ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

薬害肝炎問題

 手術や出産時の止血用として、C型肝炎ウイルスに汚染された旧ミドリ十字の血液製剤「フィブリノゲン」(1964年承認)などを投与された人が相次いで感染。フィブリノゲンは約28万人に投与され1万人以上が感染したと推計される。厚生労働省は2002年、ミドリ十字を引き継いだ三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)に症例の報告を命令。同社は同年8月、418人分の症例一覧表を提出したが、同省は投与期間や症状を公表するにとどめ、患者本人への告知をしなかった。感染者は同年10月以降、国と企業に損害賠償を求め全国5地裁に提訴。昨年6月以降、大阪、福岡、東京、名古屋の4地裁は判決で国の責任を認めたが、今年9月の仙台地裁は責任なしとした。10月に一覧表が厚労省内に保管されていたことが発覚、国は一転して対応に問題があったと認め、訴訟は和解による一括解決に向け調整が進んでいる。

※ワードの説明及び記事の内容は更新日のものです。

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