東京から福岡へ移住。ここに可能性があり、答えがある

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 九州を代表するビジネスリーダーたちが“新たな時代、新たな都市”をテーマに議論するトークイベント「NewEra, NewCity」が8月31日、福岡国際会議場(福岡市博多区)で開かれました。登壇者の1人で、クリエーターのエージェント会社「コルク」代表・佐渡島庸平さんは今年の4月に東京都から福岡市へ移住。「福岡は日本で一番良い都市」と言い切る佐渡島さんに、地方で働く意義や福岡の街の魅力を聞きました。


佐渡島庸平氏 

プロフィル
1979年生まれ。兵庫県神戸市出身。2002年、講談社に入社し、週刊モーニング編集部で「バガボンド」(井上雄彦)、「ドラゴン桜」(三田紀房)、「働きマン」(安野モヨコ)、「宇宙兄弟」(小山宙哉)、「空白を満たしなさい」(平野啓一郎)などの編集を担当。12年にクリエーターのエージェント会社「コルク」を創業。9月7日(火)、書籍「観察力の鍛え方」(SB新書)を発売。Amazonで販売中。
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もっと自分の望む生き方をしたい

―移住を決めたきっかけを教えてください。

 昨年から仕事を全てリモートワークに切り替えました。コロナ禍で社会にリモートワークが浸透し、一度も対面せずに完了するプロジェクトもあります。

 そうした中、これまで「年をとったら世界中を旅行しよう」「年をとったら地方に移住しよう」と考えていたけれど、もう今できるんじゃないかと思うようになりました。ツールはもう準備されている、あとは運用の仕方だけだと。運用方法を変えていくのは、ベンチャー企業のあり方としても重要です。もっと自分の望む生き方をしたほうがいいじゃんと、移住を決めました。

―移住先はどのように選んだのですか。

 札幌、仙台、金沢、軽井沢、千葉、鎌倉、名古屋、神戸、福岡などあらゆる候補地がありました。そこで、どこが日本で一番良い都市か頭の中でトーナメントしました。最終的に残ったのが、福岡と出身地の神戸でした。決め手となったのは、福岡の都心部と自然の近さ。

 糸島、百道浜、油山牧場、動植物園、大濠公園、志賀島、能古島など1時間以内で行けます。子どもと気持ち良く遊べる自然が近場にたくさんあり、九州各地に足を伸ばしてもいい。楽しみがいがある場所です。

桜井二見ヶ浦 写真提供:福岡市
桜井二見ヶ浦 写真提供:福岡市
もーもーらんど油山牧場 写真提供:福岡市
のこのしまアイランドパーク 写真提供:福岡市

先人たちが夢見た街で生きる

―実際に、福岡に住んでみていかがですか。

 予想以上にかなり住みやすいです。はじめは子どもが大きくなる数年間だけと考えていましたが、一生いるかもというテンションになっています。大都市なのに混雑しないし、街のサイズが程よくコンパクトで、生活や仕事をするのに快適。よく設計してあるなと感心します。

 僕は街を歩きながらオンラインの打ち合わせをするのですが、センスの良い店を多く見掛けます。特に若い人がやっている小さなカフェや植物店、美容室。このセンスの良さは、古代、大陸交易の玄関口として最先端の文化や物が行き来した名残だろうかと想像を巡らしています。びっくりするくらい種類が豊富なチャイ専門店など、東京にはない個性的な店に出合えるのも福岡ならではです。

利便性の高いコンパクトな市街地 写真提供:福岡市

―「NewEra, NewCity」を主催したソーシャル経済メディア「NewsPicks」は、全国イベントを通して「“地域性”を武器と熱に変える」ことを目指しています。福岡の強みとなる地域特性はどのような点でしょう。

 都市圏と自然が近いのは代えがたい魅力です。自然は、お金持ちがいくら頑張っても手に入れることはできません。情報や文化といった格差は努力で解消できます。オンラインは今後ますます充実していきますし、スポーツ、音楽、演劇なども地元の人が活躍できる仕組みを作る方法があります。仲間を応援するのは楽しいですよね。「NewEra, NewCity」の開催が、僕のように福岡に可能性を感じる人たちの行動を起こすきっかけになったらうれしいです。

「NewEra, NewCity」のプレミアムセッションに登壇

―福岡の人が当たり前に感じることこそ、特性になりえそうです。

 一つだけ疑問なのが、福岡の人たちの「東京志向」です。東京と比べる必要はないし、行政の挑戦的な取り組みなどは他の地方都市とも全然違います。どうすればアジアの中でナンバーワンになれるか考えるほうが賢明ではないでしょうか。

 福岡の人にとって重要なのは、答えは「ここにある」ということ。可能性はここにあるんです。この街が快適で、便利なのは偶然ではありません。現在の街の風景は、かつての為政者たちが描いた未来です。政治家や企業家が理想の街を夢見て、力を尽くしてきた結果であり、そのまなざしの正しさ、素晴らしさに圧倒されます。

 当時は理解されなかったり、支援する人たちとの間に友情が芽生えたり、さまざまな物語が生まれたでしょう。歴史を含めて、街づくりに貢献した人々の偉業を再評価し、その思いを若い世代に継いでいくことは、福岡の街のアップデートにつながるはずです。

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