ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

筑後川の戦い

 日本に二つの国家ができ、2人の天皇とその皇統が並び立った南北朝時代(1336~92年)。室町幕府の初代将軍、足利尊氏を後ろ盾にする北朝と、奈良・吉野に逃れた後醍醐天皇の南朝が、60年近く国内各地で覇権を争った。全国的には、北朝が優勢だったが九州では後醍醐天皇に征西将軍に任じられ、幼少期に遣わされた懐良(かねよしとも読む)親王が肥後の有力武士、菊池武光とともに各地の武将をまとめ、少弐頼尚率いる北朝勢に対抗。1359年夏には、筑後川を挟んで、北朝、南朝総勢10万とも言われる大軍がにらみ合い、8月6日、現在の小郡市周辺で「筑後川の戦い」(大保原合戦、大原合戦)の火ぶたが切って落とされた。南朝の懐良親王は多くの犠牲を払いながら北朝を破り、その勢いのまま、政治の中心だった大宰府を手に入れ、九州平定を果たした。だが、京都から九州探題として派遣された今川了俊の反撃を受け、次第に衰退することとなる。

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