車いす競技中高生チャレンジ キッズスポッチャ‼競技用車いす体験会

車いすで駆け抜けよう! 子どもたちが走る喜びを体感

 みんなで楽しくスポーツにチャレンジしよう!NPO法人「はぁとスペース」(福岡市東区)が主催する「キッズスポッチャ!! 競技用車いす体験会」が5月22日、福岡市東区の雁の巣レクリエーションセンターで開かれた。福岡、宮崎、山口から11人が参加。晴天の元、風を切って走る楽しさを実感していた。

 「障がい者も健常者も一緒に楽しく生活できる思いやりのあるスペースづくり」を目指すNPO法人はぁとスペースは、障がいがある子どもたちのスポーツ活動を支援。競技用車いす(レーサー)を用意して体験会や記録会を開いている。

 昨年の東京パラリンピックを機に人気が高まるパラスポーツだが、楽しめる場所や機会は限られており「初めての体験にドキドキする」と言う参加者も。3大会連続パラリンピック出場の山本浩之さんをはじめ、車いすマラソンの第一線で活躍する選手たちから、レーサーの操作方法などを丁寧に教えてもらい準備は万全。福岡医健・スポーツ専門学校の学生にストレッチの指導を受け、約2㌔のサイクリングコースへとこぎ出していった。

 手にまめをつくりながらも「楽しかった」と目を輝かせる初心者もいれば、コースを3周走り自信を深めた高校生も。疲れた表情を見せつつも、全力で走り抜いた参加者には満足げな笑顔が広がった。

 

NPO法人「はぁとスペース」
 2010年3月設立。「どんな人も幸せになれる権利がある」を活動理念とし、車いす優先駐車場のマナー啓発「ドライバーズマナーアップ運動」や飲酒運転ゼロ活動、障がい者アスリート支援事業に取り組んでいる。

参加者の声

林 優來(はやし ゆら)さん 中学1年

 手に力を入れるから指にまめができちゃったけど、とっても楽しかった。レーサーで風を切って走るのは気持ちよかった。2年前に車いすになってから、前のように体を動かすことは難しくなったけど、これなら楽しめそう。

 

増田 將志(ますだ まさし)さん 高校1年

 東京パラリンピックをきっかけに興味を持ち、車いす陸上をやりたい気持ちが強まった。元々、身体を動かすことは好きで、車いす陸上は風を感じられるのが気持ちいい。同学年や同世代の友達ができるのも楽しいですね。

 

辻野 春翔(つじの はると)さん 高校3年

 車いす陸上を始めたのは小学3年の頃。全国の仲間たちと出会え、ライバルたちの存在も励みになります。福岡マラソン車いすの部(5・2㌔)で20分切るのが目標です。今日は初心に戻り、いい練習になりました。

施設の使いやすさを確認

 心地よい汗を流した後は、雁の巣レクリエーションセンターのユニバーサルデザインチェックへ。売店やトイレなどが、車いす利用者をはじめ誰でも使いやすい作りになっているかどうかを確認し、施設の職員と意見交換した。

キッズスポッチャ!参加者募集

 「キッズスポッチャ!!」は以下の日程などで開催を予定している。参加希望者は、はぁとスペースに電話、メールで申し込みを。はぁとスペースのホームページにある「お問合せ」からも申し込みできる。

 

開催日程 2022年9月19日(月・祝)10月16日(日)

時間   10:00~12:00
場所   博多の森補助競技場(福岡市博多区)


申込み・問合せ
はぁとスペース 電話番号 092‐692‐6316

        メールアドレス heart2525space@gmail.com

はぁとスペース ホームページはこちら   

料金は大人460円

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