ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

日赤第七一三救護班

 1944年秋、日赤佐賀県支部に看護婦21人で結成され、小倉市(現・北九州市)の小倉陸軍病院の所属になった。45年6月、佐賀陸軍病院で赤痢が発生し、一時的に佐賀に応援。そのまま8月9日を迎え、日赤を通さず佐賀陸軍病院から長崎に派遣された。  8月10日の道ノ尾駅の写真(従軍カメラマンだった故・山端庸介氏撮影)に、負傷者の救護に当たる3人の看護婦の姿が映っている。写真の存在は長崎では広く知られ、制服姿から日赤の看護婦ということは分かっていたが、所属や氏名などは戦後50年間不明で「幻の看護婦」と呼ばれた。  写真の看護婦の所属が長い間、分からなかったのは、七一三救護班が複雑な経緯で長崎に入ったことで、「原爆災害報告」などの史料に救護の詳細な記録が残らなかったためといわれている。95年、NHK取材班の調査で判明した。

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