ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

いじめ対策として浮上

 学校教育法で、他の子どもの教育に妨げになる行為を繰り返す子どもに対し、市町村教育委員会がその保護者に学校への出席停止を求めることができるとされている。懲戒でなく、学校で他の子どもが授業を受ける権利を保障するための措置。1980年代初頭の校内暴力多発を背景に注目された。  少年事件多発を受け、2000年に「問題を起こす子に出席停止など適切な措置をとる」ことが教育改革国民会議報告に盛り込まれた。翌年の学校教育法改正で適用要件を(1)他の子どもに心身の苦痛または財産の損失を与える行為(2)先生にけがや心身の苦痛を与える行為(3)施設や設備を壊す行為(4)授業やほかの教育活動を妨げる行為-と明確化。併せて保護者の意見を聞き、期間中に学習支援などの措置をとるよう求め、対応の基本となっている。  05年度までの10年間、実施は年平均35件程度で、対象は中学校での対教師暴力や生徒間暴力がほとんど。だが、昨年のいじめ自殺多発を契機に教育再生会議でいじめ対策として急浮上し、文科省は2月、「出席停止の措置をためらわずに検討する」と各教委に通知、毅然(きぜん)とした対応を求めた。

※ワードの説明及び記事の内容は更新日のものです。

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