ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

前立腺がん

 前立腺がんは五十歳代ごろから現れ始め、加齢とともに患者の数も増加する。発生の平均年齢は七十歳前後で、患者の九割が六十歳以上のため「高齢者のがん」といわれる。しかも、臨床がん(がんと診断が確定した症例)になるまで約四十年かかるといわれるほど進行が遅く「おとなしいがん」とも呼ばれている。症状は(1)特に夜中に尿の回数が増える(2)排尿の後、すぐにまたトイレに行きたくなる(3)尿が出にくく、下腹部に不快感が残る―などの排尿障害。ただ、前立腺がんは初期の場合、ほとんど自覚症状がない。前立腺が大きくなりすぎて尿道を圧迫し、前立腺がんとほぼ同じ排尿障害を生じる前立腺肥大症とともに、高齢化社会の進行などにより、日本の患者数は急増中。前立腺がんの患者は二〇〇〇年に二万三千人だったが、二〇年には七万八千人に増え、肺がんに次ぎ男性のがん死亡率で第二位になると予測されている。

※ワードの説明及び記事の内容は更新日のものです。

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