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西鉄ライオンズ

 埼玉西武ライオンズの前身球団。1949年に西鉄クリッパースとして創設。西日本パイレーツと合併し51年から西鉄ライオンズに。稲尾和久、大下弘、中西太、豊田泰光らが中心選手として活躍した。リーグ優勝5回、日本一3回。72年オフに福岡野球(太平洋クラブ、クラウンライター)に球団譲渡された。

2018年03月01日更新

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 2019年1月に公開予定の映画「めんたいぴりり」で、プロ野球の「西鉄ライオンズ対南海ホークス」戦を北九州市民球場(北九州市小倉北区)で再現し、撮影することになった。昭和30年代の福岡を象徴するパ・リーグの黄金カードがスクリーンによみがえる。

 「めんたいぴりり」は、めんたいこ製造販売の「ふくや」(福岡市)の創業者、故川原俊夫さんをモデルにしたドラマ。13年にTNCテレビ西日本が55周年記念ドラマとして放送した。最初は福岡ローカルだったが、話題を呼び全国でも放送された。15年には続編が作られ、舞台にもなった。

 映画ではドラマ版と同じ博多華丸さん、富田靖子さんが主人公夫婦を演じ、夫婦の絆、家族の愛を描く。監督も引き続き江口カンさんが務める。3日に福岡県内で撮影に入る。

 西鉄と南海は昭和30年代にパ・リーグの覇権を争ったライバルチーム。1955~64年に西鉄、南海とも4回ずつリーグ優勝している。西鉄本拠地の平和台球場(同市中央区)では、稲尾和久VS野村克也、中西太VS杉浦忠などの名勝負が繰り広げられ、満員のファンを熱狂させた。

 映画で、試合は終盤の重要なシーンとなる。「神様、仏様、稲尾様」の稲尾投手(配役は未発表)が登場し、マウンドに立つ予定。製作関係者は「映画は福岡の人や街の熱量が大きかった時代を描く。試合はそのシンボルとなるだろう」と話す。

 撮影は17日(雨天時は18日)、エキストラ約千人を動員して行う。平和台球場は取り壊されたため、雰囲気の似た北九州市民球場を平和台に見立てる。選手役の俳優が着る両軍のユニホームや、スタンドの応援風景は時代考証を重ねて“復元”する計画だ。

 2月28日の製作発表会見で、華丸さんは平和台について「子どものころ西鉄は既になく、長嶋ファンの父に巨人戦に連れて行ってもらった。大人は野球をさかなにビール飲んでどんちゃん騒ぎ、そこに付き合わされていたイメージですね」と思い出を語った。富田さんは「平和台に行ったことはなかったので、今回疑似体験させてもらえるのはすごくうれしく、楽しみにしています。ロケではドレッシーな服を着る予定ですが、昔はみんなワンランク上のおしゃれをして球場に行ったと聞いて、おおっと思いました」と話した。

 今年はライオンズが福岡を去って40年、ホークスが福岡を本拠地として30年。復活する「伝統の一戦」にプレイボールがかかり、節目の年を彩る。

 【ワードBOX】

 西鉄ライオンズ 埼玉西武ライオンズの前身球団。1949年に西鉄クリッパースとして創設。西日本パイレーツと合併し51年から西鉄ライオンズに。稲尾和久、大下弘、中西太、豊田泰光らが中心選手として活躍した。リーグ優勝5回、日本一3回。72年オフに福岡野球(太平洋クラブ、クラウンライター)に球団譲渡された。

 南海ホークス 福岡ソフトバンクホークスの前身球団。1938年に南海軍として創設。近畿日本軍、グレートリングと改称し、47年から南海ホークスに。1リーグ時代2回優勝、パ・リーグでは10回優勝。日本一2回。88年オフ、ダイエーに球団譲渡された。

=2018/03/01付 西日本新聞夕刊=

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