ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

アイガモ農法

 古くから、伝統技術としてアジア各地で行われていたという文献もあるが、一九九〇年ごろ、福岡県桂川町の有機農家古野隆雄さん(53)が、犬やタヌキ、カラスなどの外敵からアイガモを守る電気さく、テグスなどの技術を確立。鹿児島大学農学部の萬田正治教授(64)らと実証実験を重ね、今日の形を作り上げた。 アイガモが田に入ることで(1)雑草防除効果(2)田の虫などを食べることによる害虫防止効果(3)ふんが養分になる肥料効果(4)アイガモの刺激で稲が丈夫になる刺激効果(5)アイガモが常に動き回ることに中耕濁水効果―など、さまざまな効果が認められることから、古野さんらは「一鳥万宝」の世界と呼んでいる。 全国合鴨水稲会との民間交流を通じ、中国、韓国、台湾、ベトナム、フィリピン、ミャンマーなどアジアの地域のほか、持続可能な技術として英語圏の注目も集める。 なお、同会の会員は約七百人で、うち六割が農家。全国に十五の県組織があるが、非会員の実践者も多く、日本の農家数、作付面積は国も把握していない。問い合わせは同会=0995(59)2861。

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