東山彰良さん 桜木紫乃さん 北と南の直木賞作家、福岡市で対談 地方発文学の可能性語る 文化 5/4 17:30 北海道の桜木紫乃さんと、福岡市の東山彰良さん。北と南で書き続ける直木賞作家2人が、4月中旬、福岡市の書店「ブックスキューブリッ...
自在な筆さばき、色彩…冨田溪仙の変遷たどる 福岡市美術館 福岡 4/26 5:57 福岡市中央区大濠公園の市美術館で、博多出身の日本画家・冨田溪仙（けいせん）（1879～1936）の作品を並べたコレクション展が開かれている。自在な筆さばきと豊かな色彩で評...
九州に根ざし問題意識を作品化 熊本市現代美術館でグループ展 文化熊本 4/16 17:32 ＜ふるさとの悪霊どもの歯ぐきから/おれはみつけた水仙いろした泥の都（中略）あさはこわれやすいがらすだから/東京へゆくなふるさとを創れ＞熊本県水俣市出身の詩人谷川雁（192...
「スペワでデートの思い出」本屋大賞の町田さん「地元応援うれしい」 文化福岡読書文化 4/15 6:00 受賞作「52ヘルツのクジラたち」は、＜大分県の小さな海辺の町＞が舞台で、心に傷を持つ主人公たちは北九州市小倉北区の小倉駅周辺で交流を深め過去と向き合う。福岡県京都郡で生ま...
いじめに苦しんだ少女、憧れの作家を心の支えに 町田そのこさん 福岡文化文化読書 4/15 6:00 いじめに苦しんでいた少女は、憧れの作家を心の支えに生き抜いた。やがて自らも書き手となり、初の長編小説「52ヘルツのクジラたち」で本屋大賞を射止めた。吉報に瞳からピュッと涙...
「小説家になれ」原尞さんが目覚めた恩師の一言 文化佐賀 4/1 17:30 第51回九州芸術祭文学賞の表彰式が3月中旬に佐賀県鳥栖市であり、地元鳥栖の直木賞作家原尞さんが「私が歩いてきた路（みち）」と題して講演した。私立探偵が主人公のハードボイル...
文学者が向き合った天変地異 北九州市で31日まで 文化 3/26 17:30 日本社会に大きな変革をもたらした2011年3月11日の東日本大震災から10年の節目に、天変地異が文学者に与えた影響を作品からたどる展覧会が北九州市の市立文学館で開かれてい...
廣末登著 『だからヤクザを辞められない』 読書 3/20 17:30 3％。昔の消費税率ではない。暴排条例が福岡で施行された2010年から9年間の暴力団離脱者の就職率だ。組を抜けても一定期間口座開設や住宅、携帯などあらゆる契約に制限がかけら...
映画化効果で絶版一転、増刷に 佐木さん「身分帳」 福岡文化 3/20 6:00 北九州市ゆかりの作家佐木隆三さん（1937～2015）の長く絶版状態だった小説「身分帳」（講談社）が、公開中の映画「すばらしき世界」の原案となった効果で売れている。映画化...
コロナ禍と自由 「想像力」欠く社会 諦めず喚起 文化 3/5 17:32 自称革命家外山恒一の闘い（7）「戦争法案絶対反対！」「憲法守れ！」2015年夏。国会議事堂前で、学生運動の記憶も遥（はる）か遠い世代がシュプレヒコールを上げた。集団的自衛...
反原発叫び選挙を攪拌 「アート」で評価も… 文化 3/4 17:30 自称革命家外山恒一の闘い（6）間もなく発生10年の節目を迎える東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は日本社会を大きく変え、脱原発といううねりを生んだ。外山恒一（50）は...
無関心の時代 「おもしろ路線」で交流圏拡大 文化 3/3 17:30 自称革命家外山恒一の闘い（5）2月22日、福岡県の小川洋知事が肺腺がん治療のため辞表を提出した。間もなく新たなトップを選ぶ舌戦の火蓋（ひぶた）が切られるだろう。コロナ禍の...
刑務所で転向 「更生」してファシストへ 文化 3/2 17:30 自称革命家外山恒一の闘い（4）1999年3月8日。外山恒一（50）が別れ話のもつれから交際女性の側頭部などを殴打し、鼓膜が破れる重傷を負わせた事件の概要は、福岡地裁の判決...
「反教育」先鋭化し孤立 オウム事件に自問 文化 3/1 17:30 自称革命家外山恒一の闘い（3）1988年に高校を中退した外山恒一（50）は、以後十数年、ジェットコースターのように浮き沈みの激しい活動家生活を送る。89年に高校や親との軋...
起点は反管理教育 「大人に任せられん」に学校激怒 文化 2/22 17:30 自称革命家外山恒一の闘い（2）「革命家」の母は心から悔いていた。「私は働くことが大好きで、縫製工場での仕事を優先し、あの子の悩みに向き合わなかったんです」ラジカルな政治活...
政見放送でネットの寵児に 「革命家」の真意は 文化 2/20 17:02 自称革命家外山恒一の闘い（1）2020年4月。私は緊急事態宣言下に沈む福岡市のバーで、自粛を求める同調圧力に抵抗し、SNSで飲み歩きを公言する男と向き合っていた。その真意...
書店員の手探り再び 文化 2/8 17:30 昨秋、福岡市の本の祭典「ブックオカ」に関連したオンラインイベントで、出版不況にコロナ禍が追い打ちとなった書店員たちの手探りの奮闘を聞いた。最初の緊急事態宣言下、福岡市の箱...
芥川賞に宇佐見りんさん「推し、燃ゆ」 直木賞に西條奈加さん「心... 文化 1/21 6:00 第164回芥川賞、直木賞（日本文学振興会主催）の選考会が20日、東京の料亭・新喜楽で開かれ、芥川賞は宇佐見りんさん（21）＝神奈川県＝の「推（お）し、燃（も）ゆ」（文芸秋...
自己責任、生産性…寅さんなら何て言うかな 俵万智さん7年ぶり歌... 文化 1/12 12:04 誰しもが日常を失ったコロナ禍も、この人が歌えば鮮やかに彩られる。ほめかたが進化しており「カフェ飯か！オレにはもったいないレベルだな」春。寮で暮らす高校2年の長男は、休校で...
目の前のガラスは要らぬと泣き拗ねる コロナ禍で揺れる高齢者の心... 社会文化 2020/12/30 6:00 介護を受ける高齢者や支える介護者たちを対象とする「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」（宮崎県社会福祉協議会主催）に、今年は新型コロナウイルス禍の影響がにじむ作品が数多く寄...
