おすすめのそば焼酎人気銘柄16選!香り豊かでスッキリした味わいの物を厳選!

「そば」ならではの深い味わいと甘みを楽しめる、そば焼酎。

喉越しすっきりで食事と合わせやすい、万能な焼酎です。

ただ、人気と共にたくさんの銘柄が各蔵元より発売され、どれを選んだら良いか迷う方も多いかもしれません。

そこで、今回の記事ではおすすめの銘柄や選ぶときのポイントを紹介します。

目次

そば焼酎の特徴

【特徴1】始まりは宮崎県の雲海酒造

そば焼酎の歴史は意外と浅く1973年(昭和48年)から。

宮崎県五ヶ瀬地方に蔵を構える雲海酒造が製造したのが始まりです。

口当たりのマイルドさと香ばしい香りが大衆に受け、瞬く間に人気となりました。

そもそも、日本でそばの栽培が開始されたのは、縄文時代より前。

その後、12世紀以降、そば粉をこねて餅状にした「そばがき」が食べられるようになったそうです。

そして江戸時代初期に、現代のそばに近い物が誕生。

すぐに、庶民の食文化として定着しました。

そばは、比較的成長が早くやせた土地でも栽培できる穀物。

それゆえ、全国各地で作農され、その土地に合った品種なども研究・開発されています。

その結果、そば焼酎も同じように各地で独自の進化を続けてきました

【特徴2】そばと穀物のバランスで味が変わる

そば焼酎の主な原料はそばの実

そばの実に加熱処理を施し、外皮を完全に除去して使用します。

それをそのまま使用する場合もあれば、粉や粗挽きにして仕込むことも。

「そば」はほかの焼酎の原料である麦や米や芋などと比較すると、発酵力が弱いため扱いづらい原料です。

そのため発酵時には、米や麦なども加えます。

ほかの穀物とそばの割合は、銘柄によってさまざまで、バリエーションも豊富。

限界までそばを用いて香り豊かなそば焼酎を造ろうと、蔵元各社それぞれで工夫しています。

これも、そば焼酎愛好家が増える一つの要因でしょう。

最近では、宝酒造が原料そば100%のそば焼酎「十割」を発売

これにも注目が集まり、ますますファンが増えるきっかけとなりました。

【特徴3】口当たりが良く、クセのない味わい

そば焼酎の味わいは、そば由来の香ばしさと甘みが特徴。

そして、口当たり良くクセがないので、焼酎初心者にもおすすめ

喉越しも軽快なので食事とも合わせやすいお酒です。

糖質を含まないため、ダイエット中の方にも!

焼酎は低カロリーで糖質がゼロに近いため、ダイエット中の方にもおすすめ。

アルコールのカロリーは、熱に分解されやすく体内に蓄積されづらいもの。

加えて、食物繊維も豊富に含まれており、整腸作用の効果もあります。

そばに多量に含まれる栄養素「ルチン」は、ルチンは糖尿病予防やコレステロールを下げる効果もあると言われており、最近注目されている成分です。

そのため、健康志向の方にもそば焼酎は支持されるようになってきました。

そば焼酎の選び方

【選び方1】産地

まずは、そばの名産地として有名な宮崎県と長野県産のものから試してみるのがおすすめ。

それぞれ、産地の違いを紹介していきます。

宮城県

宮崎県はそば焼酎の故郷。

とくにそば焼酎の産地として名高いのは、五ヶ瀬や高千穂周辺です。

五ヶ瀬は神話が伝承されるほど神秘的かつ、緑に囲まれた地域。

上質な水が豊富で、九州であるにも関わらず冷涼気候なので焼酎造りに適しています

そば焼酎を世界で初めて造った雲海酒造も、こちらに蔵を構えています。

宮崎県には神楽酒造や高千穂酒造など、有名なそば焼酎メーカーが盛り沢山。

まずは有名な銘柄から試してみると良いかもしれません。

長野県

長野県のそばの生産量は、北海道に次いで第2位。

同県は、気候が冷涼。

土地が狭いので、米や小麦が栽培しづらくそばの実が代わりに育てられました

そして、研鑽を重ねていき「信州そば」として全国的に知られるまでになりました。

長野県で初めてそば焼酎が造られたのは、1975年(昭和50年)。

橘倉酒造が「峠」を販売したのが始まりです。

そば焼酎にそばのゆで汁を加えて楽しむ「そば湯わり」も、長野県が発祥の地。

信州そばと一緒に長野県産そば焼酎を合わせて、ご堪能ください。

【選び方2】麹の種類

そばをアルコールに変えるためには、発酵を行わなければなりません。

そのためにまずは、麹を入れて澱粉を糖に変化させる必要があります。

そのときに活躍するのが「麹」です。

そば麹

そば麹を使用すると、そば由来の香ばしさや旨味が感じられる焼酎に。

そば本来の味をじっくりと楽しみたいときは、そば100%の銘柄がよいでしょう。

また、そば割りを試すときにも、そば麹を使用したものがおすすめ。

昔、そば麹はそばの実が皮く加工しづらい固いことから、あまり使われていませんでした。

ただ、近年になって「十割」など、そば麹の焼酎も仕込まれるようになってきたのです。

米麹・麦麹

米麹や麦麹を使用した焼酎は、口当たりがよく淡麗なのが特徴

どちらかの麹を使用したり、2つの麹をブレンドして使用する場合も。

それだけで、そば焼酎の味わいはガラリと変わります。

加えて、麹菌が白麹であれば、ほのかに甘みも感じられる焼酎に。

黒麹だとどっしりした、濃厚なタイプの焼酎に。

ボトルのラベルの麹に関する記載もチェックしてみましょう。

【選び方3】蒸留方法

そば焼酎は、発酵させたモロミを蒸留させて造ります。

蒸留とは、液体の沸点差を利用して成分を抽出すること。

モロミを加熱させると、通常アルコールの沸点は78度なので先に蒸発。

こうして雑味が少なく濃度の高い、アルコールを取り出すことができるのです。

蒸留方法は主に「常圧蒸留」と「減圧蒸留」の2つ。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

常圧蒸留

常圧蒸留は気圧を変化させずに、発酵させたモロミを蒸留する方法

伝統的な方法ですが、大量生産できないなどの理由から採用する蔵元は減ってきました。

ただ、原料由来の旨味がしっかり取り出され、濃厚な味わいの焼酎ができあがります。

焼酎本来の個性を楽しめるので、焼酎好きな方にピッタリ。

減圧蒸留

減圧蒸留方式は、気圧を下げて蒸留させる方法

気圧を下げるとアルコールは50℃ほどで沸騰します。

そのため、高沸点成分に含まれる雑味も抽出されづらくなります。

完成した焼酎は、より清涼で透明感のある味わいに

初めてそば焼酎を飲む方は、まずこちらから。

そば焼酎のおすすめ銘柄ランキング16選

雲海

芋焼酎「木挽」で有名な雲海酒造が製造した、そば焼酎のルーツ。

高千穂の麓から一面に沸き立つ雲の様子から「雲海」と名付けられました。

蔵元は雲海酒造。

同社がある「五ヶ瀬」は、冷涼な気候で上質な水が豊富にとれる、焼酎づくりに適した土地。

この焼酎を口に含むと、まずフワッとそばの香りが。

その後から、ほのかに甘みがじわっと広がります。

喉越しが軽快なので、食事との相性も抜群です。

蔵元原材料
雲海酒造 株式会社そば・米・麦麹

博多の華

福徳長酒類 株式会社が製造している「博多の華」シリーズのそば焼酎。

素朴かつ、マイルドな味わいが特徴です。

そばの香ばしい香りとハーブの香りが絶妙にマッチ。

お湯と「博多の華」の比率を6:4で割って飲むのがおすすめです。

1800ml入っているにも関わらず、リーズナブルな価格も魅力。

蔵元原材料
福徳長酒類 株式会社そば・麦・米麹

珠玉

日本名水百選に選出された阿蘇山麓白川水源天然水を、仕込み水として使用。

原材料は「そばとそば麹」だけなので、そば本来の味を楽しめます。

加えて、常圧蒸留方式を採用しており、そばの風味をダイレクトに堪能できるでしょう。

喉越しすっきりで、透明感も特徴。

それでいて、そばの独特な香りと甘さが調和しています。

クセがなく口当たりが良いので、女性にも人気。

そば焼酎ファンから絶大な人気を誇る銘酒です。

蔵元原材料
高千穂酒造 株式会社そば・そば麹

マヤンの呟き

雲海酒造が仕込んだ、長期熟成焼酎。

原酒をオーク樽に詰め、奥深い森のトンネル内で長期間寝かせました。

「インターナショナルワイン&スピリッツコンテスト」にて、ゴールドメダルも受賞。

海外でも高く評価されています。

「マヤン」とは宮崎の方言。

「うちのおじいちゃん」の意味だそうです。

長期間ゆっくりと寝かせることに由来して、名付けられました。

奥深い味わいとバニラのような甘さがほどよくマッチ。

余韻も長く、オーク樽由来の香ばしさをじんわりと楽しむことができます。

ボトルデザインも可愛らしく、女性へのプレゼントにもピッタリ。

蔵元原材料
雲海酒造 株式会社そば・米・麦麹

那由多の刻

雲海酒造が製造している長期熟成そば焼酎。

長期熟成酒でありながら、価格はリーズナブル。

減圧蒸留式にて蒸留しているので、味わいはクリアで華やか。

それらをオーク樽に詰めて、長期間寝かせています。

焼酎らしいボトルデザインも人気で、手土産にも喜ばれるでしょう。

緑茶割りにすると、華やかさが一層引き立ちます。

蔵元原材料
雲海酒造 株式会社そば・米・麦麹

佐久の花

日本酒の酒蔵「佐久の花酒造」が製造。

佐久の花酒造の創業は1892年(明治25年)。

歴史ある酒蔵です。

こちらは、日本酒の製造と同じく発酵に時間をかけて醸しています。

そのため、そば本来の味わいを存分に堪能できるのが特徴。

お湯割りで飲むと、濃厚な旨味が口の中で広がります。

限定品のため入手困難ですが、見かけたらぜひ試したい逸品です。

蔵元原材料
佐久の花酒造 株式会社そば・米・米麹

天照セレクト

高千穂のトンネル貯蔵庫で、3年以上熟成させたそば焼酎。

ウイスキーのような美しい琥珀色をしています。

飲み口はなめらかで味わいは、まるで白桃。

余韻は長いもののベタ付かず、綺麗に消えていきます。

ロックで飲むと、香りをじっくりと楽しめるでしょう。

焼酎だけでなく、洋酒もお好きな方にもピッタリ。

蔵元原材料
神楽酒造 株式会社そば・麦・米麹

天山戸隠

長野県信州の佐久市に蔵を構える、芙蓉酒造のそば焼酎。

そばと米、麦、米麹をバランスよく掛け合わせて製造されています。

特筆すべきは、常圧式と減圧式の両方で蒸留された原酒がブレンドされている点。

キレがありながらも、しっかりとそばの風味を楽しめる銘酒が完成しました。

全国酒類コンクール「そば焼酎部門」で、2010~2013年連続優勝するほどの逸品。

全国の蕎麦屋に置かれ、愛されています。

蔵元原材料
芙蓉酒造 協同組合そば・米・麦・米麹

十割

原料そば100%の銘柄。

宝酒造が独自技術を駆使し、造成困難と言われていたそば麹の製造に成功させました。

ほかの麹を使用していないため、そばの香ばしさをダイレクトに味わうことができます。

まずはストレートで飲み、そば湯割りにすると味の変化を存分に楽しめるでしょう。

そば焼酎愛好家の方におすすめしたい銘酒です。

蔵元原材料
宝酒造 株式会社そば・そば麹

玄庵

アサヒが製造したそば焼酎。

グループ会社である「ニッカウヰスキー」のブレンド技術を取り入れています。

常圧式と減圧式で蒸留した原酒の両方を、匠の技でブレンド。

両方の良いところを集めた銘酒ができあがりました。

豊かなそばの香りを楽しみながらも、喉越しは軽快。

飲み飽きることがなく、毎日の晩酌にもピッタリ。

蔵元原材料
アサヒビール 株式会社そば・麦・米麹

長野県のそばは「信州そば」として全国的に有名。

橘倉酒造が製造する「峠」は、多くの信州そば屋が太鼓判を押すそば焼酎です。

まさに「そば通のためのそば焼酎」と言えるでしょう。

米麹を用いて発酵しているため、口当たりはなめらかで味わいは上品。

常圧蒸留を採用しており、そばの香ばしさを存分に味わえる焼酎に仕上がっています。

ボトルデザインもおしゃれで存在感あり。

蔵元原材料
橘倉酒造 株式会社そば・米麹

帰山 樽熟成

「帰山」には、「ふるさとへ帰る」という意味のほかに「酒造りの原点に帰る」という蔵元の想いが込められています。

名前の通り酒造りの原点に帰り、丁寧に造られた一品。

強烈な個性とインパクトとを持ったそば焼酎です。

これは、「ポットスチル」で減圧蒸留していることに起因。

ポットスチルは、ウイスキーなどを製造する際に使用する装置。

原料の風味を存分に抽出できるので、酒質が個性的になるのが特徴です。

その後、樽でじっくりと寝かせることで美しい琥珀色に。

樽熟成由来の豊かな香りに包まれながら、しっかりと余韻を楽しむことができます。

とくにお湯割りだと、より一層芳醇な香りを楽しめるでしょう。

蔵元原材料
千曲錦酒造 株式会社そば・米麹

刈干

そば焼酎の故郷、宮崎県高千穂で造られている銘酒。

選び抜かれたそばの実を使用し、仕込み水に阿蘇山麓白川水源の天然水を使用しています。

そば麹と米麹と麦麹の3つを使用しており、キレの良さと柔らかさを併せ持つ逸品。

ストレートで飲んでもクセをあまり感じません。

これからそば焼酎に挑戦するような方にも、おすすめできる逸品です。

蔵元原材料
高千穂酒造 株式会社そば・麦・米・そば麹・麦麹・米麹

すいちょう

伝統的な造り方を守り続けている千代むすび酒造のそば焼酎。

「すいちょう」とは鳥取県西部の方言で「好きだよ」という意味。

そばを80%、米麹を20%使用した銘酒です。

華やかな香りが特徴。

喉越しにキレがあるため、食事との相性もバッチリ。

枝豆や冷しゃぶ、白身魚の刺身など、あっさりした食事とよく合います。

ソーダで割るとますます華やかな香りが湧き立つため、ハイボールなどがおすすめ。

蔵元原材料
千代むすび酒造 株式会社そば・米麹

しな野

日本酒蔵として有名な千曲錦酒造のそば焼酎。

日本酒製造の技能を活かしながら、減圧蒸留によって製造されています。

そば由来の燻したような香りと、かすかな甘みが特徴。

コクを楽しむにはストレートが一番でしょう。

アルコール度数が25%あるので、強く感じるときは少しだけ加水してください。

蔵元原材料
千曲錦酒造 株式会社‎そば・米・米麹

ピッタリなおつまみ

【おつまみ1】白身魚の刺身

そばの香ばしい香りと白身魚のあっさりした感じは相性抜群。

淡麗で、喉越しがクリアなそば焼酎とよく合います

米や麦をブレンドしたものは、こういったタイプが多め。

ソーダ割りなどで、さっぱりと召し上がりましょう。

【おつまみ2】焼き味噌

そばのコクと味噌の甘さも相性良し。

そば屋では、そばを待つ時間に、焼き味噌が用意されることもあります。

そば味噌とは、味噌とみじん切りにしたネギ、揚げた蕎麦の実などをブレンドし、しゃもじに塗り焼いたもの

ただ、自宅で作る場合、蕎麦の実がなかなか手に入らないかもしれません。

そこで、スーパーなどで販売されている「そば茶」を代用。

そばの実を砕いてローストしたもので、缶を開けると、すぐにふわっと香ばしい香りがするかと思います。

このそば茶を加えることで風味のよい、焼き味噌になるのです。

以下で、レシピも紹介しておきます。

焼き味噌レシピ

1.味噌(大さじ3 )、揚げたそばの実(適量)、長ネギ(0.5本)、ごま油(小さじ1) 、砂糖(小さじ1)を用意する

2.長ネギをみじん切りにする

3.フライパンにごま油を入れて、2がしんなりするまで炒める

4.火を止め、味噌と揚げたそばの実と砂糖を加えてしっかり混ぜる

5.混ぜ終えたら、弱火にして炒める。香ばしい香りがして来たらOK

そば焼酎をおいしく飲む方法

【飲み方1】そば湯割り

そばのゆで汁で割った飲み方を「そば湯割り」と呼びます。

この飲み方だと、そばの香りが口の中でふわっと広がります。

そこへ梅干しを入れると酸味が加わり、より一層そばのコクを楽しめるでしょう。

体をしっかり暖めることもできるため、寒い時期にもおすすめです。

【飲み方2】そば茶割り

そば焼酎をそば茶で割ると、香ばしさが引き立ちます。

また、さっぱりしているので飲み飽きません。

そば茶は緑茶などと異なり、ノンカフェインなので睡眠の妨げにもなりません。

そば焼酎の香ばしさがお好きな方や、さっぱり召し上がりたい方におすすめです。

まとめ

口当たりのマイルドさと香ばしい香りが大衆に受け、瞬く間に人気となったそば焼酎。

まずは、そばの名産地として有名な宮崎県と長野県産のものから試してみるのがおすすめ。

また、そば麹や米麹・麦麹といった麹の種類や、常圧蒸留や減圧蒸留などの蒸留方法で選ぶのもあり。

白身魚の刺身や焼き味噌などと一緒に、召し上がってみてください。

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この記事を書いた人

【SAKE COMI】お酒の総合Webメディア SAKECOMIでもライターを務める
https://sakecomi.com/

バーテンダー歴13年 ウイスキーコニサーエキスパート所有
名古屋市中区錦
「PianoとWhiskyの店MaiMai」
オーナーバーテンダー

《PianoとWhiskyの店MaiMai》
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