ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

三池炭鉱労働組合

 1946年2月3日、三井三池炭鉱の三川や宮浦など各鉱の組合が1つになり、組合員数2万44人で発足。過酷な採炭労働の待遇改善や賃金改定などを求め会社側と激しく闘い、旧総評系労組の中で最強といわれた。 石油へのエネルギー転換期を迎えつつあった59年12月、会社側が1297人に指名解雇を通告したことに端を発し、「総資本対総労働の対決」と呼ばれた三池争議に突入。会社側のロックアウトに組合側は全面無期限ストで対抗したが、労組分裂や組合員久保清さん刺殺事件などを経て、60年8月、中央労働委員会のあっせんで収拾した。 63年11月9日に発生し、死者458人、一酸化炭素(CO)中毒患者839人に及んだ三川鉱炭じん爆発事故をめぐっては、会社側の責任を追及し、遺族や患者への補償を盛り込んだCO特措法に尽力した。 97年3月30日、三井三池鉱の閉山を機に三池炭鉱新労働組合は解散したが、三池労組は存続。組合員数は14人にまで減ったものの、炭鉱離職者の再就職やCO中毒患者らの支援、三池争議や炭じん爆発事故の資料保存などに努めてきた。

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