小正醸造  「お神酒造り」から始まった焼酎製造

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日置八幡神社の「鶴」にちなむ銘柄

 小正醸造は、1883年(明治16)年、鹿児島県の中央部に位置する日置(ひおき)市で創業。小正家は代々、日置八幡神社に奉納するお神酒造り(米焼酎)を担ってきました。神社には、木彫りのツルが保管されており、同社の代表銘柄「コヅル」もそれにあやかっています。

日置八幡神社に保管されているツルの木彫り

 創業から約140年。現在は、「喜びを共に創る」を経営理念に掲げ、「業界の常識にとらわれない自由な発想」で商品開発に励んでいます。

日本初の樽熟成米焼酎 「メローコヅル」

 1957(昭和32)年には、2代目の小正嘉之助氏が、6年間貯蔵を行った日本初の樽熟成焼酎「メローコヅル」を発売しました。当時、「低俗な飲み物」とされてきた焼酎の 地位向上を図るべく、ウイスキーやブランデーと同じ蒸留酒である焼酎も、樽熟成を行えば さらにおいしくなるとの信念から生まれた商品でした。「メローコヅル」は多くの人々に愛され、海外でも高い評価を受けました。

 発売から 60 年を経た 2017 年、長年の樽熟成の経験で培った技術をウイスキーで具現化すべく、ウイスキー製造免許を取得し、ウイスキー蒸溜所「嘉之助蒸溜所」を設立しました。日本発の蒸留酒を世界に広めるべく、挑戦を続けています。

 今年5月には、樽熟成させた「メローコヅル」を、嘉之助蒸溜所のウイスキー熟成に使用した アメリカンホワイトオーク樽でさらに後熟させた樽熟成米焼酎「メローコヅル 嘉之助カスクフィニッシュ 2022」を3000本限定で発売しました。ウイスキーの持つ甘味とこくがあり、重厚な味わいが楽しめます。

樽熟成米焼酎「メローコヅル 嘉之助カスクフィニッシュ 2022」

世界初のノンアルコール焼酎「小鶴ZERO」

 2011年には、本格焼酎メーカーとして初のノンアルコール焼酎「小鶴ZERO(ゼロ)」を発売。ノンアルコールでありながら、鹿児島産「黄金千貫」の豊かな香りを楽しめます。

 2009年に大手ビールメーカーがノンアルコールビールを発売。以後、各メーカーでノンアルコール商品が次々と発売され、小正醸造も開発に励みました。アルコールが苦手な方や、ハンドルキーパーなど「飲みたくても飲めない人」のために、うれしい商品です。糖質・カロリーもゼロなので、健康に気を使う方にもお勧めです。

ノンアルコール焼酎「小鶴ZERO」

夏限定の焼酎「ひめあやか」 

 同社の夏限定商品として人気なのが、「ひめあやか」。2014年に発売され、原料のサツマイモ品種と同じ名を冠した商品です。ひめあやかは小ぶりで肉質に粘りがあり、病害に強いなどの特徴があります。

 今年4月には、リニューアルした商品も登場。芋焼酎、米焼酎など3種の原酒をブレンドしており、割り水によって20度に調整。キレの良いのど越しが特徴です。ラベルには青空とヒマワリが描かれており、暑い夏の食卓を華やかに彩ってくれるでしょう。

夏限定商品「ひめあやか」

お問合せ先

小正醸造株式会社

電話番号 099-292-3535

小正醸造株式会社
小正醸造株式会社 焼酎といえば鹿児島。鹿児島といえば焼酎。小正醸造株式会社は、鹿児島県日置市にある創業明治16年の焼酎・蒸留酒の蔵元です。日置蒸溜蔵では、本格焼酎「さつま小鶴」「赤...
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高千穂酒造│宮崎│本格焼酎│リキュール│ 高千穂酒造は日本神話・天孫降臨の地、宮崎・高千穂で明治35年に創業した本格焼酎の蔵元。地元に愛されて一世紀。個性ある本格焼酎を造り続けています。
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