黒霧島(くろきりしま)とは?種類・飲み方・値段を徹底解説!

芋焼酎を代表する銘柄、黒霧島。

この記事では、そんな黒霧島の特徴やバリエーション、おすすめの飲み方やおつまみを紹介します。

白霧島や赤霧島など、ほかのシリーズとの違いも解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

黒霧島とは?

焼酎イメージ1

黒霧島は、宮崎県にある霧島酒造が製造する芋焼酎です。

黒麹仕込みによる独特な切れ味、芋焼酎ならではのコクを楽しむことができます。

白麹を使うことが当たり前だった90年代の焼酎業界において、伝統製法である黒麹仕込みを採用。

黒霧島の爽やかな味わいは、芋焼酎をこれまで飲んだことのなかった世代にも受け入れられました。

現在も、焼酎業界でトップの売り上げを誇る大人気の銘柄です。

由来は原材料の「黒麹」

黒霧島の名前は原材料の「黒麹」に由来しています。

黒霧島の発売前は白麹を使った「霧島(現在の白霧島)」という銘柄が霧島酒造の主力商品でした。

歴史のある焼酎造りに回帰し、黒麹を使用した芋焼酎・黒霧島を開発。

現在は「クロキリ」の愛称で多くの消費者に親しまれています。

酒類品評会で多くの賞を受賞

黒霧島は国内外の酒類品評会で多くの受賞歴を誇っています。

主な実績は以下の通りです。

コンテスト受賞年表彰
食品ヒット大賞(日本食糧新聞社)2021年ロングセラー賞
熊本国税局 酒類鑑評会2016~2021年優等賞
インターナショナル スピリッツ チャレンジ(ISC)2019年銀賞
インターナショナル レビュー オブ スピリッツ2019年金賞

黒霧島が国内外から高い評価を受けていることが分かります。

黒霧島の特徴は?

黒霧島には2つの大きな特徴があります。

・濃厚なコクとキレのある後味
・食事に合う軽やかな味わい

【特徴1】濃厚なコクとキレのある後味

黒霧島の大きな特徴がコクとキレです。

黒麹仕込みによるキリッと引き締まった味わいを楽しめます。

それでいながらほどよい芋の旨味・甘味を感じるコク深さも両立。

黒霧島のキャッチコピーは「トロッとキリッと」です。

まさにそのキャッチを体現するようなバランスの良い味わいを楽しむことができます。

【特徴2】食事に合う軽やかな味わい

焼酎イメージ10

黒霧島はさまざまな料理と合わせることができます。

軽快な飲み口と程よいコク。

バランスの取れた味わいは、和・洋・中など多様なジャンルの料理と好相性です。

黒霧島はどんな飲み方でもその個性を残したまま味わうことができます。

割り方を変えながら食事との組み合わせを考えることも楽しみの一つ。

ボリュームのある食事にはロック、軽い前菜系などにはソーダ割りなど、好みによって飲み方を変えて楽しみましょう。

製造元「霧島酒造」の歴史

霧島酒造は1916年に宮崎県都城市で創業した焼酎蔵です。

創業当初は「霧島」という銘柄の芋焼酎を製造。

現在の代表銘柄は「黒霧島」「白霧島」「赤霧島」です。

焼酎の仕込み水には「霧島裂罅水(きりしまれっかすい)」と呼ばれる天然水を使っています。

芋や麦、米焼酎などに「本格焼酎」との呼び名を使ったのは霧島酒造が初めてです。

黒霧島はどのように生まれた?

霧島酒造を大きく世に知らしめた黒霧島が誕生したのは、1998年のことでした。

芋焼酎の品質を追求した結果、霧島酒造は伝統に回帰した黒麹仕込みの芋焼酎の製造にたどり着きました

伝統の黒麹を使いながら食事との相性を考え、「軽やかなキレ味ある芋焼酎」を目指すことに。

こうして黒麹仕込みの芋焼酎・黒霧島は1998年6月に誕生しました。

霧島

黒霧島は発売当初、宮崎県内限定で販売を開始。

従来の芋焼酎とは異なる軽快で飲みやすい黒霧島は、地元宮崎で評判となります。

手ごたえを感じた霧島酒造は九州一の焼酎消費量を誇る福岡県に販路を拡大

朝の通勤するサラリーマンに黒霧島の試飲ボトルを配るなど、ユニークな販促活動が実を結び、福岡でも黒霧島は徐々に知名度を広げます。

2000年代に入るとテレビCMをきっかけに、その抜群の飲みやすさから黒霧島は全国的にも大人気の芋焼酎となったのです。

急激な需要により、一時期は焼酎の生産が追いつかない状況もありました。

それからは増産体制を整え、今では業界トップの売上を誇る焼酎メーカーにまで成長。

赤霧島や茜霧島など、黒霧島に続くヒット商品を霧島酒造は生み出し続けています。

黒霧島の選び方

黒霧島は規格やアルコール度数が異なる多くのラインナップがあります。

黒霧島を選ぶポイントは以下の3つです。

・容量
・容器
・度数

順に解説していきます。

【選び方1】容量

黒霧島は200ml・720ml・900ml・1.8Lと幅広い規格で販売されています

どんな飲用シーンでもぴったりサイズの黒霧島があるのは嬉しいですね。

黒霧島初心者はお試しサイズの200mlを選ぶと良いでしょう。

日頃から芋焼酎を飲んでいる方は720ml・900mlがちょうど良いサイズとなります。

大人数での飲み会や黒霧島ファンの方は1.8Lがおすすめです。

【選び方2】容器

黒霧島は瓶・パック・ペットボトルの容器で販売されています。

瓶は最もポピュラーな容器

居酒屋の雰囲気を楽しみたい方や、インテリアとして焼酎の瓶を飾りたい方に向いているでしょう。

パックは軽量で持ち運びやすく、捨てる際も簡単な点がメリット。

利便性を求める方や、友人宅での飲み会などにおすすめです。

ペットボトルは200mlのみの容器で、蓋を空けてそのまま飲むことができます。

キャップ付きでいつでも自由に飲めるので、キャンプや旅先などのシーンで活躍するでしょう。

【選び方3】度数

黒霧島は25度と20度の度数があります。

25度の黒霧島はしっかりとした飲みごたえが特徴です。

20度の黒霧島は穏やな風味が感じられる軽快な仕上がり

好みや焼酎に慣れているによって度数を選んでみてください。

ちなみに、黒霧島の地元である宮崎県では20度の焼酎を飲む風習が根付いているようです。

黒霧島のラインナップ

ここから、黒霧島のラインナップをご紹介。

容量・容器・アルコール度数などを違いを参考に、自分に合った黒霧島を選びましょう。

黒霧島 25度 720ml 瓶

黒霧島 25度 720m
容量:720mlアルコール度数:25度
容器:瓶定価(税抜):996円

黒霧島 25度 900ml 瓶

黒霧島 25度 900ml
容量:900mlアルコール度数:25度
容器:瓶定価(税抜):924円

黒霧島 25度 1.8L 瓶

黒霧島 25度 1.8L
容量:1.8Lアルコール度数:25度
容器:瓶定価(税抜):1,724円

黒霧島 25度 900ml パック

黒霧島 25度 900ml パック
容量:900mlアルコール度数:25度
容器:パック定価(税抜):1,705円

黒霧島 25度 1.8L パック

黒霧島 25度 1800ml パック
容量:1.8Lアルコール度数:25度
容器:パック定価(税抜):905円

黒霧島 25度 200ml ペット 

黒霧島 25度 200ml
容量:200mlアルコール度数:25度
容器:ペットボトル定価(税抜):238円

黒霧島 20度 900ml 瓶

黒霧島 20度 900ml
容量:900mlアルコール度数:20度
容器:瓶定価(税抜):810円

黒霧島 20度 1.8L 瓶

黒霧島 20度 1.8L
容量:1.8Lアルコール度数:20度
容器:瓶定価(税抜):1,504円

黒霧島 20度 900ml パック

黒霧島 20度 900ml パック
容量:900mlアルコール度数:20%
容器:パック定価(税抜):800円

黒霧島 20度 1.8L パック

黒霧島 20度 1.8L パック
容量:1.8Lアルコール度数:20度
容器:パック定価(税抜):1,484円

黒霧島 20度 200ml ペット

黒霧島 20度 200ml
容量:200mlアルコール度数:20度
容器:ペットボトル定価(税抜):210円

白霧島や赤霧島との違いは?

焼酎イメージ3

黒霧島と似た商品に「白霧島」「赤霧島」などがあります。

これら商品にはどんな違いがあるのでしょうか?

違いはズバリ、製法や原材料の差です。

使用する麹の種類や、さつまいもの品種が変わることによって、焼酎の味わいは大きく変化します。

霧島酒造が製造する商品について、製法と原材料の違いを以下にまとめました。

銘柄芋の品種特徴
黒霧島黒麹黄金千貫【白芋】コクとキレ味
白霧島白麹黄金千貫【白芋】やわらかな風味
赤霧島黒麹紫優【紫芋】上品な風味
茜霧島黒麹玉茜【オレンジ芋】フルーティー

麹の違い
黒麹・・・どっしりとしたコクを生み出す
白麹・・・シャープで柔らかな味わいを生み出す

芋の品種の違い
黄金千貫(コガネセンカン)・・・白芋。ふんわりとしたやさしい香りと甘味が特徴。
紫優(ムラサキマサリ)・・・紫芋。ワインのような上品な香りが特徴。
玉茜(タマアカネ)・・・オレンジ芋。南国フルーツを思わせるトロピカルな香りが特徴。

黒霧島と他の銘柄との違いは原材料によるものです。

気になる方は霧島シリーズの飲み比べを楽しんでみてはいかがでしょうか?

白霧島

白霧島 900ml

ふわりとした芋の風味が楽しめる芋焼酎です。

霧島酒造の創業当時から販売している「霧島」をリニューアルした商品です。

白麹仕込みの優しい甘味があり、ほっこりとするような飲み心地があります。

黒霧島よりもマイルドな芋焼酎を飲みたい方におすすめです。

芋の品種
白麹黄金千貫

赤霧島

赤霧島 900ml

紫芋を使った気品ある芋焼酎。

赤ワインを思わせるようなフルーティーな香りがあります。

芋の甘味と華やかな香りが絶妙にマッチ。

チョコやバニラアイスなどデザートとぜひ合わせてみてください。

芋の品種
黒麹紫優

茜霧島

茜霧島 900ml

フルーティーで華やかな香りの芋焼酎です。

色鮮やかなオレンジ芋と、独自開発した花酵母を使用。

桃やオレンジなど南国フルーツを思わせる香りを楽しめます。

華やかな香りを堪能するにはワイングラスで飲むのがおすすめです。

芋の品種
黒麹玉茜

黒霧島のおいしい飲み方

【飲み方1】ロック

焼酎イメージ2

ロックは黒霧島の特徴であるコクとキレとぴったり合う飲み方です。

味わいが薄まり過ぎないので、トロリとした濃厚な芋の風味を楽しめます。

氷によって冷やされた焼酎はのど越しがより爽やかに。

濃いめの味付けの料理はぜひロックの黒霧島と合わせてみてください。

【飲み方2】ソーダ割り

焼酎イメージ5

ソーダ割りは黒霧島の切れ味をさらに際立たせる飲み方です。

炭酸によって立ち上がる芋の風味と、フレッシュで爽快な甘味を楽しむことができます。

ハイボールやサワー好きな方にぜひおすすめ。

「黒ッキリボール」として霧島酒造も推奨している飲み方ですので、ぜひ一度お試しください。

【飲み方3】お湯割り

お湯割りは黒霧島の芋の風味を引き立てる飲み方。

温度が上がることにより、芋の甘味や香りがふわりと広がります。

温かい鍋物と合わせるときや、ゆったりお酒を楽しみたい晩酌タイムにおすすめです。

美味しいお湯割りを作る秘訣は、「お湯が先・焼酎が後」なので覚えておきましょう。

【飲み方4】水割り

焼酎イメージ4

水割りはどんな焼酎にも適した人気の飲み方です。

黒霧島の味わいが和らぐことで、するするとのど越しがよくなります

焼酎が苦手な方はまず水割りから試してみてはいかがでしょうか。

水割りはどんな食事とも合わせやすい万能な飲み方なので、困ったときは水割りをお試しください。

【飲み方5】ストレート

黒霧島の地元宮崎ではポピュラーな飲み方であるストレート。

芋焼酎本来のコクや風味を存分に楽しめる飲み方です。

しっかり冷やせば爽やかに、常温で飲むことで深いコクを味わうことができます。

アルコール度数が高いのでチェイサーを忘れずに。

黒霧島に合わせたいおつまみ

【おつまみ1】お刺身

焼酎イメージ9

キリっとした切れ味の黒霧島はお刺身と相性抜群。

芋の風味が抑えられた黒霧島は、さながら日本酒のようにお刺身にぴたりと寄り添ってくれるのです。

お刺身に使う醤油は九州地方の甘い醤油がより黒霧島に合うでしょう。

良く冷やした黒霧島をストレートかロックで合わせるのがおすすめ。

【おつまみ2】さつま揚げ

さつま揚げ

九州名物の一つであるさつま揚げ。

芋焼酎の本場である鹿児島産のさつま揚げは、黒霧島ともぴったり合います。

生姜醤油をたらしたさつま揚げを、黒霧島のお湯割りでいただくのがおすすめ。

さつま揚げにもいろいろな種類や食べ方があるので、ぜひ自分の好みの組み合わせを探してみてください。

【おつまみ3】地鶏の炭火焼き

地鶏炭火焼

地鶏の炭火焼きは黒霧島のソーダ割りとぜひ合わせたい宮崎グルメ。

芋の甘味が鶏肉の旨味を引き立て、爽快な炭酸が脂を切って次のもうひと口をおいしくさせます

ソーダ割りだけでなくすっきりとした水割りもおすすめです。

【おつまみ4】餃子

餃子

餃子と黒霧島は霧島酒造がおすすめする組み合わせ

霧島酒造が行った「味覚センサー」を使った調査によると、黒霧島と餃子の相性はなんと98.8点。

特に爽やかな飲み口のソーダ割りが餃子とぴったり合うとのこと。

メーカーイチ押しの組み合わせを、ぜひ試してみてください。

黒霧島はコクと切れ味抜群の人気芋焼酎!

黒霧島はキレとコクが抜群の芋焼酎です。

すっきりとした飲み口があり、芋焼酎が苦手な方にもおすすめ。

黒霧島を選ぶときは容量・容器・アルコール度数の違いに注意しましょう。

ロック、ソーダ割り、お湯割りなど、さまざまな飲み方でおいしくいただける、柔軟性の高さもポイント。

さつま揚げや地鶏の炭火焼など、とくに九州料理と黒霧島を組み合わせて楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

【JSA認定 SAKE DIPLOMA】業務用酒販店勤務。酒屋の立場で様々なお酒を飲んだり、メーカーやインポーターと会話をし最新情報を収集しています。醸造酒全般に詳しくその中でもクラフトビールを愛でている。

お酒の総合Webメディア SAKECOMIでもライターを務める
https://sakecomi.com/

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