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LGBT

 同性愛のレズビアンやゲイ、両性愛のバイセクシュアル、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの総称。民間団体の調査によると、国内では13人に1人の割合という。東京都渋谷区は2015年、同性カップルも夫婦と同等のパートナーと認める証明書の交付を始めた。法的拘束力はないが、不動産業者や病院に証明書を持つカップルを夫婦と同様に扱うよう求め、公営住宅にも住めるようにした。

2017年05月12日更新

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同性カップルに住まいを 福岡・不動産会社の原さん 口コミで評判に

 性的少数者(LGBT)の同性カップルに配慮した賃貸物件の仲介に福岡市の三好不動産社員、原麻衣さん(36)が取り組んでいる。偏見や差別を恐れ、家族にも打ち明けられない悩みに寄り添い、生活の基盤となる住まいの確保に奔走する日々。口コミで評判が広がっている。

 原さんはゴルフ場勤務などを経て、4年前に入社。昨年の社員研修でLGBTの話を聞き「ぴんときた。自分がやるしかない」と思った。

 同性カップルのマンション、アパート探しには悩みや苦労が多い。パートナーが同性であることを家族に言えず、保証人がいない。男性2人で入居することを家主に伝えると、暴力団関係者と疑われ断られた-。

 原さんはこうした実態に接し、同性カップルの部屋を探すときは「顧客のプライバシーを守る」「大家の理解を得る」に心を砕く。名刺には「虹のマーク」。LGBTの象徴で、多様性を守る姿勢を表す。原さんへの問い合わせは次第に増え、4月までの半年間で12件の成約につながった。

 仕事を終え、女性専用バーで当事者の声に耳を傾けることもある。「同性愛を明かしたくないので、1人暮らしだとうそをついて契約した」「身分証は外見と違うので見せたくない」。同性愛の男性の悩みにも積極的に触れる。

 三好不動産は原さんの提案を受け、LGBT担当がいることをツイッターなどで発信。原さんが店長代理を務める博多駅前店に「虹のマーク」を掲げた。

 「物件を探している人たちは、普通の生活がしたいだけだから」。要望に応えられないこともあるが、手だてを探す努力を積み重ねている。

【ワードBOX】LGBT

 同性愛のレズビアンやゲイ、両性愛のバイセクシュアル、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの総称。民間団体の調査によると、国内では13人に1人の割合という。東京都渋谷区は2015年、同性カップルも夫婦と同等のパートナーと認める証明書の交付を始めた。法的拘束力はないが、不動産業者や病院に証明書を持つカップルを夫婦と同様に扱うよう求め、公営住宅にも住めるようにした。

=2017/05/12付 西日本新聞朝刊=

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