福岡県内の高校生と考える「ファンケル 福岡SDGs講座」がスタート
化粧品や健康食品を販売する「ファンケル」は持続可能な開発目標(SDGs)を福岡県内の高校生と一緒に考える「ファンケル 福岡SDGs講座」をスタートしました。1回目が7月22日、福岡市立福岡西陵高校(福岡市西区)で開かれ、「健やかな暮らし」のためにできることを話し合いました。

校内の会場とオンラインの同時開催で、1年生、2年生の生徒約600人が参加
未来の不安に立ち向かい目標達成へ
「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」を創業理念に掲げるファンケル。不安、不便、不満など「不」の付く言葉をなくしたいとの思いから、無添加化粧品をはじめ、サプリメント、青汁、発芽米などの製品を生み出してきました。
地球環境、社会課題など未来への不安にも立ち向かい、21年からは、若い世代と一緒にSDGsを理解、推進していこうと高校生と小学生を対象にした講座を実施しています。福岡県内で初の開催となる「ファンケル 福岡SDGs講座」には、福岡西陵高校の1、2年生が参加しました。初めに、ファンケルSDGs推進室の中川亜衣子さんが登壇し、「SDGsの17の目標に無関係な人は一人もいません」と呼びかけ。目標達成には、地球上のみんなの協力が欠かせないと伝えました。

ファンケルSDGs推進室の中川亜衣子さん
「私たちは『未来を希望に』というメッセージを掲げ、持続可能な社会を目指しています。高校生の皆さんは、これからの世界をつくる大切な世代です。ファンケル創業者の言葉に『現在は過去の結果。未来は現在の結果』というのがあります。地球の課題解決に向けて、今日から行動を変えていきましょう」
健やかな暮らしを目指し食を大切に
続いて、ファンケル機能性食品研究所の高野祐見子さんによる「食品ロス」と「栄養課題」について。世界で約8億人が飢餓に苦しんでいるという深刻な状況がある一方、年間で約13億㌧もの食品がまだ食べられるのに捨てられているとのデータを紹介しました。生徒たちはグループディスカッションで食品ロスを減らすための対策を話し合い、「料理を作り過ぎない」「冷蔵庫の中を確認してから買い物へ行く」「賞味期限が近い商品を安く販売する」などさまざまな案を発表しました。
その他、インスタント食品など安価な食品が招く肥満や無理なダイエットによる健康被害、現代人に多い新型栄養失調といった栄養課題についても学びました。

ファンケルでサプリメントの安全性調査を担う講師の高野祐見子さん
「積極的に意見交換をする皆さんの姿に感心しました。一人一人、普段からたくさんのことを感じたり、考えたりしているのでしょう。SDGsの目標は、自分には遠い話と思いがちですが、このように身近にある問題です。健やかな暮らしに向けて、私たちにもやるべきことがあると気付けたのではないでしょうか」
講座を終えて
■2年 白水夢生さん

インスタント食品が肥満や栄養不足につながると初めて知りました。忙しい日も手軽に済ませず、お弁当を作ろうと思います。
■2年 安永笙悟さん

SDGsの学びが深まりました。今、自分にできることとして、食品の買い過ぎや食べ残しをしないようにします。
■佐伯哲郎 校長

SDGsの目標から身の回りの課題を見つけ出し、解決策を考えることは予測困難な時代を生きる大きな力となります。
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