公認会計士の山田真哉さん、中澤裕子さんによるライブセッション 福岡市が中小企業の業務効率化を支援するイベント、10/11開催
福岡市は、人手不足が慢性化している中小企業の業務効率化を支援する「バックオフィス業務効率化推進事業」に取り組んでいる。その一環として10月11日(水)、福岡市・天神のアクロス福岡イベントホールで「B.O.R23 in FUKUOKA ~加速するバックオフィスのデジタル化~」を開催。公認会計士の山田真哉さん、タレントの中澤裕子さんが登壇し、インボイス制度や電子帳簿保存法改正へのデジタル対応などについて解説する。本イベントの目的やその他の事業内容について、同事業運営事務局の瓜守敦さん(アデコ株式会社ソリューションセールス事業部事業企画部ソーシャルイノベーション課)に聞いた。
中小企業の経理・会計業務のデジタル化を後押し「バックオフィス業務効率化推進事業」

コロナ禍で停滞していた経済活動が従前に戻りつつある今、企業には生産性の向上が急務だ。さらにインボイス制度をはじめデジタル化への対応も必須になってくる。特に人手不足が深刻化する中小企業にとって、それらの業務をいかに効率化できるかが緊急の課題といえる。そんな課題を解決するために、中小企業の経理・会計業務のデジタル化をサポートするのが、福岡市の「バックオフィス業務効率化推進事業」だ。
同事業の一つ、「B.O.R(バックオフィスレボリューション)23 in FUKUOKA~」は、“誰でも分かる”をコンセプトに「デジタル化できる経理・会計業務」を周知するイベント。瓜守さんは「領収書などの紙資料の管理が煩雑化している、会計システムを導入したがうまく活用できていない、経理担当が1人で業務範囲が広い上に属人化できていない、といった悩みを抱える中小企業の方々に“デジタルを活用すれば解決できる”と知ってほしい。その気付きを与えるきっかけになれば」と話す。
デジタル化の必要性、効率化の事例を紹介し、IT導入補助金の使い方を伝授

イベントの内容は、ベストセラー書籍「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の著者で公認会計士の山田真哉さん、元モーニング娘。の中澤裕子さんによるライブセッション、専門家による相談窓口、IT導入補助金や経理業務の効率化の事例を紹介するミニセミナーなど。ライブセッションでは、10月スタートのインボイス制度、電子帳簿保存法の関係性などを分かりやすく解説する。
「中小企業ではデジタル化が先々必要になり、それには費用が必要だと承知されているのですが、費用面に関して国のIT導入補助金が使えることをご存じない場合が多いようです。このイベントではIT導入補助金の使い方や補助額についてもお伝えします。デジタル化によっていかに便利になるかも分かるはずなので、ぜひ参加してほしいですね」(瓜守さん)
開催時間は13:30~17:00。参加無料。会場参加は先着350人(福岡市内の中小企業1社2人まで)。オンラインでも参加できる(福岡市外でも参加可能)。申し込みは下記の公式サイトから。
専門家の派遣や相談窓口、オンラインセミナーを上手に活用しよう
同イベントのほかに、福岡市では多岐にわたる支援事業を展開しているので紹介しよう。いずれも無料で、参加申し込みを受け付け中だ。
●9月14日スタート…リコージャパンの専門家が対応する「200社を対象にした専門家派遣」「オンラインまたは電話による相談窓口」

●10月24日(火)開催…税理士の坂井欣典さんによるセミナー「税理士だから知っているイマドキの賢い経理術~会計システムとネットバンク等のデータ活用方法」(先着80人)。

●11月14日(火)、21日(火)…10月24日にオンラインセミナーを実施する税理士の坂井さんが少人数の対面式(福岡商工会議所ビル)にて会計システムの活用法を教える実践型の「人材育成講座」<各日午前・午後の2回コース、各コース先着20社(1社につき1人)>

瓜守さんは「福岡市の支援が受けられるこの機会を逃さず、ぜひ活用してください。デジタル化することで、より働きやすい環境が生まれてくると思います。ぜひ一歩を踏み出してもらえたら」と事業への参加、利用を呼びかける。