福岡のニュースなら【西日本新聞me】株式会社西日本新聞社 公式Webサイト
福岡
1ヵ月間無料

熊本地震の発生を受けて、7月29日(水)の朝刊を紙面ビューアで無料開放しています。こちらをクリックしてください。

ユニバーサルリレーも開催 子どもたちがレーサーで駆け抜けた記録会

2023/11/16 11:332023/11/16 11:33 更新)

 障がい者も健常者も一緒に楽しく生活できる場所づくりを目指す認定NPO法人「はぁとスペース」(福岡市東区)。その活動の一環として、子どもたちの車いす競技へのチャレンジを支援している。10月29日には福岡市中央区の平和台陸上競技場で「NTT西日本プレゼンツ キッズスポッチャ車いす陸上競技記録会」を開催した。

 障がいのある子どもたちのスポーツ活動を支援している認定NPO法人「はぁとスペース」は競技用車いす「レーサー」の貸し出しや競技指導をしている。今回の記録会には福岡や佐賀、大分、宮崎などから小中学生を中心に13人が参加。未経験者を含む参加者たちは、100㍍や400㍍、800㍍のトラック競技で声援に応えながら走り、タイムを計測した。
 好タイムを出して笑顔を見せる参加者がいる一方で、「陸上競技のトラックは弾力があって車輪の回転が重く、スピードに乗るのが難しかった」などの声も上がった。
 またパラリンピック3大会連続出場の山本浩之さんがレーサーの操作方法や競技について丁寧に説明し、指導をした。
 その後、子どもたちとボランティアの学生、NTT西日本のメンバーが参加し、4チームに分かれて競う「ユニバーサルリレー」を開催。障がいの有無に関係なく各チーム4人が二人三脚や車いすバスケットボールで使う「バスケ車」、レーサーを使ったリレーでタイムを競った。
 不慣れなレーサーに苦戦する初心者もいれば、バスケ車も器用に乗りこなす姿も。秋風を感じながら全力で走り抜けた参加者には充実感にあふれた笑みが広がった。

認定NPO法人「はぁとスペース」

 2010年3月設立。「障がい者も健常者も一緒に楽しく生活できる思いやりのスペースづくり」を目指し、車いす優先駐車場のマナー啓発「ドライバーズマナーアップ運動」や飲酒運転ゼロ活動、障がい者アスリート支援事業に取り組んでいる。 

地域と共に成長する企業でありたい

NTT西日本九州支店 右田 聖秀支店長

 NTT西日本は地域の皆さんの社会活動に貢献することで一緒に成長したいと考えています。はぁとスペースさんの活動に共感し、第1回から支援しています。レーサーを寄贈し、社員がボランティアとして参加。7回目を迎え、社員は子どもたちの成長が感慨深いと話しています。私も今回初めて競技に参加しました。夢中で車いすを走らせ、障がいがあるかどうかなど考えもしませんでした。子どもは可能性のかたまり。記録会が次へのステップとなるよう今後も支援していきます。

参加者の声

半田 悠花(はんだ・ゆか)さん(中学3年)

 初めて記録会に参加しました。少し緊張しましたが、皆さん優しく教えてくれてレーサーも運転できました。福岡マラソン車いすの部(5・2㌔)では風景を楽しみながらゴールできるといいですね。

巴山 萌南(はやま・もなみ)さん(中学3年)

 記録会ではレーサーでスピードを出せるので、いつもより風を感じられるのが気持ちいいですね。今日習ったことを生かして初挑戦の福岡マラソンでは目標の30分を切りたいです。

丸目 菜心(まるめ・なみ)さん(高校2年)

 聖火ランナーを経験して競技に興味を持ち、3月の記録会に初参加しました。練習は楽しい。初の福岡マラソンは最初の0・8㌔を5分以内に通過するルールなので緊張しますが、完走を目指します。

和気 佳汰(わき・けいた)さん(中学1年)

 待ちに待った福岡マラソンへ、やっと参加できます。初めてなので緊張もしますが、楽しみな気持ちが大きいです。今まで練習してきたことを生かして、完走を目指して全力で頑張りたいと思います!

協賛社

 

 

 

 

 

 

 

 

企画・制作/西日本新聞社メディアビジネス局