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検察審査会制度

 検察審査会制度は1948年に発足し、全国の地裁本庁、支部のうち201カ所に設置されている。 各審査会は、選挙人名簿をもとに20歳以上の有権者からくじで選ばれた審査員11人で構成される。任期は6カ月で、公正な審査のため、名前などは伏せられる。 犯罪被害者や告訴、告発人が、検察官の不起訴処分に対して不服を申し立てると、審査を開始する。申し立てがなくても、職権で審査することもある。 審査会は検察庁から取り寄せた記録を調べたり、証人から事情を聴くなどして審査。起訴するべきだという「起訴相当」の議決は11人中8人以上、捜査をもっと尽くさないと結論は出せないという「不起訴不当」は過半数の賛成が必要となる。「起訴相当」「不起訴不当」の議決を受けた検察官は再捜査しなければならないが、議決に法的な拘束力はない。 これまで全国の審査会が受理した件数は約13万9000件(昨年末現在)。福岡地裁管内では4577件(同)で、このうち21%は取り下げなどで審査が打ち切られたほか、73%は検察官の不起訴の判断が正しかったとする「不起訴相当」と判断。6%の252件について「起訴相当」か「不起訴不当」と議決した。うち約2割に当たる50件が再捜査の結果、起訴された。

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