養改善」▽閉じこもり予防・支援▽認知症予防・支援▽うつ予防・支援―がある。  厚生労働省の指針では、実際は、個人の状態に応じて、こうしたサービスを組み合わせてケアプランを組む。「運動器の機能向上」については、具体的な運動・体操の種類は明示していない。  介護予防事業には、この新予防給付のほか、(1)比較的健康で元気な「一般高齢者」(2)要介護度は付かないまでも、心身に不安のある「特定高齢者」―を対象にした「地域支援事業」もある。  市町村が設置する地域包括支援センターが「ケアマネジメント事業」を担当し、専門家でケアプランをつくる。プランに基づいて、各自治体や委託された事業者がサービスを提供する。健康状態など個人の状況を、保健師らが把握した上で、実施する。  介護予防事業は、高齢化の加速に伴う給付費抑制がねらい。2000年の介護保険スタート以来、要介護認定者は年々増え、04年3月末現在では約380万人。このうち、要支援・要介護1(新制度では要支援1、2に相当)の軽度者は約180万人で、全体の半数近くを占める。

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