【徹底解説】焼酎の乙類とは?甲乙の違い、乙類の魅力、おすすめ銘柄まで紹介!

焼酎の種類を分ける「甲類」と「乙類」。

中でもその個性的かつ魅力的な味わいが多くの焼酎愛好家を虜にしているのが乙類焼酎です。

そこで当記事では皆さんの乙類焼酎への理解が深まるよう、その魅力やおすすめ銘柄を甲類と比較しながら分かりやすく紹介していきます。

目次

焼酎ってそもそも何?

まず、甲類や乙類の説明に入る前にそもそも焼酎とはどういったお酒を指すのかおさえておきましょう。

酒税法による焼酎の定義
A.連続式蒸留機で蒸留、アルコール分36度未満。
B.単式蒸留機で蒸留、アルコール分45度以下。
このいずれかに当てはまり、ウイスキー、ウォッカ、ラム、ジンなどに該当しないもの。

何やら専門用語らしき「単式蒸留器」や「連続式蒸留機」といった堅苦しい言葉が並んでいますが、分かりやすく後述するので安心してください。

とりあえずここでは、「蒸留という技術を用いた日本で造られる蒸留酒で、他の欧州の蒸留酒とは違うもの」と理解していただいて大丈夫です。

甲類と乙類の違いとは

焼酎の定義を踏まえた上で、何やらAとBに区分されているのがお分かりいただけたかと思います。

ここがよく巷で耳にする「甲類」「乙類」という焼酎の種類の違いとなります。

甲類や乙類と聞くと「甲乙つけ難い」という言葉があるように、いかにも優劣があるのかと思ってしまいますよね。

しかし、これは焼酎に関しては全く関係ありません。

むしろ、乙類の方が世間一般で語られる機会が多く、価格も高くなる傾向にあります。

こうした両者の違いを明確にする最も重要なポイントは、定義にも記載のあった「連続式蒸留機」と「単式蒸留機」という製法の違いです。

また、製法に加えて「原料」の違いも同時におさえておくと、後の乙類焼酎への理解も深まりやすいので一緒に見ていきましょう。

【違いその1】蒸留法

甲類と乙類を分ける上で最も重要なのが製法による違いです。

各製法の違いを見ていく前にまず、そもそも蒸留とはどういった事を指すのか簡単に説明しておきます。

【蒸留とは】
「液体」の物質を熱して一度『気体』にし、その後冷やして再び「液体」に戻すこと。
アルコールの沸点は78.3℃、水は100℃のため、蒸留酒造りではこの沸点の差を利用。

ワインを蒸留するとブランデー、ビールを蒸留するとウイスキーというのを一度は耳にしたことがあると思います。

蒸留を行うことで水分とアルコールを分離し、アルコールのみを効率的に獲得できるため蒸留酒ではアルコール度数が高くなります。

蒸留の仕組みをおさえた上で、次に蒸留法の違いついてみていきたいと思います。

甲類:連続式蒸留機

甲類では連続式蒸留機が用いられます。

そのため、先ほどの酒税法による定義上では「A」に該当し、別名「連続式蒸留焼酎」ともいわれます。

連続式蒸留機とはその名の通り、連続的に蒸留を行える装置を用いて醸造を行います。

ウイスキーでいうグレーンウイスキーに用いられているものですね。

蒸留の度に芳香成分等が飛び、より純度の高いアルコールとなるため色調は無色透明、クリアな味わいのものが出来上がります。

乙類:単式蒸留機

乙類では単式蒸留機が用いられます。

先ほどの酒税法定義上では「B」に属し、別名で「単式蒸留焼酎」や「本格焼酎」といわれます。

【本格焼酎とは】
「本格焼酎」は乙類焼酎に限られる呼称ではありますが、全ての乙類がこれに該当するわけではありません。
指定の原料と麹、水以外の添加物を一切加えないなどの厳格な基準があります。

単式蒸留機とは、連続式蒸留機よりも前に生まれた伝統的な製法。

ウイスキーでは個性あふれる風味のモルトウイスキーに用いられます。

連続式とは異なり、一度しか蒸留を行わないため原料本来の特徴が色濃く反映されるのが最大の特徴です。

両者の製法の違いを踏まえた上で、さらに理解を深めるため「原料」の点でもみてみましょう。

【違いその2】 原料

それでは甲類と乙類の原料の違いをみていきましょう。

甲類:糖蜜や糖水

甲類では糖蜜(サトウキビ)や糖水を発酵・蒸留したクルードラムが近年は主流となっています。

また、その他一定の穀類(麦や米)が使用されることもあるため、その利用幅が広いのも特徴。

ただし、連続蒸留機によって結果的に原料の風味はとんで純度の高いものに仕上がるため、なるべく低コストの原料が採用されます。

乙類・・・主流は、芋・麦・米

焼酎乙類の主流の原料はなんといっても芋・麦・米です。

そのためよく目にする芋焼酎、麦焼酎、米焼酎は全て乙類に分類されます。

また、清酒粕や黒糖から造られるものや、その他政令で定める物品(栗、胡麻など)を用いた場合も乙類に分類され、こちらも原料の幅は広くなっています。

こうして比較してみるとわかる通り、使用できる原料の点においては両者に大した差はありません。

実際に、甲類焼酎の人気銘柄である「JINRO」では米や麦を原料として造られているため、原料だけでは一概に言えません。

やはり、違いに大きく影響するのは先ほど紹介した蒸留法となります。

さて、それではここで一度、甲類と乙類の違いについて簡単にまとめを行いましょう。

このポイントさえおさえていただければ、次に紹介する乙類の理解もさらに深まると思います。

まとめ【甲類】
①焼酎甲類は連続式蒸留機を用いて造られている
②製法上、アルコール純度の高いクリアな仕上がりとなる
③梅酒などの果実酒造り、酎ハイやサワー、カクテルの割りものとして使用される

まとめ【乙類】
①焼酎乙類は単式蒸留機を用いて造られている
②製法上、原料の個性ある香り、味わいが残る
③よく目にする芋焼酎、麦焼酎、米焼酎も乙類に該当
④本格焼酎が近年一般的な名称(※本格焼酎を名乗るための厳密な一定の規定がある)

焼酎乙類の理解を深める

甲類と乙類の違いを踏まえた上で、ここから当記事のメインテーマである乙類について深掘りして解説していきたいと思います。

まずは、焼酎乙類で圧倒的人気を誇る3つの原料である芋、麦、米について。

次に、焼酎乙類の品質に大きな影響を与える「熟成」について紹介していきます。

その後のおすすめ銘柄紹介にも関わるポイントですので、分かりやすく丁寧に解説していきます!

原料

甲類とは違い、乙類の特徴はなんといってもその個性あふれる味わい。

それを生み出すのが前述した「蒸留法」と「原料」です。

その中でも原料の果たす役割は大変重要で、大方の好みはここで分かれると言っても過言ではありません。

そのため、ここでは乙類の大半を占める主要原料の3つに加え、最近目にする機会も多いその他の原料も合わせてその概要や味わいの特徴を紹介していきます。

【原料その1】芋

さつま芋を原料して造られる焼酎が「芋焼酎」

クセのある独特な風味のものが多いため、好き嫌いがはっきり分かれやすい焼酎とも言えるでしょう。

しかし、芋特有のまろやかなコクやほのかな甘味は同時に多くの焼酎愛好家を虜にしています。

また、中には芋独特のクセが控えめでフルーティーで華やか、果実を思わせるものなど、そのスタイルの幅の広さも特徴の一つです。

飲み応えあるお酒が好きな人、クセのある風味が好きな人におすすめです。

さつま芋以外の芋を用いた場合
芋焼酎は「さつま芋」のみが原料として認められていますが、もしその他の芋を使った場合はその芋名が焼酎名となります。

・じゃがいも→じゃがいも焼酎
・里芋→里芋焼酎

【原料その2】麦

麦を原料に造られるものが「麦焼酎」

軽く焙煎したような麦の香ばしさとすっきりした口当たりが多くの人に支持されています。

また、同じ原料を用いるウイスキーのように、樽で長期間の熟成を施すことで麦と樽の風味が相まり、大変魅力的な味わいを見せてくれます。

ウイスキーやブランデー好きな方におすすめです。

【ウイスキーとの発酵過程の違い】
ウイスキーと麦焼酎では使われる大麦は同じ二条大麦。
しかし、両者の大きく異なる点は「糖化方法」です。
麦焼酎では麹を用いるため、麹の種類によって味わいに大きな違いが見られます。

・ウイスキー →大麦を発芽させて麦芽にし、その酵素によってデンプンを糖化。
・麦焼酎→ 麹を用いた酵素によってデンプンを糖化。

【原料その3】米

お米を原料に造られるものが「米焼酎」。

軽快な口当たりと口中で豊かに広がる米の旨味が最大の魅力です。

同じくお米を原料にして造られる日本酒とは違った、アルコールによる全体のボリューム感や辛味。

日本酒と比べ、精米歩合が低いことによって米本来の旨味が色濃く反映されているのは米焼酎ならではの魅力でしょう。

【精米歩合】
精米(玄米から表層部を削ること)をして残った白米の割合を%で表したもの。

・飯米、米焼酎→90%
・日本酒→30〜70%

【原料その4】その他

芋、麦、米を筆頭に、49品目が原料として幅広く認められている点も焼酎の魅力の一つです。

その中でも注目なのが「蕎麦」「しそ」「胡麻」です。

国内の鑑評会ではもちろん、国外からも高い評価を得ています。

なかなかお店で目にする機会は少ないかもしれませんが、その品質は代表原料と比べても全く引けを取りません。

単式蒸留機による「原料の個性を残す」という特性があるからこそ、乙類ではこうしたバラエティ豊かな味わいが楽しめます。

熟成

焼酎甲類と比べ、熟成による特徴を帯びるのも焼酎乙類の魅力です。

中でも代表的な3つの熟成方法があるので、それぞれの特色を見ていきましょう。

ステンレスタンク貯蔵

最も一般的な熟成貯蔵方法がこちらの「ステンレスタンク貯蔵」です。

容器から余計な風味が抽出されることがないため、焼酎本来の味わいを活かしたい時やクリアな味わいを求める際に重宝します。

また、温度管理や衛生管理が容易いのも多くの蔵元で採用される要因の一つでしょう。

樽貯蔵

熟成と聞いておそらく多くの人がまず思い浮かべるのが「樽貯蔵」ではないでしょうか。

ワインやウイスキー同様、一定数の乙類焼酎も樽を使った熟成が施されます。

用いられる樽の種類は幅広く、主にはウイスキー樽やシェリー樽といったものが焼酎造りで再利用されます。

樽は使用される度に抽出される成分も少なくなるため、ほのかに複雑味を出したい際には非常に便利な貯蔵方法といえます。

ただし、ステンレスタンク貯蔵とは違って樽の購入費用や管理コストが焼酎価格に反映されるため、比較的値段が高くなる傾向があります。

しかし、中には高級ウイスキーやブランデーを思わせる魅力的な味わいのものも多いため、買う価値は大いにあります。

かめ壺貯蔵

素焼きのかめ壺を用いた「かめ壺貯蔵」は焼酎ならではの熟成方法ではないでしょうか。

焼き物であるかめ壺を上部だけ残して地中に埋めることで自然的に温度管理が行われ、熟成が適切に進んでいきます。

また、かめ壺の表面の微小な気孔から空気流入があることや遠赤外線効果なども相まり、味わいがまろやかになり酒質が向上することでも広く知られています。

かめ壺仕込みされた焼酎にはボトルに「かめ壺仕込み」や「かめ壺焼酎」と記載があります。

見つけた方はぜひ試してみてくださいね。

【種類別】おすすめ銘柄

それでは筆者が厳選した、焼酎乙類のおすすめ銘柄を種類別に紹介していきたいと思います。

手軽に購入できるものからプレミアム銘柄と呼ばれる人気なものも含めて選んでいます。

ぜひ、気になる商品があれば実際に手に取って味わってみてくださいね!

【芋焼酎】おすすめ5選

魔王

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魔王
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プレミアム芋焼酎3M(魔王、村尾、森伊蔵)の一角を担う、老若男女問わず人気なのが「魔王」。

一度口にすると芋焼酎の概念が変わってしまうほど、そのクセのない味わいにほとんどの人が驚かれます。

日本酒醸造に使われる黄麹を使用することで、いい意味で芋らしくないフルーティーで華やかな風味を醸しています。

魔王の良さを存分に味わうためにも、ストレートやロックでいただくのをおすすめします。

原料酒蔵アルコール度数
白玉醸造25度

天使の誘惑

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西酒造
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味わいのみならず、ボトルデザインやネーミングもユニークな一本がこちらの「天使の誘惑」。

特筆すべきなのは、シェリー樽とオーク樽で9年熟成した原酒をブレンドして造られている点です。

上質なウイスキーやブランデーを思わせる口当たりと複雑な風味は、さながら天使の誘惑を受けるように長い余韻へと続きます。

原料酒蔵アルコール度数
西酒造40度

霧島酒造 特別醸造 きりしま(白)

伝統と革新の蔵元が生み出す至極の一本がこちらの「特別醸造 きりしま白」。

40%というアルコール度のボリュームを感じさせないほどバランスの取れた味わいが魅力的。

まろやかで心地のいい芋の甘味が、長い余韻まで続いていきます。

また、デザインが印象的なこちらのボトルは人間国宝の井上萬二氏が監修を務めているため、贈答用としても常に人気の銘柄です。

原料酒蔵アルコール度数
霧島酒造40度

赤兎馬

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赤兎馬(せきとば)
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三国志に登場する伝説の名馬の名を冠した、ハイコスパ乙類焼酎がこちらの「赤兎馬」。

芋焼酎の原料としてトップクラスの人気を誇る黄金千貫(コガネセンガン)を厳選して使用し、シラス大地で天然濾過された上質な天然水で仕込まれています。

価格はもちろん、親しみやすいその味わいが多くの人々に愛されています。

原料酒蔵アルコール度数
濱田酒造25度

真鶴

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真鶴
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伝統的製法と職人の技術が集約されて生み出されたのがこちらの「真鶴」。

「手造り麹」「かめ壷仕込み」「木樽蒸留」といった伝統的手法を用いて丹精込めて造られていますが、これにはかなりの熟練した技術が必要となります。

熟成によって落ち着いた酒質に、厳選されたさつま芋のコクとほのかな甘味が、多くの焼酎愛好家を虜にしています。

原料酒蔵アルコール度数
万膳酒造25度

【麦焼酎】おすすめ5選

兼八

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四ツ谷酒造
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美味しい麦焼酎を飲みたい方にまずおすすめしたいのがこちらの「兼八」。

一口飲んだ瞬間から、口の中に芳醇な麦の香ばしい風味が長く余韻まで続く事に驚かれると思います。

ストレートやロック、ソーダ割りどれでも本領発揮できる、高品質オールラウンダー麦焼酎です。

原料酒蔵アルコール度数
四ツ谷醸造25度

百年の孤独

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ラテンアメリカ現代小説の代表的存在である、ガルシア=マルケスの代表作の名を冠した一本がこちらの「百年の孤独」。

ホワイトオークという本来はウイスキーなどの洋酒に用いられる樽を使って熟成が施されています。

麦本来の風味に、樽由来のヴァニラ、シナモン、ナッツといった香ばしくも甘やかな要素が加わる事で見事な味わいが実現されています。

晩酌で、チョコレートやナッツと一緒にストレートでいただくのが大人の乙な嗜みでしょう。

原料酒蔵アルコール度数
黒木本店40度

二階堂酒造 吉四六

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二階堂酒造の最高級麦焼酎がこちらの「吉四六」。

厳選されたはだか麦を100%使用し、大分の自然の天然水を用いて丹精込めて造られています。

はだか麦特有の濃厚かつ華やかな麦の風味が全面に感じられながらも、熟成によって円みを帯びた酒質が印象的です。

原料酒蔵アルコール度数
二階堂酒造25度

光酒造 夢想仙楽 長期樫樽貯蔵

スペイン産のシェリー樽で5年以上も寝かせたユニークな一本がこちらの「夢想仙楽 長期樫樽貯蔵」。

前述した「兼八」や「百年の孤独」ほどの濃厚な麦の風味ではなく、果実やスパイスといった複雑味あふれるエレガントな仕上がりとなっています。

シェリー樽で熟成した麦焼酎はどんな味わいになるのか、気になる方は試す価値ある一本ではないでしょうか。

原料酒蔵アルコール度数
光酒造40度

いいちこ

親しみやすくも磨き抜かれた味わいが大変魅力的な一本がこちらの「いいちこ」。

ロサンゼルス・インターナショナル・スピリッツ・コンペティション(LAISC)においては、麦焼酎として最高得点を獲得するなど世界でも高い評価を受けています。

ロックやソーダ割りで爽快な麦の風味をぜひご堪能ください。

原料酒蔵アルコール度数
三和酒類25度

【米焼酎】おすすめ5選

獺祭 焼酎

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獺祭
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日本酒でお馴染みの獺祭をそのままに焼酎で体現したものがこちらの「獺祭 焼酎」。

厳密には酒粕焼酎という分類になりますが、その味わいはまさに「綺麗な米焼酎」がぴったりの表現。

繊細な香りが最大限引き立つように考えられたアルコール度数など、造り手の吟味した様子がうかがえます。

日本酒の獺祭を冷酒でいただくようにぜひ、ロックにして冷やしていただいてみてください。

原料酒蔵アルコール度数
酒粕旭酒造39度

十四代 秘蔵焼酎

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十四代
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日本酒の大人気蔵元が、日本酒の醸造技術を集約させて造り上げた一本がこちらの「十四代 秘蔵焼酎」。

原料のお米には、通常の飯米に加えて山田錦といった日本酒用の酒米をブレンドし、造りでは日本酒のように低温発酵を行う事で繊細かつ華やかな香りを残しています。

焼酎の蔵元が一朝一夕では真似できない日本酒の技を活かした造りに、今後の期待が集まっています。

原料酒蔵アルコール度数
高木酒造25度

吟香鳥飼

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鳥飼(とりかい)
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吟香の名そのままに高品質な味わいを堪能できる一本がこちらの「鳥飼 吟香」。

グラスに注いだ瞬間から漂う、日本酒を思わせる吟醸香に多くの人が驚かれるでしょう。

日本酒好きの人であれば気に入る事間違いなしの米焼酎です。

原料酒蔵アルコール度数
鳥飼酒造25度

白岳しろ

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白岳
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長年愛されるデイリー米焼酎の代表格がこちらの「白岳 しろ」。

人吉盆地の清美な水と厳選したお米を用いて丹念に仕上げられており、クセがなく親しみやすい味わいとなっています。

また、スッキリしたお米の風味が飲み方によって幅広い顔を見せてくれる事も魅力の一つです。

原料酒蔵アルコール度数
高橋酒造25度

まゆり はなたれ

日本酒好きにも焼酎好きにも嬉しい、両者の技術が結集した一本がこちらの「まゆり はなたれ」。

名前の「はなたれ」とは、焼酎造りで一番最初に蒸留機からでてくる焼酎の初垂れ(はなたれ)からきています。

通常、初垂れは大変希少で全量の1〜3%ほどしか取れないところ、これは贅沢にも100%使用となっています。

さらに、原料には酒米の山田錦を精米歩合50%で仕上げた純米大吟醸酒を用いています。

「初垂れ」に「純米大吟醸酒」という焼酎と日本酒の贅沢な要素を組み合わせた、蔵元至極の一本となっています。

原料酒蔵アルコール度数
目野酒造40度

【その他焼酎】おすすめ3選

蕎麦焼酎 那由多の刻

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雲海酒造
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2016年モンドセレクション金賞受賞も納得の上質蕎麦焼酎がこちらの「那由多の刻」。

九州の雄大な自然が生み出す天然水で仕込んだ清美な原酒を、オーク樽で3年以上熟成を経て贅沢に仕上げられています。

ほのかな蕎麦の風味に、オーク樽由来の琥珀色に、香りの複雑さも相まった見事な一品となっています。

原料酒蔵アルコール度数
蕎麦雲海酒造25度

紫蘇焼酎 若紫ノ君

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宝酒造
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鮮明なしその香りを堪能したい方にはまさに打って付けの一本がこちらの「若紫ノ君」。

しその香りを残しつつも青臭さが移らないようにする事で、香り豊かながら雑味が一切なく仕上がっています。

同原料で有名な「鍛高譚」もありますが、しそのより一層豊かな香りがこちらにはあります。

特に夏場の暑い日に、ロックやソーダ割りにして気軽に楽しみたい一品ですね。

原料酒蔵アルコール度数
しそ宝酒造25度

紅乙女

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紅乙女
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麦や米麹に胡麻を加えて発酵・蒸留させた世界初の胡麻の蒸留酒がこちらの「紅乙女」。

福岡県の酒類鑑評会では軒並み金賞を受賞し、2009年のモンドセレクションでも最高金賞を獲得するなどその品質は折り紙付き。

ほのかな胡麻の香りにやさしいコクと旨味が相まっています。

胡麻タレを使った料理とのペアリングはもちろん、マグロや鰹の刺身とも相性抜群ですのでぜひお試しください。

原料酒蔵アルコール度数
胡麻紅乙女酒造25度

美味しい飲み方

いくつか皆さんが気になる銘柄はあったでしょうか?

ここでは、焼酎の美味しさを最大限引き出すためにも「焼酎の種類別の美味しい飲み方」を紹介したいと思います。

もちろん、お酒は嗜好品の一つなので各自好きな飲み方があっていいと思います。

ですので参考程度で構いませんので、「こんな焼酎にはこの飲み方が美味しいのか」と知っていただければと思います。

【飲み方1】ストレートorロック

ストレートは最も焼酎本来の味わいを楽しめる飲み方といえるでしょう。

そのため、樽熟成を施しているものや熟成年数の長いものにおすすめです。

理由は、樽由来の繊細かつ複雑な香りに加えて、長期熟成による滑らかな口当たりと長い余韻が最も感じられるからです。

そこで筆者のおすすめは、1クール目はストレートで芳醇な香りと風味を堪能し、2クール目に氷を入れてロックでいただく飲み方です。

氷を入れることでアルコールのツンとする刺激感が和らぎ、口当たりもスッキリします。

また、徐々に氷が溶けることで水割りのような柔らかな味わいも生まれ、また違う焼酎の顔が見えるのも魅力の一つです。

・ストレート→ 樽熟成、熟成年数長め
・ロック→ 焼酎全般

【飲み方2】お湯割り

他のどの蒸留酒を見渡してもおそらく、お湯割りと抜群の相性を持つのは焼酎だけではないでしょうか。

お湯と1:1で割ることで湯気と共に香りが立ち上り、香りや風味(その中でも特に甘味)がより引き立ちます。

そのため、風味豊かでコクのあるクラシックタイプの芋焼酎や、麦やお米の風味がしっかり出ているものとは相性抜群です。

また、日本食との相性がいい飲み方でもあるので、最後に紹介する「おすすめペアリング」で再び後述したいと思います。

・コクがあるどっしりタイプの芋焼酎
・麦の香り強めの麦焼酎
・米の旨味強めの米焼酎

【飲み方3】ソーダ割り

最後に紹介するおすすめの飲み方は「ソーダ割り」です。

ソーダ割りにおすすめなのは芋焼酎と麦焼酎です。

芋独特のクセのある風味も、ソーダ割りにすることで角が取れた味わいに変化します。

炭酸の泡と共にほのかに芋の風味が口の中へと広がり、爽快感あふれる味わいを堪能できるため、芋焼酎人気の飲み方の一つです。

また麦の場合も同様、写真のようにカットレモンやライムといった柑橘類を添えてあげることで麦の香ばしさと相まっていいアクセントになります。

特に夏の暑い日にはぴったりの飲み方ですね!

・芋焼酎全般
・麦焼酎全般

【種類別】おすすめペアリング

最後に紹介するのは、焼酎の種類別に合うおすすめペアリングです。

焼酎単体でも十分楽しめますが、やはり、お酒は料理と合わせてこそ両者本領発揮しますよね。

日常で気軽に試すことができるペアリングですので、ぜひ今後の晩酌の際に検討してみてくださいね!

【ペアリング1】芋のお湯割り ✖︎ 豚骨らーめん

「目には目を、クセにはクセを」と言わんばかりのペアリングがこちら。

お湯割りにした芋焼酎のまろやかで芳醇な芋の香気が豚骨のボリュームに負けるどころか、むしろ見事に調和した味わいを見せてくれます。

疲れてクタクタの1日の締めに、ぜひいかがでしょうか!

【ペアリング2】麦のソーダ割り ✖︎ 唐揚げ、地鶏の炭火焼き

ウイスキーに変わるハイボールの可能性を感じさせてくれる麦のソーダ割り。

麦の香ばしさがソーダの泡とともに引き立ち、そこにレモンを絞ると爽やかさがより一層増して脂っこい後味をさっぱりしてくれます。

唐揚げや餃子などもいいですが、特に相性抜群なのが炭火焼きや燻製といった香ばしい一品。

香ばしいもの同士、最高のマリアージュを生んでくれます!

【ペアリング3】米のロックorお湯割り ✖︎ おでん

冬には間違いなく外せないペアリングがこちら。

米焼酎は、本当に簡単に言ってしまえば日本酒を蒸留して造られたものです。

日本酒の熱燗に合う料理、例えば鍋や煮込み料理、おでんなどはそのまま米焼酎のお湯割りにしてももちろん抜群の相性を見せてくれます。

最初はお湯割りでいただき、途中で氷を入れて口当たりと味わいをスッキリさせて味変するのもいいかもしれませんね!

まとめ

原料の個性が色濃くみえ、個性的かつバラエティ豊かな味わいを堪能できる乙類焼酎。

甲類との違いや、乙類焼酎の原料別の特徴を知った上で味わうとより更に美味しく感じるのも焼酎のみならずお酒の魅力ではないでしょうか。

近年は日本酒同様、焼酎も世界で人気を博してきています。

来たる焼酎ブームに乗り遅れないよう、この際に乙類焼酎の概要や魅力をしっかりおさえておきましょう。

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この記事を書いた人

YAKUSAKE編集部 田中のアバター YAKUSAKE編集部 田中 【JSA認定ワインエキスパート】

お酒(特にワイン)とサウナが好きなフリーランススペイン語講師。
学生時代のスペイン留学中にワインの魅力に囚われる。
帰国後はヴィノスやまざきでインターンを経験し、同年にJ.S.Aワインエキスパート取得。

【My Web】スペイン語学びたい方
https://www.8pejum8blog.com/

【HOME WiNE】ワインスタートアップ会社のお手伝いもしています
https://homewine.jp/

【SAKE COMI】お酒の総合Webメディア SAKECOMIでもライターを務める
https://sakecomi.com/

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