ワードBOX

新聞記事に使われた語彙(ごい)を説明した新聞用語ひと口メモ。このページでは新聞に掲載されたワードBOXとその関連記事をピックアップして紹介します。

優生保護法

 1948年施行。精神障害者や知的障害者、遺伝性疾患患者、出産が体や生活に影響する女性に、任意での不妊手術や人工妊娠中絶を認めた。また精神障害者や知的障害者らについては、本人の同意がなくても、医師の判断で各都道府県の優生保護審査会に申請し、審査を経ての強制不妊手術を認めた。手術は法に基づく指定医が行った。ナチス・ドイツの「断種法」の考えを受け継いだ40年施行の国民優生法が前身。
 不妊手術を受けた障害者らは約2万5000人で、うち本人同意のない手術は1万6475件。最年少は女児が9歳、男児が10歳。強制手術のピークは55年で、1年間で1362件に上った。96年に母体保護法に改正され、障害者に関する差別規定は削除された。今年1月以降、障害などを理由に不妊手術を強制された男女7人が、国家賠償請求訴訟を各地の地裁に相次いで起こしている。

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